悪堕ち作り隊 2024/03/16 23:22

【短編】ちょろっ娘怪盗ちゃん

帝国都市にて…

「待てー!」
「へへーん、待つもんか。あっかんべーっだ。」
怪盗ちゃんは今日も華麗に逃げ回る。彼女は怪盗ちゃん、あくどい貴族の館に忍び込み金品を盗む正義の窃盗犯である。
「今日も大量♪大量♪。」
怪盗ちゃんは戦利品を机に並べる。悪趣味な金の像、大きなパールが付いたネックレス、綺麗なイヤリング、他にもピアスやら何かの宝石やらを手に入れた。
「うーん、金の像は溶かして―、ネックレスはばらしてー、イヤリングは…これは私のっ♪。」
怪盗ちゃんは綺麗なイヤリングを耳に付けた。
「溶かしに行こ―。」
金の像をカバンに入れ鍛冶屋へと走る。
「やっほー、これ溶かして―。」
「なんでい、今度は何を持ってきたんで?ほう、これはいい金が手に入りそうでい。」
「でしょー、そのすばらしい像はねー…?その…すばら、すば…?像は簡単に盗れたんだよー!」
「ど、どうしたんでい、とりあえず火の中にぶち込むでい。」
「あっ!」
鍛冶屋は金の像を溶かす。怪盗ちゃんはなぜか言い表せない悲しみに包まれた。
「…うん、ありがと。報酬はまた今度ちょうだい。」
「おうっ、まかせろい。」
怪盗ちゃんは裏路地をとぼとぼ歩く。なぜ、こんなに悲しいのだろう。あれは今日手に入れたものだ。
「あのすば…すばらしい像に呪いをかけられたのかな。でも気持ちはいじられてない。…これくらいなら大丈夫でしょっ、さあ帰って宝石の選別しよっ!。」
「お嬢さん。」
「うわぁっびっくりしたー、何?おじさん、ナンパならお断りだよっ。」
「これをもらってくれんか。」
おじさんはさっきの悪趣味な像が付いた箱を持っていた。
「その像、ほしい、くれるの?ありがと!」
思っていないことが自分の口からでる。
箱を離そうとすると
「いやだ!いやだいやだ!」
大きな声をあげる。表通りを歩く衛兵に見つかることはまずいので、仕方なく家に持ち帰った。
「どうしようこれ、…箱の中身は何かなー♡。」
怪盗ちゃんは自分から発せられる声に従い箱を開ける。中には瓶が2本入っていた。
「ピンク色の方がのみたいなー♡,…わかったよ。」
怪盗ちゃんはピンク色の瓶を手にとり中の液体を飲む。どろっとしたピンク色の液体は非常に甘くて飲みづらく休憩を取りながらなんとか飲み切った。
「おいしかったー♡それじゃあ…あとは任せてね♡、…えっ?」
怪盗ちゃんは自分で身体を動かしていないことに気づいた。
声を奪われ身体も奪われた彼女に残っているのは五感だけだった。
「まずはニップルリングをつけよー♡それっ!、…痛いっやめてよぅ。」
両乳首にニップルリングがつけられると身体に異変が生じる。胸がジンジンする。しかし、身体は動かすことができない。
「触ってあげよっか♡気になるのでしょ、ちくび♡、…うぅ、おねがい、…おねがい?本当の気持ちを全部おしえてー?、…おっぱいを、ちくびを、いじって、気持ちよくしてくださぃ。…はーい♡」
偽物ちゃんは乳首をいじり始めた。乳首は、優しくなでられ、はじかれ、つねられ、盗品にあった振動する宝石をリングに付けられた。
「じゃあっ♡つぎはっ♡おまんこっ♡だねっ♡、…もうっ♡好きにしてぇ。」
偽怪盗ちゃんは乳首のバイブをいったん止めると蓋を閉じた箱を足元に置いた。
「怪盗ちゃんいっきまーすぅ♡。」乳首のバイブを再び振動させると偽物ちゃんはゆっくりと腰を落とし、まんこを像にぴったりくっつける。そして「お゛っ♡」思いっきり挿入した。思わず出た声は偽物が出したのか本物が出したのかもはや分かりようは無かった。
「お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡おほーー♡。」
ピストン運動を繰り返すにつれて偽物と本物の感情は重なる。そして、イった瞬間怪盗ちゃんは完全に偽物ちゃんと同じ気持ちになっていた。
「もっとぉ♡もっとぉ♡、…もっとしたい♡?いいよぉもっと気持ちいいことしよぉ♡。」
怪盗ちゃんは身を任せていた。偽物ちゃんの行為は私の行為、偽物ちゃんの発言は私の発言。
「おっ♡、アナルパールがあるよー♡。」
偽物ちゃんが手に取ったのは大きなパールのついたネックレスだった。偽物ちゃんはお尻の穴をいじり始める。数十秒いじると穴の中からピンク色の液体が垂れてきた。
「きたきた♡、それじゃぁいくよぉ♡」
ずぷずぷと先端の小さいパールが侵入する。入れるときの圧迫感はパールが入るごとに大きくなり最後の一粒は肛門の力を限界まで抜いてやっとだった。
「全部入ったぁ♡でもぉ、もうぬいちゃうねっ♡」
怪盗ちゃんは余韻を味わうことなく快感を押し付けれらる。
「はぁん♡もう一回してっ♡、…しかたないなー。」
再びアナルパールが挿入される。
「この圧迫感♡いいのぉ♡、…そっかぁじゃあこのままにしとくね。」
穴に刺さったパールからピンク色の液体を垂らしながら盗品を物色する。偽物ちゃんはさまざまな装飾品を身に付け着飾っていく。大好きな人に披露する乙女のそれである。
「よしっ♡これでいいかな、…?もう気持ちいことしないの♡?、…もちろんするよっ♡でも、ここじゃなくてお館でっ♡」
偽物ちゃんは箱に入っていたもう一つの瓶を飲み干すと、アナルパールを抜き取る。ピンク色の液体で濡れたそれで地面に魔法陣を書き始めた。ヒクヒクするお尻に快感を得ている怪盗ちゃんは事の重大さに気づいていない。
「できたぁ♡よーし、ご主人様♡ただいま向かいまーす♡」
魔法陣が輝き周りは真っ白で埋め尽くされる。そして…
「いらっしゃい怪盗ちゃん。」
怪盗ちゃんは金の像を盗んだ館の中に立っていた。
「僕のプレゼントはどうだった?」
「最高ですぅ♡私をこんな体にしてくれてありがとうございますぅ。」
怪盗ちゃんは太った男の前で扇情的な動きをしながら近くのベッドに座る。
「ぬふっ、よかった。」
「あんっ♡私を犯してぇ♡。」
男は怪盗ちゃんの足を持ち上げとろとろのアナルに挿入する。
「お゛っ!ぎもちいぃー♡」
怪盗ちゃんは醜い男の虜になった。その後、彼女を知る者は少なくとも平民にはいないだろう。

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