空想番外地 2024/06/30 23:30

「夢とロックとカフェインと…Lesson6」DIVER 構想ノート 中編2


「皆様、こんにちは、こんばんは、はじめましてー
 当サークルを主催しておりますナカモンですー」


「Lesson6では、前回の続きでDIVERの登場人物の紹介
 をしていきますー」


「紹介言うて、まだ主人公だけやんけ」

「ま、まぁ……それは、そうなのですが」

「まだ、これからだよね~」

「(実はまだ、登場人物の構想段階なのです……)」

「ナカモンどうした? 拾い食いでもしたか?」

「まぁまぁ、気を取り直して~いってみよ~」

主人公紹介2

「第五人格はカエデ、見ての通りのキツネ娘です」


          ~ カエデ ~

「待て! まてぇぇい! このゲームはSFちゃうんけ?
 なんで人外が出てきてんねん?」


「なんです~
 別にいいじゃないですかぁ!」


「ええことあるかい! 
 未来の日本なんやろ~ここだけ、なんで
 ファンタジーやねん?」


「ここは、ボスのいう事も一理あるよね~
 ナカモン、実は異世界ものなの?」


「いえいえ、純然なSFですよ~」

「少し説明しますと本作は、多重人格を
 取り扱ってますが、一般的には、多重人格は幼少の
 ころに受けたトラウマ等が原因だと言われています」


「ですが、それだけでは説明できないことが
 多いのですよ
 その一つが昔からある狐憑き等ですね~」


「確かに、それは説明できないね~」

「ここでは詳しく説明しませんが、多重人格の解釈に
 量子論の考えを取り入れた、全く新しい考えが
 発表されています」


「簡単に説明しますと、この宇宙には全ての生物の意識と
 記憶が集まったエネルギー体があり、ごくまれに、
 そのエネルギー体に自由にアクセスできる
 者がいるという考えです」


「そのエネルギー体は、ゼロポイントフィールド
 と呼ばれます!」


「それは、いかにもSFだね~」

「お前たちは、いったい何を言っているのだ……?」

「(なんで、標準語やねん)」

「前置きが長くなりましたが、カエデの
 紹介ですー」


「それで、このカエデなのですが見た目通りのキツネ
 いう設定ですー」


「ええ? やっぱりそうなの?」

「ここは、トンデモSF的ですがキツネと
 マリアの人格の一部が融合したような……
 そんな存在ですね」


「そして、占いが得意なのですー」

「何やねん、その取って付けたような設定は!」

「しかも、人間には無いような神秘的な
 能力も持っているのですよ!」


「ふむ、ふむ」

「驚異的な観察眼とか、異常なほどの回復能力
 とかですねー
 マリアの人間離れしたところは、彼女の能力が
 大きいですね」


「人間離れ……あはは」

「戦闘時はその神秘的な力で、チーム唯一の
 ヒーラーとして活躍します
 ですが、一番打たれ弱いですので、みんなで
 守ってあげてくださいー」


「お……おうっ!」

その他の登場人物紹介

少女A(仮):
主人公と同い年で、日本人とアメリカ人のハーフ、激しい自傷行為に至る症状を持っています。
主人公と同じアイドルグループに所属していましたが、ある殺人事件をきっかけに姿を消します。
ある日サイコ治療のため、主人公の元を訪れますが、実は恐ろしい目的を持っていました。


「少女Aの簡単な紹介です」

「マリアと同じ年ってことは、成人してんねんやろ
 少女ちゃうやんけ」


「カワイイのであれば、それは少女なんです!」

「まぁまぁ、でも少女Aって……そんな歌が昭和歌謡
 にあるよね」


「決まってなかっただけで、特に意味は
 無いのですーー」


「ですが、既に名前はあるのですよ」

「皇(すめらぎ)エリリですー」

          ~ 皇エリリ ~

「ハーフなんだね、ボクと一緒だね」

「厳密にはアリアちゃんのハーフとは、また
 違いますけどねー」


「これはアレやろ~
 ツンデレってやつやろ、ツインテの女
 は大抵そうやねん」


「何の根拠もない、法則立てるのやめてよね~」

「そうですねー
 まぁ、ツンデレというよりは……」


「メンヘラかも知れませんねー」

「ええ~
 そうなんだ~」


「そいつぁ、ヤバイ女やな~」

「詳しくは言えませんが、物語の鍵を握る
 重要なキャラだということだけは、申し上げて
 おきますー」


「次は男性キャラを二人、まとめて紹介しますー」

スミス少将:
45歳、巨大企業プレアデスの軍事顧問であり、プロジェクトVABELの責任者です。
ある目的をもって、主人公に自分の娘を送り込むことになります。

天野:
28歳、プレアデス社特命DIVERチーム主任、プレアデス大学を主席で卒業した俊英です。
アメリカ政府の要請である実験プロジェクトに参加しますが、実験は失敗しチームの中で一人だけ生き残ります。


