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目隠しの記事 (36)

五月雨時雨 2024/05/12 20:33

嬲られた正義は名ばかりの休息へと無慈悲に縫い付けられる

視界を閉ざす黒革で作られた目隠し越しに、反抗の視線を飛ばす気力も無い。口を喉まで貫く男根を模した枷越しに、怒気を携えた唸りを放つ余裕も無い。
裸体に剥かれ、左右の肘から先を背中で重ねさせた腕をすっぽりと包んで締め上げる黒革製のアームバインダーを装着され、無理矢理に折り畳ませた左右の足を腕と同様に囲んで圧迫する黒革の器具を与えられた男はもう、拘束と戦う意思を紡ぐことさえ叶わない。
守りたくても守れない器官にされた乳首を好き勝手にいたぶられ、無防備にさらけ出された男根を容赦無く淫らに刺激され、淫薬の力を借りて強○的に弛緩させた尻穴を憎き敵達の男根で犯し抜かれた男はもはや、虚勢を張ることすらも出来はしない。
見ることとしゃべることを禁じる縛めの上から嬉々として浴びせかけられた白く粘つく精液に不快を抱く余力さえも削ぎ落とされた今の男は、精液に汚れた髪を代わる代わるに掴んで抗えぬ肉体に不安定な移動を強要する敵の男達の思い通りに運ばれるだけの存在でしか無いのだ。

「捜査員さん、もうすぐ捜査員さんの為に用意した部屋に着くぜ」
「そこに着いたら、思う存分休んで良いからな」
「おっ、もごっ……」

ただただ無言で自分を連行していた敵の男達が、不意に目的地への到着が迫っていることを笑い混じりに知らせる。それに対し、無慈悲な快楽の責め苦に心と身体を打ちのめされた捜査員の男は思わず安堵を募らせた。
そこに着けば辱めを受けなくて済む。今日はもう休ませて貰える。正義の矜持を雄としての尊厳と共に雌の至福で破壊された捜査員の男は、流し込まれた精液をだらしなく零している尻穴と自らと敵達の精液で淫蕩に輝いている萎えた男根を震わせながら、間抜けな喜びの感情を唸りに乗せて反射的に示す。
そんな滑稽な正義の姿を堪能しながら、捜査員を生け捕りにして弄んだ悪の男達は残忍に口角を吊り上げた。何も知らずに、何も分からずに嬉しがっている。その愉快極まりない捜査員を目的地である部屋へと進ませた悪達は、逆らえぬ裸体を扉から見て正面に位置する壁へと移動させ、その場所から離れられないようにさせる駄目押しの拘束を重ね始めた。

「んぅ!? もぼぉっ!?」

突然に訪れた更なる悪意の感触に捜査員が驚愕の唸りを発しても、悪達は当然手をとめない。口を満たす枷の底部分にある丸い金具を壁側にある丸い金具へと南京錠で結合し、足を伸ばせなくさせている拘束の表面にある金具達も同じように壁の金具へと南京錠で繋ぎ、胴体部分を背中で自由を奪った腕ごと黒革のベルト達を用いて壁に縫い付けた悪達は、精液を垂れ流している尻穴に押し込んだ極太のバイブという栓の底にある丸い金具と床に取り付けられた金属の板に差し込んだ太く短い金属の棒へと接続して、捜査員をさっきまで強いられていた惨めな歩行すらも不可能な状況へと追いやってしまった。
だが、悪達による非道はまだ終わらない。壁に繋がれた肉体をよじらせ、そのもがきに合わせて尻穴を抉るバイブが生み出した快感に男根を再び硬く膨らませている捜査員の無意味な試行錯誤をしばし満喫した悪達は、捜査員の肉体に想定通りの拘束がちゃんと施されている事実を共有しつつ、捕らえた正義に休息とは名ばかりの甘い○問を、延々と犯し抜かれ絶頂を続けざまに迎えさせられるさっきまでの凌○の方がまだ有情だったと思えるような地獄を、捜査員を繋いだ壁にある操作盤を弄ることで作り上げてしまった。

「むぉっ!? ふ、ふぶ、あおぉ……っ!」

壁と一体化している装置が、自身に密着する形となった乳首と男根に小刻みな振動を注ぎ出す。尻穴を最奥まで征服した偽の男根が、約十秒に一回というかすかな振動を開始して腸内にわずかな悦楽を味わわせ始める。
無論、それらの加虐では絶頂になど達せはしない。敵である悪達の辱めで過敏となった恥部はほんの小さな刺激すらも大きな快楽として受け取ってはいるが、到底射精には至れない。
絶頂には辿り着けない。もどかしい至福に苛まれながらでは、眠りに堕ちることすらも許されない。出口を奪われた悦びの牢獄に喘ぎながら自分を余計に嬲るだけの動きを身体に行わせ乳首と男根と尻穴に追加の快楽を虚しく送る捜査員の様子に目を細め頷いた敵の男達は、完全な堕落が予約された正義に背を向けつつ、別れの言葉を口々に発した。

