サーチライト 2022/03/06 21:00

活動報告168回目

こんばんは。坂下です。


やっと日曜日に戻ってきました…!
*本当は土曜日だったはずでは???


最近は音声のシナリオを中心に描いているのですが
(当然討伐伝下巻の作業も並行しています。やっぱり加筆が多くなってます笑)
、なかなか面白いです。


自分で小説を書いているとき、セリフとして「登場人物の声は聞こえてくるのだろうか?」 ということはかなり強く意識して書いて来ましたが、さらにそれを極端に先鋭化させる必要があります。


ここでいう「聞こえてくるか?」 一言でいうと「キャラがぶれてないか?」になります。


このキャラはこんな語尾でしゃべるのだろうか? こんな口調になるのだろうか? はそうですが、もっと進むと「彼/彼女がこの単語を喋る場合、カタカナだろうか? 漢字だろうか?」にも繋がってきますね
(なんか登場人物のネーミングで同じ話した記憶があります。主人公の名前がマイケルでは抜けない、という話)


「おちんちん」も「おちんちん」、「オチンチン」、「オチンポ」、「おちんぽ」、「ペニス」、「チンポ」「剛直」「肉棒」「恐るべき凶器」「肉槍」とか表現技法は多数に及び、それぞれのイメージが微妙に異なっています。
「イク」も「イく」と「イグ!」「絶頂で候!」とか、伝わる意味合いは異なってくるわけです。



また、よく校正作業では「表記ゆれ」("選り抜かれた退魔戦士"と"選抜かれた退魔戦士")が指摘されますが、キャラによって場面によって異なってきます。


この場面での呼び方はどれにするか…? みたいな事で延々悩んで一日を過ごすのはよくある事なんですけど、
これ声優さんになんて伝えればよいんだろう? というのが最近の課題です笑
小説なら自分が納得すれば最悪終わりなんですが、シナリオはそうはいかない。


最近ネットで著名な比較としてなかやまきんに君とちいかわの比較があげられますが、あれを例題にすると


「やー!」→きんに君のように元気よく読んでほしい
「やーっ!」→ちいかわのように「なんとか、なれ~!」って気持ちを込めて読んでほしい。



これ、シナリオ台本で伝えるのがすごい難しいんですよ。
いや、伝えるのか? 伝えるべきなのか? 伝わっていいのか?!??!!
とかありますけど、つまりはそういうことなんです。この区別をどうにかして伝えたい。


ほかにも〈「オチンポ」表記と「おちんぽ」表記で発音変えてくれ〉なんて頼めないので、結局文全体として指定を「(ひときわあざとく)」といった感じで書くんですが、これどこまで伝わるのかな? が楽しみでもあり恐怖でもあります。



ただ、この経験は確実に小説を書いているときも戻ってくる気がします。やっぱり同じ文章を使った内容でも、形態によって違うんですね。大変参考になります。
同時並行が多すぎて恐縮なんですが、引き続き頑張ります!

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