「男なんて、どうでもええわ」

「もうっ、そんなこと言わないの……」

「こちらも、重要なキャラとなりますー
 スミス少将の娘が、少女Aことエリリです」


「少将ってことは、おエライさんなんだねー」

「本作の重要な要素となる、プロジェクト・バベル
 の総責任者という設定ですー」


「今は、主人公のマリアの前に大きく立ちはだかる
 存在ということだけ申し伝えておきます」


「この、天野というのは?」

「プレアデスという大企業の、特命DIVERチーム
 のリーダーです
 ある事件をきっかけに、チームを抜けることに
 なります……」


「この人物も、マリアに大きく関わってくる予定ですねー
 最初は、敵か味方か分からないような感じで登場します」


「DIVERとか、プロジェクト・バベルって何?
 という方は、レッスン4をお読みくださいませ」


「この二人には、画像が無いんだねー」

「イメージはあるのですが、立ち絵が決まってません」

「次や、次!」

アリス:
VR空間に存在する謎のAI、自らを不思議の国のアリスと称しダイブした者に接触してきます。
時には、主人公に力を貸すこともあったり、邪魔してきたりもします。


「アリスの簡単な紹介です」

「紹介文にある通り、彼女は人工知能なのです!」

「また、メンドクサイのが出てきたで……」

「不思議の国のアリスって、ウサギさんを追っていったら
 異世界に行っちゃったという物語だよねー」


「……そうですね」

「なんかクッキー食べると、体が大きくなったり、
 小さくなったり……
 最後は、悪い女王をシバいて終わるんだよねー」


「(なんか、断片的だなぁ)」

「アリスですー」

          ~ アリス ~

「待て! まてぇぇい! アリスと言ったら金髪で
 フリフリのドレスっていうのが定番やろ?
 なんで、黒髪で着物やねん!」


「そういうのがあっても、いいじゃないですかー」

「ボクは、いいと思うけどなー」

「コホン……(気を取り直して)
 アリスは自称がそうなだけで、突然進化した
 AIという設定です」


「それって、攻殻機動隊の人形使いとか、
 サマーウォーズのラブマシーンみたいな?」


「そ、そうですね……
 そうかも知れませんねー」


「今言えるのは、マリアたちがダイブするたびに、
 ちょっかいをかけてくる、お邪魔キャラだと
 思ってもらえれば、今はいいかなと……」


「何やねん、その歯に衣着せぬ言い方はよ!」

「ボス、その言い方って使い方が逆だよー」

「細かいことはええやろー
 そうや、叡智の方はどうしたー?」


「にゃっ……
 叡智といいますと?」


「分かってるやろ……つまりほれアレや、
 男と女が、ちちくりあったりするシーンはあんのけ?」


「いえ、今作は全年齢向けになる予定です!」

「なんやぁ……つまらんのぉ……」

「ですが、当サークルでは18R向けも企画中です
 詳細が決まったら、こちらでお知らせ致します!」


「そうならそうと、はよ言わんかい!」

「それと、今回ご紹介させて頂きました
 ゼロポイントフィールドにつきましても、どこかの
 機会に詳しく、ご説明したいと思っておりますー」


「今回は、こんな感じかなー
 ナカモンもお疲れ様ー」


「はぁっ……はぁっ……
 読んで頂いた皆様も、本当にお疲れ様でしたっ!」


「お疲れ様でしたー」



「……これにて、Lesson6は終了です!
 次回は、構想ノートの後半、ゲームの説明と、
 その他の設定について紹介いたします!
 後編をお楽しみにー」


「最後まで、お読み頂きまして、誠に
 ありがとうございましたっ!
 よろしければ、フォローして頂けますと幸いでございます!
 次回の記事でお会いしましょー」

皆様に、幸運が訪れますように……

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