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独立の記事 (1)

リベリオンれい 2024/07/05 20:56

待てません。(いつ独立するかとかのアレ)

皆さんご無沙汰しております。まっつUPです。
男性受け(女性上位)デスゲームエロRPG制作中!

今回はゲーム内容ではなく講座的な内容です。
特にエロシーンの画像とかはないです。
講座的な記事投稿は不定期にする予定です。

この記事は誰向けなのか?

この記事は初心者~中級者向けです。
今回の検討内容を見るに、その前後の方ということですね。

今回は一応三回目の記事扱いです。
より幅広い方向けの記事については、一回目の記事をご覧ください。
https://ci-en.dlsite.com/creator/2882/article/1125995


本質じゃないの?

今回の記事は、今回の記事は単に私の考えを書くものであり、
悪く言えば思い付きであり、
より悪く言えば怠い愚痴であり、
さらに悪く言えば徳の低い記事であります。

本質型付けはしていません。人によって異なる部分も多いですから。
ここから何かを学ぶかどうかは自己判断でお願いします。


本記事の主な検討内容

クリエイターが個人事業主として独立するための条件や指標として

その独立を考える活動において
「成功作に値する作品が一つ以上ある。」
あるいは
「既に定期的な収入が食っていけるラインを大きく上回っている。」

これらをどれほど重視すべきか。
まあよく言われているアレですね。
なお、同条件で同じく注目される、生活水準を守る生活資金にも触れているものの、早々に「必要」と結論付けているので、取り立てて検討はしません。

即ち、生活資金に加えて、上記収入条件が必要なのか。
同人エロゲ作者観点で見る部分が多いです。
また、独立前において、
兼業である方、あるいは、別に本業がある方を対象に見ます。


独立する上では生活資金は必要である。

生活資金に関しては1~3年程度、実質無収入でも生き延びることができる程度は欲しいでしょう。外注さんに何かお願いするためにもお金は必要ですから、生活資金の確保もできていないのは厳しいと考えます。
独立後に間もなく大きな成果を出せれば無くてもよいかもしれません。
ただ、初めは、結果で見れば何かしら失敗に終わることが多いと思います。

そもそも失敗は予想が必要なものであり、失敗することができない、あるいは絶対に失敗したくないなら独立すべきではない。(なお、失敗することができないという心持ちで事に当たるのはOK)

代えて「失敗しても致命傷を受けない」というのが非常に重要な考えであり、
失敗しても、精神面だけでなく金銭面でも再起可能であるかどうか、全ての挑戦前に確認しましょう。

失敗は基本的に何も生まないものの
作品自体は作っているわけですから、作り上げる技術自体は伸びていきます。
周りが資金不足や意気消沈で消滅する中でも、伸びていきます。
独立後、生き延びるだけでも成功には近づいていると言えます。
意志を失わなければ、きっと席は回ってくる。

なお、生活資金は「手元か貯金か売却可能な物で持っている」ものだけとは限りません。
要するに、手元にないから、即できないという判断にはなりません。
実家暮らしなら少し家にお金入れるだけでいいかもしれません。
それに、手元にないならないで、なぜこの世にこんなに多くのお金のシステムがあるのか今一度考えるとよいでしょう。
例えば、雑な言い方ですけど、借りるとかですね。
もちろんリスクはあります。
それらができなければ、どこかで働いて得たお賃金で、金額が確保できるまでの長い期間を待たなければならないわけです。創作に充てられるはずだった大事なお時間をね。


個々の創作活動に対する意欲で見た検討

・一度でもいいから同人エロゲを発売してみたい、どうしても作りたい同人エロゲが一つだけあるという兼業の方。
→この方は、むしろ兼業のままでゲ制するのが最有力でしょう。
制作期間が長引いてもよい、時間的制限のデメリットが目立たないタイプだと思います。

・継続的に同人ゲーム関係の活動をしていきたい。たくさんの方にプレイしてもらえるエロゲを作りたい方。
→創作への集中と時間(速度)が必要です。実績を重ねるのは早い方が良い。
したがって、専業でゲ制するのが最有力でしょう。
多少、の範疇で済むリスクは全て負うべきです。


まあ、兼業でも専業でも、創作に仕事的に取り組める人自体が少ないですから、どっちもやりたいと言ってるのにやらない人よりは偉いと思いますけどね。


蔓延る逆解釈

「専業同人で食っていくのは難しい!」
これは分かります。

「兼業で上手くいったことがない状態なのに、専業同人で食っていけるわけがない!」
これが分からない。
はっきり言って兼業という言葉のプレミア感で幻想が見えている。

これね、なんですよ。
専業でうまくやるより、兼業でうまくやる方が難しいんです。
はい。


まず、一般的な会社業務と、個人事業主では求められる能力が逆です。
これは傾向なので、全てそうであるわけではないと先に言っておきます。
会社業務は指示されたことを聞き返さずに遂行する能力。
個人事業は自分あるいは他人の問題を考えて見つけ、それを解決する能力が求められる
んです。
兼業というのは要するにこの両方を上手くやる必要があるんですよ。
後述の項目では、本業の面をもう少し触れます。

