Wedge White 2021/12/24 21:13

衣装を脱いだ後には


「ふあぁ~っ!つかれたー!」
「お疲れ。って、そんなに色々やってたのか?」
「色々とねー。チビどもにプレゼント届けて回るだけで終わる訳ないでしょ?……ちなみに、その手のかかるチビどもには直樹の弟も入ってるんだからね」
「あ、ああ……そっか」
 サンタの衣装を身にまとったままのあかりが、どかっ、とベッドに倒れ込む。
 いつもよりも元気がない感じがするツーサイドアップの髪の毛を、直樹はなでなでしてやっていた。
 今日はクリスマスイブ。地域の子どもへの出し物の一環として、今年はあかりがサンタの仮想をしてプレゼントを配って回る、というちょっとしたイベントをやることになっていて、たった今、数えるほどしかいない年少の子ども全員の家を回り終えてきたという訳だ。
 ちなみに、直樹は初めからあかりの家に泊まる約束になっていたので、一足早く彼女の家のクリスマスパーティーにお呼ばれしていて、疲れ果てたあかりは半ばやさぐれながらチキンをひとかじりして倒れたのだった。
「去年は俺が当番だったけど、事務的にやるだけって感じだったなぁ。あかりはよっぽど子どもに人気なんだな」
「直樹が変に怖がられてるんじゃないの?実際、この辺だと一番おっきい男の子だし」
「身長は高くないだろ?顔も怖いつもりないし」
「それでもなんか怖がられてるんじゃないのー。うぁー、直樹ー、脱がせてー」
「今日のあかりは、とことんぐでぐでだな」
 いつにない疲れっぷりのあかりの服を適当に引っ張ってやり、脱がせてやる。
 ただのサンタの仮装のようだが、ばっちり寒い冬の夜にも耐えられるような厚い素材なので、思った以上に重い。
 男女兼用なので下はズボンだが、足の長いあかりはしっかりと着こなしているようだった。
「中は汗びっしょりだな」
「うぅー……。って、シャワー浴びてこなきゃ……流石になんか悪いし」
「俺は気にしないけど?」
「私は気にするよー!でもっ……う、ううっ、歩きたくない……」
「お前をかついで行く元気は俺にもないからな」
「そんなの期待してないよー。まっ、いいや。このままで」
「女子力……」
「昔っからないって言われてるんだからいいよ、そんなの……」
「やさぐれてんなぁ」
 衣装を脱ぎ、下着姿でベッドの上でごろごろするあかり。
 本人は気にしているかもしれないが、別に汗臭い訳じゃないし、なんなら甘い……いい匂いすらする。
「……直樹、気付いた?」
「香水ってことは、楓辺りだろ?」
「正解。どうせなら付けといた方がいいってさー。無理やり垂らされちゃった」
「なら、楓に感謝しないとな。今のぐでぐでのあかりでも、しっかり興奮させられたんだから」
「……えっち」
 嬉しそうに赤面するあかり。
 そのまま、さらりと下着を自ら脱いでいく。
「紐パンは普通にエロ過ぎるだろ」
「だって、楓が」
「これから、楓に足を向けて寝られないな……」
「あの子の無茶な提案を受け入れたのは私なんだけど?」
 ジト目になるあかりを尻目に、直樹もズボンを下ろし始める。
「上も脱いでよ。私だけ裸とか嫌だし」
「わかってるって」
 苦笑いしながら、二人して裸になる。そして。
「ひぅうっ……!」
 膣口に指を這わせていく直樹。
 軽くクリトリスを撫でただけでも、一気に愛液は溢れ出し、股間をぐしょぐしょに濡らしていく。
「エッロ……」
「い、言わないでっ……」
「ずっと期待してたんだよな、あかり」
「だって……仕方ないでしょ」
「何がどう仕方ないんだよ?」
「ひっ、ふぁあっ……!あっ、あぁっ、ちょっ、やばっ……!そんな、クリばっかいじったらぁっ……!ひっ、んぁあああっ!い、イッちゃっ……!指だけで、イかされっ……ひぁああああっ!」
「一発抜いた方が落ち着くんじゃないのか?」
「そ、そんなことなっ……!?いっ、ひゃうううううっ!イッ、ちゃっ、あぁあああああああっ!!!」
 反射的に股間を持ち上げ、卑猥なブリッジのような姿勢で深く絶頂を覚えるあかり。
 その恥ずかしさのためか、目には涙を浮かべていて、それが尚一層、直樹の嗜虐心を煽る。
「今日のあかり、可愛すぎるって」
「そ、そんなことないよっ……私、普通っ……んっ、ぁあっ……!?」
 前もって声をかけることもなく、直樹は膣口に先端を押し当てると、そのまま中へと挿入していく。
「ひぅううんっ!あひぁあああんっ!!あっ、あぁっ……!そ、そこぉっ……!!」
 既に愛液に濡れそぼったそこを、スムーズに貫いていくと、肉棒と膣壁とがずりずりと擦れ合って全身を貫くような刺激が走る。
「ひぅうぁあああっ!!あっ、あぁっ、いっ、いひっ、いいっ、よぉっ……!もっと、もっとおおっ……!!」
「あかり、本当に今日エロ過ぎだろっ……!」
「だってぇぇっ……!!んっ、ひぁああああああっ!!」
