矢座だいち 2023/12/10 11:40

目が疲れているから、音声入力でブログを書いてみた

音声入力実験中

このブログは音声入力で原稿を作っています。
なんでこんなことをやってみたかと言うと、最近ますます目の衰えが進行していて、昔に比べると、文字を読むこと書くこと、絵を描くこと、だいぶ辛くなっております。

ちょっと困っているのは、本を電子書籍で読むことが辛い。なので、最近はオーディオブックを聴くと言うことも始めてます。

昔読んだビジネス書で、なにかしらの原稿を書くときに音声入力がオススメされていて、その時に試したことがあります。
ただその時は音声入力の精度がそれほど良くなかったというのがあって、その原稿の作り方というのは当時の私は採用しなかった。

最近試してみたら、数年前とだいぶ入力精度が違っていて、今しゃべってる言葉もかなり正確に入力されていると思うんですよね。
記号も音声で入力できるようです。例えば「!」と言うのも音声で入力できてしまいます。
こうなるとだいぶ音声でメモを書く、原稿を作ると言うのは自分にとって現実的になってきたのかなとは思っています。

脳と口が繋がらなかった

しかし、数年前に音声入力をメモに使ってこなかった。音声入力で文字を入力してこなかった。本当の理由は今にして思うと別にありました。

1番の理由は脳みその中で考えていたことと、口がつながっていなかったということなんです。

一方でキーボード入力は頭の中で思い浮かんだ文章、文字それを手を使ってどんどん入力していくということはもう長年やってることですし、違和感なく書き進められていた方法であります。

昔散々ブラインドタッチの練習をしていた時にそういうことができるようになったというのもありますし、キーボードだけではなく、スマホのフリック入力もだいぶ慣れてしまっていて、やはり頭と手の接続と比べると、頭と口の接続は全然うまくいかなかった。それが1番の理由です。

ところがここ1年、会社の仕事の方で会議の設定を自分でやったりとか、会議の仕切りを自分でやっていて、やたらめったらしゃべる機会が多くなりました。

この間ふとした時になんとなく会社でプレゼンをやってみたことがあります。そのプレゼントといっても本当は与えられた資料を読み上げればそれで済む話だったんですけれども、自分なりにこの資料から話題をうまく膨らましてしゃべってみたところ、結構評判が良かったんですね。

そういうことも自信となりまして、試しに音声入力をもう一回やってみたときに頭で考えてることと、口がうまく接続できているかどうかというのを、そこに注目しながら試しにやってみたんですよ。

そうしますと、数年前に比べるとだいぶ流暢に言葉ができてくるようになってきたっていうところに今気がついてます。

ほんの2年位までは前までは、多分できなかったと思います。頭と口がうまくつながるようになった。神経がつながっているような感じですね。それでもまだ手で入力したほうがいろいろ精度は高いような気がするんですけれども、今音声で喋ってみて結構これはこれでいいもんだなと。何より良いのは目が疲れない。今天井見ながらしゃべってます。
天井を見ながら喋っていて、なんとなく目は何も見ていない。そんな状態で今どんどん文字が入力されてます。

これは結構いいですね。


目が疲れると何もできなくなる

やっぱり疲れるって何が疲れるかって言うと、私、目が疲れるんですね。目が疲れると体も疲れてしまう。仕事もやる気をしないですし、漫画を描く気もしない。
目を疲れない方法と言うのは、多分今かなり切実に知りたいこと。

読書するにも目が疲れる。
絵を描くのも目が疲れる。
文字を打つのも目が疲れる。
目が疲れるとそこでアウトですね。机に向かっているのも辛い。

口調と文体

このいろいろ喋ってみたことを、どの程度直すかその手間がどれぐらいかかるのか、今はまだわからないんですけれどもは、おそらく文章のラフとしてはなかなかいいんじゃないかと思ってます。
噛んでしまってるところは、噛んでしまってるままに、音声入力がされていってしまうので、なるべく噛まないようにゆっくりめにとしゃべられるようにしたいなと思ってるんですけれども。

こういうことやっていけば、頭の中で浮かんだことを口で言う練習にもなります。何かの時にとっさに喋り倒すって言う技能も身に付く。
これはどちらかと言うと、作家としての活動よりは会社での仕事の方にも役に立ちそうだと、そう思うわけです。


ただ今この方法でデメリットがあるとすれば、文章が長くなってしまうということです。
これは推敲によって短くすると言う作業が必要かなと思ってます。なぜならどんどん言葉が出てきてしまっていて、やたらに言葉が冗長になってくる。

意外と無駄なことを一切しゃべらずにいきなり話すと言うのは大変な作業で…と言うよりは難しいんですよ。そういう技術は。

なのでこれを続けると、どんどんそういうスキルが上がっていくかもしれないし、頭の中に思い浮かんだことを即座に要約する技術も身に付くのかなと思ってます。そういうことも期待して続けていくと良いのかもしれないとは思ってます。

2つ目のデメリットは書き言葉と話し言葉で結構口調が違うんですね。それを自分がどう思うのか、どの程度文章を直すのかっていうのはこれからの話なのでまだわかってないんですけれども、今喋りながら文章の文体とだいぶ違うなと思ってます。

どちらかというと、普段の喋りよりは、プレゼンしてるときの自分の口調に近い。それは文章で書いたときの自分の文体とも違うんですね。それがいいのかどうかっていうのは、今よくわからないです。もしかしたら推敲する段階で相当直してしまう可能性もあるし、その点がだいぶかかるようだったら、考えなさなければいけない。

やってみないとわからないので、実際に今しゃべってることをもとにブログの記事をこれから起こしてみて、その時に、自分がどう思うかですね。


追記

やはり文章はかなり削りました。
とは言え仮にキーボードで入力したものであっても、直す量はおそらくそんなに変わってなかったと思います。
気がついた点としては「ちょっと」と言う単語をかなり使っていたということがわかりました。
しゃべるときの癖ですね。喋り方の矯正に良いかもしれません。

あと考えていることとして、chat GPTに食わせて、文章を整えてもらうということを考えてます。
正直、そこをAIに任せた時に自分の感覚が何か拒否反応を起こすのか、これいいじゃん!になるのかは予測がつかない。

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