単純に時間上の問題もありますね。
例えば、本業の労働時間が平日一日8時間だとしましょう。
大体実質10時間は取られるでしょう。
創作などの本業以外に割ける現実的な時間は最大4時間程度でしょうね。

というわけで、毎日最低でも12時間労働していただきます。

まあ無理なんですけどね。
一見、専業は毎日12時間できるように見えるものの、それも厳しいって。
現実的なのは7~9時間程度でしょうかね。

とはいえ、割ける時間は2倍ですよ2倍。
全盛期のメガガルーラですら1.5倍なのに。

この差は見た目以上に大きいですよ。
例えば、他に何か必要な用事、あるいは少し遊ぶとかで2時間削れるとしましょう。

創作だけに取り組んでいる場合、2時間は全体(8)の25%で、残り6時間あります。ただここで、1日の時間はまだ余っているので、この2時間を補填する余裕があります。

兼業の場合、2時間は全体(4)の50%で、残り2時間しかありません。
そして、1日の時間は余っていないので、補填するタイミングはありません。
時間が少し削れただけで、1日の進捗が大きく目減りすることが確定するんですね。

そういうわけで、ゲーム一つとっても創作期間は長いので
日々同じような日が続くとして、実際にその時間創作できるのかは焦点です。
兼業でうまくやれるようになるまで~っていうのはこの辺りの時間のバッファを軽視してるんじゃないかな。
本業後、余ったバイタリティとなけなしのウィルパワーで全く遊ばずに4時間創作できるんですかね?

1日なら可能かもしれませんが、毎日ですからね。
無理でしょ。疲れによってやりたくてもやれないって日があってもおかしくない。

何が言いたいかというと、
そもそも兼業で、創作系側の仕事が上手くいっている人はね、
単純に能力が特別高いんですよ。

あらゆる仕事で求められてることを提供でき、本業とは別に兼業でも長時間作業できる集中力と精神力の強さ。これだけで十分でしょう。

兼業の収入が大きくなったら独立しようってのは
特別に能力が高い人向けの条件付け
と思えてならないんですよねえ。
ほとんどの人は能力は特別に能力が高くなく、だいたい横ばいなんです。

だから、その条件付けに従っていると、
逆に成功が難しくなる可能性があります。

私はこれを危惧してこの記事を書いたと言っても過言ではないです。
私は才能があったものの、それだけで何とかなるほどではありません。
私たちはこの辺り、条件付けするにしてもどこか指標をすり替えないとならないんです。あるいは人によってはもう待たずに独立した方が楽かもしれません。

そもそも、兼業で成功するって時点で難しすぎるし、専業よりも難しいと思います。


この兼業は、本業がうまくいっている前提

条件上は本業をやりつつ、
不安定な兼業の利益成立を目指す必要があるものです。
兼業がうまくいくかどうかにフォーカスされがちですが、
本業の方はどうなんでしょうか。

そもそもおかしいと思いません?
世の中大抵のことはうまくいかないのに、
こんな大事なことに限って
兼業の方が成功するまで本業を満足にこなせている前提というのは少し、いやかなり不可解だと思います。これはこれで現実的じゃない。
いきなり専業同人で成功するのは現実的じゃない、っていうのもそうですが、似たようなものだと思いますね。

なお、本業がイラストレーターとかデザイナー、プログラマなどの、同人エロゲに十分以上に生かせる方である場合はもちろん話は変わってきます。
普通の場合は、本業の業務内容は創作には一切役に立ちませんが、この場合は相互に役立てることができるので、技術面で見て効率的ですからね。
兼業っていうか、大きい案件が一つ増えてる感じになるんじゃないですかね。
ただ、ぶっちゃけプログラマに関してはプログラミング能力が生かせるからやってるという部分は本意ではないと思います。なんとなくね。

よくイラストレーターさんが同人エロゲ発売しているところを見ますよね。
え、これは兼業って?それは当人が勝手に言ってるだけですよね?

そもそも、仕事や創作も色々ある中で、同人エロゲを作りたいってなるのは、大小色々あるとは思いますが、闇なんですよ。
断じて、たまたまじゃないですよ。
闇。どこか狂ってるかもしれない。
多いと思いますよ。元の本業が嫌で、一念発起ってパターン。
まっつUPはこのパターンに近いですね。
ああなんで、ゲーム制作じゃなくて、こんな退屈な作業してるんだみたいなこと、本業中に考えてたら、そんな遠くないうちに辞めることになりますね。
この調子でもし辞めずに本業を続けながら兼業しても、うまくいくわけないでしょ。実際私も、別の本業あったときよりも、今の方がまともに作ることができていますし。

先の項目でも書きましたが、兼業は全く異なる二つの能力が求められるんです。どう考えても、どちらかで必要な能力が欠けてるんだから、どちらかを切るしかないって状況は創作系目指す人なら容易に起こりうるんじゃないかと思いますね。
やはり兼業の方が、難しいと思いますね。
兼業で成功する、というより、兼業自体も結構難しいですからね。
本業も兼業も両方楽しいって人じゃないと辛いと思います。



そもそも条件に収入条件を設定するのは矛盾ではないか?