「じゃあお休み、捜査員さん」
「明日は今日よりもきつく躾けてやるからな。それまでしっかりと休んでおくんだぞ-?」
「うぶ、ぼごおぉ! ぶぁ、ふぶ、あみゅぅぅぅ……っ!!」

行かないで下さい。枷に遮られ不明瞭となっていても内容が分かる屈服の唸りを無視しながら、悪の男達は捜査員を淫獄に突き落とした部屋を施錠し、扉越しに廊下へと響く絶望色の絶叫を耳にしつつ、為す術無く淫猥に壊されるだけの存在となった正義を残してその場を去っていくのだった。

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五月雨時雨 2024/05/11 19:38

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五月雨時雨 2024/05/09 20:52

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五月雨時雨 2024/05/08 20:02

残酷な男は無様なおねだり達を眺めつつ淫らな判断を行う

新たな拘束と苦悶を与えられ、幾ら騒いでも外部に声の届かない地下空間へと二人きりで置き去りにされた。
そんな屈辱の状況をもたらされた男達は、すぐ近くにいる仲間と唸りで励ましを送り合いながら事態の打破を求めての足掻きをひたすらに繰り返していた。
反対の肘を手の平で包んでいるかのような状態を背中側で腕に強いる黒革製のアームバインダーと格闘し、左右の足首から太ももの付け根までを一まとめにしてきつく締め上げる黒革のレッグバインダーを耳障りに軋ませながら、男達はそれぞれ別の細長いベッドへと黒革製のベルト達を用いてうつ伏せに縛り付けられた裸体をじたばたともがかせつつ地獄からの脱出を図っていた。
しかし、その行動は自分達はどう頑張っても逃れられはしないという無慈悲な現実を改めて自らに思い知らせる結果を引き寄せるだけだった。
幾ら力を込めても、手足を縛める黒革は外れない。黒革製の目隠しを装着され、男根を模した枷を喉近くまで噛まされ白い枕に顔面を埋めさせられた頭部を揺らめかせながらなりふり構わずに暴れても、男達は自分をベッドの天板へと縫い付けるベルトを一本たりとも振り払えはしない。
そんな八方塞がりの状態に置かれた男達に残された道は、憎き敵達の手で暴かれはしたなく育てられた恥部を嬲る苦しみに為す術無く蝕まれる道のみだ。

「んぅぅーっ! ふっ、ぶむうぅ……っ!!」
「むっ! ぶぎゅぅぅぅっ!!」

ベッドに括り付けられ、身悶えさえも満足に行えなくされた男達が裸体をくねくねとよじらせながら地獄の緩和を試みる。拘束からの脱出を諦める程に甘く追い詰められた男達が、自らの腹部とベッドに挟まれた男根に恥を捨てて摩擦を送り快楽を一生懸命に生成する。
だが、地獄は一切和らがない。当然だろう。二人の男を追い詰め無様に狂わせているのは、だらしなく緩みみっともない開閉を天井に向かって晒している尻穴なのだから。

「んもっ、も、ごぼおぉ……っ!!」
「ぶっ、ぼもぉぉーっ!!」

敵達から教え込まれた雌の悦楽の虜とされた男達の尻穴は、淫らな加虐が存在しない状態を嫌がり快感が欲しいとしきりにねだっている。腸内を奥深くまで苛烈に掘削される至福に堕ちた尻穴は淫靡に開発された肉の一つ一つを気が狂いそうなくらいに疼かせながら犯されたいという願望を持ち主である男達に訴えかけている。
無論、手足を縛められた男達にその願いを叶える術は無い。ヒクヒクと震えながら快楽を請うている自分の穴を慰めたくても、男達は尻穴への刺激無しでは射精に達せなくなった男根を虚しくいたぶることしか出来ない。
捕らわれ、躾けられ、堕ちた穴を自力で満たす手段を没収された男達が救いを手に入れるには、自分達を縫い付けたベッドの間へと約一時間ぶりに立った敵の男が要求する痴態を捧げるしか無いのだ。

「二人共、ただいま。それじゃあ早速おねだりタイム行ってみようか。俺から見て上手におねだり出来た方から、このバイブをケツに入れてイかせてやるからな」
「んっ! んぶっ、ふぶぅっ!!」
「もっ、もごっ! あぶぅぅっ!!」

