制作報告:セリフのレイアウトと視線のお話
今作ではセリフのレイアウトを変更することにしました。
このような感じに、キャラのセリフを漫画っぽくフキダシみたいに
表示させます。
いわゆるシッポの位置がおかしいのはその内に改善する予定です。
「だから?」と言われそうですが、個人的にはなかなか重要な変更です。
前作では、セリフやらなんやらを普通に下枠に表示していたのですが、
その際、視線の焦点はこんな感じに移動することを想定していました。
ツクールは横書きのUIなので、視覚が画面内の動きを検知したときには
視線は無意識の内に左上①に焦点を合わせます(縦書きのUIだと右上からです)。
その後、全体をウロウロしながら右下②に到達すると、
文字を読むために左下に移動、左から右に読み進めて右下③に到達。
そこで一回りを終え、また①に戻る、という想定です。
そのため、画面左上の①付近にキャラの頭を配置して、
視線を③に向けるような構図にすることにしていました。
③から①に戻る途中、キャラの視線とぶつかるようにすることにより、
見下されている感覚を表現していたつもりです。
まあ、効果があったかは自信がありませんが…。
今回は、見下ろされているシチュエーションばかりではないので、
レイアウトの変更で少し流れを変えることにしました。
このシーンだとこんな感じを想定しています。
これだと視線とぶつからずに済むので、左上に
頭を配置する必要性が無くなります。
見上げられる感じも表現しやすいです。
見る側にとっては、あまり興味をそそるような話ではなかったかも
しれませんが、こんな感じでちょっとでもエロくなるよう頑張ってます。