兼業同人で十分収入があるということは、
既に一人前の同人クリエイターです。そう世間に認められたと同義です。

つまり、
「あなたの同人収入が十分なら、専業の同人クリエイターになれますよ!」

「あなたが一人前の同人クリエイターなら、専業の同人クリエイターになれますよ!」
と同義なんです。

あの……これってもしかして……
「当たり前」ってやつでは……?

いやA=Aってだけで、矛盾ではないですね。でも納得いかないですよ。

「今年中に現金1千万円を手元に置きたい!」
「あなたの口座にあればできますよ!」
やっぱおかしいってマジで。
そりゃそうだろ、ってこんな気の抜けたトーンで言わなければいけないことあります?

収入条件?当たり前だって。
その条件揃ってたら誰だって迷わずに独立できるって。

収入条件が必要と見るのは確かにだれにとっても正論かもしれませんけど、
解決策にはなってない。その理論ではだれの問題も解決できない。
どうして世の中にこんなに多く、創作系で独立するか否か、
あるいは独立後に、やっぱ兼業に戻るか、
きっぱり辞めるか迷ってる人がいるのかって。
厳しいって。


(結論的部分)早めに創作を本業にしないと、創作で成功を修めるのが遅くなる、最悪の場合は一生創作で成功しない可能性もある。

結論のように言うと、
今まで一作も同人エロゲ作ったことがないなら、一作目は兼業で作ってみても良いかもしれない。(もちろん、一作目から専業でもよいとは思います。)
そして、あなたがやれると思うなら、それが売れても売れなくても、次からは専業でやってみればいい。そうすれば、両方の場合を経験できるから、少なくとも自分にとってどちらが良いのか明確に分かるし、他人に説明するときもより明確になるでしょう。

成功というのは、人に聞いた話を聞いてやるだけで必ず達成できるものではないため、本気で取り組まないと、例の条件を満たすのは難しい。

言うまでもなく、同人エロゲを本気で作りたいと思うなら、
専業でやった方が早く良いものが作れます。

ゲーム制作そのものにおいては、兼業が勝っている部分は一つもありません。
暫くの間、収入が安定しないリスクがあるだけです。

あと、条件に従っていたら、いつ専業になれるか、不明ですからね。
兼業の時に売れなかったら、一生専業にはなれないということでしょう?
兼業では成功できないけど、専業になったら成功できるみたいなことも、普通にあり得るので、成否が分からない状態でも飛び込んでみるのは手ではあるし、人によってはそうせざるをえない。
それに、先になってしまえば、いつそうなれるかの心配は少なくとも不要になるし、あとは成功するだけなので、単純に考えることができます。


成功者の共通点3つ

まっつUPが成功者かどうかはともかく、
成功者ってなんなのかということへの答えを用意しておいた方がカッコイイと思い、用意いたしました。
3つしかないのは、厳選したからです。というか、厳選しないと能力や性格について10個とか20個とか書き連ねることになってしまう。
本題の3つは以下の通りです。


1:運とタイミングとフィールドがよい
成功が許されている事。成功にふさわしい時と場で勝負できる事。
つまり、この項目は9割くらいは自分ではどうにもできないですね。
どういうことだと言われても、どうにもできない事が含まれるのは当たり前なんですね。だからこそ成功する人が少ないのです。
できることと言えば……
まずは自分に許すことですね。自分は成功に値する人間であると。
これ意外と許していない人多いです。
成功者は成功する前に成功者たる人間になっているんですねえ。
そうであれば、成功者にふさわしい行動を続け、
すばらしい作品を作り上げられる可能性は高い。
(いつか見た、目標の達成方法で、自分は既に目標を達成したものと考える、というもので、そんな馬鹿なと思いましたが、そういうことなんですねえ。)


2:諦めない力
立ち上がる事、そしてさらに立ち上げる事。


3:なんとかする力
問題解決能力。綺麗に解決する必要はない。
大事なのは、解決する気があることと、
多くの問題は解決できるものであると知っているということ。
そうでなければ問題の前で立ち止まったり、
解決すべき問題に対峙することができなくなってしまう。
ゲームを完成させた回数が多ければ自然とこの能力は上がっていくと思われる。とにかく、解決する事。
解決さえできれば方法は次善手でも構わない。綺麗に解決する必要はない。


今回は以上です。
本気でDL同人をやりたい方の役に立てたら光栄です。
自分の運命は自分で決める。


記事終わり

記事をご覧いただきありがとうございました。
フォロー、いいね、コメント等もお待ちしております。

スラム街案内人 (多くのレビューいただき、ありがとうございます!)

(こちらはFANZA)
https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_339512/

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