敵の男は、片方にしか慈悲を認めないとは言っていない。仮に負けても最後には尻穴への慈悲を注いでやると遠回しに告げている。
けれど、男達は拘束に許された範囲で尻肉を踊らせながら己の淫靡さを競い合っている。仲間が尻穴への加虐を謳歌する時間も待てない程に欲望を肥大化させられた男達は、無我夢中で尻肉を前後左右に振り乱しながら、男根型の淫具で自分の尻穴を先に貫いて辱めて欲しいと主張する。
その滑稽極まりない切羽詰まった主張のダンスを満喫しながら、悪の男は一本だけ持参したバイブを二人に見えない位置でからかうように左右に動かしつつ、どちらのおねだりがより上手であるかを、どちらの尻穴に淫蕩な慈悲を先に恵んでやるかを、厳正に判断していた。

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五月雨時雨 2024/05/06 20:55

捉えられた男根は真逆の反応を示しつつ淫らに嬲られる

左右の腕は、自らの胴体の前で交差させられた状態から抜け出せない。左右の足は、隙間無く密着させられた形から離れられない。
黒革で作られた衣装に裸体をすっぽりと包み込まれ、その衣装に仕込まれた拘束の機構によって両手両足の動きを大きく制限された無様な男は、外気に触れることを許された数少ない器官である鼻を情けなく鳴らし男根を間抜けに振り乱しながら、脱出を求めての足掻きを無意味に繰り返し続けていた。

「んっ、んぐぅっ! ぶっ、ぶむうぅ!!」

頭部を囲う黒革のマスクのせいで、周囲の様子を伺うことは出来ない。マスクの内側に突き出た棒を噛まされているせいで、正常な言葉を紡ぐことも許されない。両肩の部分に取り付けられた丸い金具と地下室の天井に打ち付けられた金具を遊び無く結ぶ長く太い鎖のせいで、つま先立ちの体勢から逃れることも叶わない。
惨めな拘束姿と共に丸出しの男根を余すところ無く披露する格好へと追いやられた男は、ただただ惨めに身をよじることしか出来なくされた事実への屈辱と絶望を募らせながら、諦め悪く拘束との格闘を重ねに重ねていた。
そんな時間が、どれだけ繰り広げられた頃だろう。不意に男が放置されていた地下室の扉が開き、勝利の愉悦に染まった嘲りの言葉が嬉々として浴びせかけられた。

「捜査員さん、ただいま。私が出掛けている間、良い子に待っててくれたかな?」
「むぐっ!? ん、ぶふぅっ!」

自分を捕らえ縛めに閉じ込めて去った悪の男の声が、黒革の向こうから聞こえる。その情報を疲弊の中で認識した捜査員は自分を支配する存在の帰還に怯えを滲ませつつも、正義の誇りを保った反抗の唸りを強気に返した。
無論、そんな態度を示してみても滑稽さは拭えない。むしろ、大部分を黒革に詰め込まれた肉体を無様に天井から吊るされ男根を無防備に露出させられている状況で気丈に振る舞ってみても、滑稽さは余計に深まっていく。
まだ折れてはいない。けれど何一つとして手は打てない。矜持は鋭く維持されている。しかしその鋭さとは裏腹に今の捜査員の見た目はこれ以上無いくらいに愉快な物となっている。
そのちぐはぐさを満喫しつつ悠然とした足取りで吊られた肉体の右横に歩み寄った悪の男は、黒革を耳障りに軋ませながら必死に手足をもがかせている捜査員の無駄な努力を目と耳で味わいつつ、隠す物を失った男根に、今日の恥辱を何の躊躇いも無く注ぎ始めた。

「どうやら、逃げもしないで待っててくれたみたいだねぇ。そんな良い子の捜査員さんには気持ち良いご褒美をあげよう。私に苛められるのが大好きなこのおチ○チンを今からたっぷりと弄んで、みっともない射精を何度も何度もさせてあげようねぇ」
「うぶっ! ぶ、もごぉっ!!」

前にも後ろにも、左右にも動けない身体をくねらせながら抗っていた捜査員の男根が、悪の右手に握り込まれる。悪の手に堕ちてから数えきれぬくらいにもたらされた淫らな責め苦に戦慄しながら、捜査員がやめろの意思を乗せた唸りを放つ。
理性から出力された拒絶。それとは真逆の期待に歪んだ反応を勃起と脈動という形で表わす男根の熱を堪能しながら、悪の男は自分に暴かれた被虐を嬉しがる本性を未だに認めようとはしない強情な捜査員を堕とす材料となる快楽を、見ることもしゃべることものたうち回ることも禁じられたまま強いられる絶頂に次ぐ絶頂という○問を、自分だけの淫猥な愛玩動物に育て上げることに決めた正義に右手の往復を用いて注ぎ込んでいくのだった。

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