MoonCat 2020/05/22 23:04

データパック「かぐや様は告らせたい」

データパック「かぐや様は告らせたい」を公開しました。シナリオファクトリーのシナリオダウンロードより入手することができます。

サンプル

《 対決!スミシー・A・ハーサカ 》

絶賛迷子中だった局長は、ショタの悲鳴を耳にした。
遠くから黒い影のようなものがこちら方向に走ってくるのが見えた。
影が近づくにつれ、局長はそれがショタを脇に抱えていることに気が付いた。
とっさに局長は影の進路上に飛び出してその行く手を阻んだ。
影の姿をはっきりと視認したとき、局長がはそれがスミシー・A・ハーサカであることがわかった。
恐らくスミシー・A・ハーサカは捕食(性的な意味で)目的でショタを攫おうとしていたのだろう。
何としても阻止しなければならない。局長はそう思った。

局長「スミシー・A・ハーサカ!」
影に向けて雷鳴のような怒声を浴びせると、スミシー・A・ハーサカは突然の闖入者に驚きショタを取り落とした。

局長はスミシー・A・ハーサカに向ってにじり寄っていく。
局長にとってスミシー・A・ハーサカは苦手な相手だ。確実に仕留めるには相手の機先を制するしかない。

瞬間の判断で、局長は相手に瞬きする間も与えず技を繰り出した。
局長「氷弾!」
スミシー・A・ハーサカに息次ぐことさえ許さず、局長は攻撃を続ける。
局長「氷弾!」
連続攻撃に思わずスミシー・A・ハーサカがよろめいたところで、局長は必殺技を決めた。

局長「貫け!」

局長「鋼龍!!」

スミシー・A・ハーサカ「ぎゃぁぁぁ!」
必殺技をまともに受けたスミシー・A・ハーサカはその場に倒れ、泡立つ青色の液体と化して消えていった。

スミシー・A・ハーサカの消滅を確認した局長はショタに駆け寄ってその無事を確認する。
ショタは安心したのか、局長の手にすがりつきぐすぐすと泣き続けた。

(つづく)


かぐや風味VRoidモデルも間もなく公開予定です。

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