活動報告141回目

こんばんは、坂下です。

本日はお盆休み最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。坂下は遠出が出来なかったこの長期休みを嘆きつつ、枝豆ときんぴらごぼうでビールを傾けております。うめぇ……

最近は本当に「出かけても近所」が増えました。

出かけるとは本来「ここではない遠くに行きたい」という欲望の発露であって、それが封じられてしまう事は残念で仕方ありません。結果としてyoutubeザッピングやストレスがたまるだけのFPSゲームなどが上手くなりましたが、やはり遠出の快感に代替しうる物ではありません。

坂下は旅行すると必ずその土地の酒に飯、景色に触れて楽しみます。勿論海水浴場でウェーイもやった事はありますが、歴史的な建造物や戦争遺跡などあれば回って勉強するのが好きです。

ただ一番好きなのは、知らない街の細い路地でふと立ち止まる事。
何気なく狭い路地をのぞき込み、そこにある寂れた看板や家々に街の来歴を想像して悦に浸るのが大好きなんですよね。

もし僕がここで生まれていたらどういう人生を送っていたのだろう、故郷がここならばどうだったのだろうか…………友は仕事は、そして"恋"は…………

そういった「if」、「あり得た過去、あり得る現実」を妄想しつつ、名も知らぬ飯屋で酒を飲む。もうたまりませんね。

過去このブログでも取り上げましたが、コロナ鎖国が始まる前はアジア旅行をしておりました。
アジアの何がいいってこの妄想センサーが全開に出来るんですよ。本当に素晴らしい。
理由の説明は難しいんですが、どの街でもTシャツパンイチのおっちゃんが将棋打つか麻雀打つかラジオ聞いている路地が完備されてる事と気の良いおばあちゃんがやってる地元料理店がある（路面に面してて入り口全開のコンクリ打ちっぱなし）事に起因している気がします。
ああいう店で犬と戯れるおっちゃんを眺めつつ食べる朝食が最高なんです。

＊地元料理店とはこう、朝飯を変わりに作ってくれる的な店です。ベトナムで言ったら格安フォーみたいな。日本だと多分「納豆・味噌汁・だし巻き卵」、夜は「焼き鮭定食」を出すみたいな感じになると思うんですが、牛丼屋とマックとやよい軒に駆逐されましたからね…………

まあどこで想像したって結局その土地の巨乳美女と結婚するエンドになるから本当にしょうもないんですけど、
最高が最高で最高な妄想に浸りまくりで現地のビールが進む進むの進む君と化します
（絶対に結婚出来そうにない笑いのセンス）

勿論、観光はしなくても生きていけます。ただ、したときに確実に人生は豊かになる。
しかるにこれは「文化」と呼ぶべきものであるのでしょう。

ともすれば「文化が危ない、文化を生かせ」と叫ばれていた昨今、観光はgotoなどで変に贔屓され「文化を愛する方」たちからもパージを食らっているような印象を受けております。

映画を見るのも文化であるなら観光するのも文化、さっさとこの騒動を収束させて観光（と妄想）を楽しむためにも長生きしたい物です。
皆さんも何卒息災にお過ごしください。

うーん、本当はコワーキングスペースの記事にするはずだったのに…………？
（割と気に入っているのでいつか記事にしたいです）