 涙を浮かべたままのあかりは、軽く腰を動かすだけで喘ぎ声を撒き散らし、口の端から涎を垂らして悦ぶ。
 幼馴染の。そして恋人の艶姿に、直樹もまた興奮を加速させて、更に腰をの動きを大きく、大胆にしちえく。
「ひぅううんっ!もっと、もっとおおっ……!ぱんぱん、ぱんぱんして、いいからぁっ……!私のこと、すっごい感じさせっ……ひぇえええええっ!!!」
「うっ、くうっ……!!」
 ぎゅううっ、とまるで食いちぎらんばかりの勢いで膣壁は肉棒を締め付け、射精をせがむ。
 もっと楽しみたい。一年に一度しかないこの日の行為を深く、何度も楽しみたい。そう思う直樹はなんとか射精を我慢しようとするが、腰が蕩けきってしまうのはもう時間の問題だとわかっていた。
「あはぁあああんっ!!直樹、好きっ……!大好きだよ、直樹!」
「お、俺もっ……!あかり、うっ、ううっ……!!」
「あはぁああんっ!直樹のおちんちん、私の中すっごくずこばこしてる♪もっと、もっといっぱい、味わっていいからね?私も、感じてっ……あっ、あああああっ!!いっぱい、イッひゃう、からぁあああっ!!あぁああああんんっ!!!」
「うっ、くぅうううっ!?」
 更に強くモノが締め上げられ、反射的に先端からぴゅっ、と本気の精液とも先走りとも取れないものが溢れ出してしまう。
「あはぁんっ!いい、いいよっ、直樹っ……!いっぱい、出してっ……!」
「うっ、くううっ……!もう、我慢するのもバカらしいよな……!出すからな、あかり!いっぱい、中に!この膣内に!」
「うん、きてっ……!いっぱい出して……気持ちよくなろ?」
「くうっ……!!」
「ひぅうううんっ!?あっ、ひぁああああああっ!キたぁああああっ!直樹の、せーし、いっぱい、中にドクドクってぇっ……!ひくっ、くっ、うぅううんんっ……!!!」
 きつく締まる膣内に精液が吐き出されていく。
 あかりも我慢していたのだろうが、直樹もまた朝からずっとお預けを食らっていたようなものであり、早く彼女としたい。この精を解き放ちたいと思っていた。
「はぁぁあんっ!すっごい、すっごい、よぉっ……!」
「ふっ、ううっ……!」
 その溜まりに溜まったフラストレーションを解き放つように精液を流し込み、そして。
「ひっ、んっ、あぁあっ……!ま、またっ……!すっごい、さっきより、はげしっ……!?ひぅううんっ!!」
 その精液を潤滑油に、より一層、激しい抽送を始める。
 ぱん、ぱん、ぱん、と速く激しいリズムで腰を打ち付け続けると、その振動であかりの汗ばんだ胸が目の前で跳ね回る。
「ひぅううんっ!直樹、はげしい、よっ……!私、もっと感じっ……!?ひっ、うぅううんっ!!イっ、くぅううううっ!!」
「あかりが、悪いんだからなっ……!」
「だってぇっ……!!直樹とエッチ、したかったんだもんっ……!だから、下着姿で誘っちゃったのっ!」
「このエロうさぎめ!もっとぴょんぴょんしろ!」
「ひぁあああああっ!!!ダメ、ダメだよぉおおっ……!!!」
 激しく腰を打ち付けられると、汗に濡れたあかりの髪も激しく揺れ、まるでウサギの耳のように見える。
 昔から運動神経がよく、速く走れることを「ウサギみたいでしょ!」と自称していたあかりだったが、直樹との関係が変わってからは……性に貪欲なすけべウサギだ、と直樹は感じることが多かった。
「あぁああああんっ!!だめ、キちゃううううっ……!また、すっごく深いの、キちゃうのっ!直樹、なおきっ……!」
「うっ、くうううっ!!俺も、出すからなっ……!」
「ひっ、くぅううううっ!!!きてぇえええっ!!一緒に、一緒にいこっ!!!!」
「うっ、くぅううううっ……!!」
「あぁああああんんっ!!!イッ、くぅううううううっ!!!直樹のせーし出されて、中出しアクメしちゃうよぉおおおおっ!!!」
「うっ、くぁっ……!あかり、それ、やばっ……!!」
「イッ、ふぅううううっ!!イくの止まんないよ、直樹っ!好きっ、大好きだよぉ、直樹っ!!!」
「あかり!あかりっ……!!」
 腰を完全に密着させ、最奥で精液を解き放っていく。
 あかりに密着すると、香水の甘い香りに混じって濃厚な“女の匂い”がして、もう直樹もまともじゃ精神状態ではいられなかった。
「ひっ、んぁああああっ……!!!」
 ようやく射精が止まり、直樹は反射的に腰を引いて、あかりの中から肉棒を引き抜く。
 まだ小さく開いた膣口と、そこから垂れていく精液。
 二人の体液で濡れるシーツを見ながら、直樹はまだまだ止められない、と感じていた。
「はぁっ、はぁっ……なおきぃっ…………」
 あかりも当然のように、潤んだ瞳で。
 物欲しそうに直樹のことを見上げている。
「今夜は寝かさないからな」
「私の方こそ♪」

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