主人公が乗る船なので色々と盛ってみた
K3クラス汎用巡行杖艦(はんようじゅんこうじょうかん)ロイファー
元ネタドイツ語で走者=L''auferより。
魔法依存型のK3クラスでは現在エノーム帝国内で最も売れているモデルの艦艇。
主人公が中央外交府から与えられて、始めて登場することになる宇宙艦。
皇直轄エノーム惑星領、惑星上居住コロニーに本社があるグレーサレーネン社製。
魔法が扱える人員の搭乗を前提とした宇宙艦。
一言で言うならば乗れる杖。
各種機能の発動維持に魔法を扱う才能が求められる。
一応機械的な自動化は為されているが、フルスペックで運用をしたいのならば、魔法を扱える人材が必要になる。
基本(展示)スペック
価格20,811,950Efg
全長340m・全幅240m・全高30m
フレーム:クリーエクスメロメーノ合金魔法増幅回路付与ロイファーモデルVer.2
価格10,980,000Efg
ジェネレーター:K3クラスエラ5ランク2汎用魔素抽出炉一基
価格1,000,000Efg
サブジェネレーター:K2クラスエラ5ランク2汎用魔素抽出炉二基
価格600,000Efg×2=1,200,000Efd
エンジン:K3クラスエラ5ランク2魔素重力属性変換機一基
価格800,000Efg
サブエンジン:K1クラスエラ5ランク2魔素重力変換機三基(内一基は艦内重力制御用)
価格160,000Efg×3=480,000Efd
装甲:アダマンタイト装甲板400mm
価格488,000Efg
武装:上部前面K3クラスエラ5ランク2魔法収束投射球二基
価格780,000Efg
下部前面K3クラスエラ5ランク2魔法収束投射球二基
価格780,000Efg
上部K2クラスエラ5ランク1魔法拡散投射球四基
価格864,000Efg
下部K2クラスエラ5ランク1魔法拡散投射球四基
価格864,000Efg
上部K3クラスエラ5ランク3魔法投影球二基
価格1,260,000Efg
下部K3クラスエラ5ランク3魔法投影球二基
価格1,260,000Efg
上部後方K1クラスエラ5四連装汎用小型ミサイルポッド一基
価格55,200Efg
ドローン射出口一基 ドローンベイ8㎥
基本装備:フレーム価格に含まれる。
艦船制御補助機械知性体(培養脳)エラ5 一名
同個体マイセリウムインプラント埋め込み済み。
インストール済みスキル 対応エラ5
魔素抽出炉制御スキル
魔素重力変換機制御スキル
重力魔法スキル
汎用魔法増幅回路制御スキル
エノーラ銀河マップ・同個体マイセリウム更新版
価格750Efg
カーゴ容量:125㎥
艦内設備
魔法士ポッダー対応ポッド
居住スペース:艦長室
客室二名三室
トレーニングルーム
メディカルルーム 簡易メディカルポッドエラ5一基 他
基本装備:フレーム価格に含まれる
説明・概要
杖艦と言う特性上魔法依存度が非常に高い。
また、艦内の大部分を占めるフレーム「クリーエクスメロメーノ合金魔法増幅回路付与」は、魔素抽出炉で魔石から抽出された魔素と、搭乗者が行使した魔法を融合させ魔法出力を高める効果がある。
これら艦の魔法に関係する装備を管理する為に、培養脳タイプの機械知性体が一名接続されている。
この機械知性体は艦長と主従契約を結ぶ事になる。
また、ポッダーがポッドを通じて艦の制御を行う場合、出来る限り艦長が接続することが推奨されている。
これは、ポッドを通して機械知性体と感覚を共有することに成る為、機械知性体のストレス緩和の為に推奨されている。
想定される活動領域は宇宙空間や惑星の重力圏内等、様々な環境で活動可能。
極限環境下でも、魔法投影球によって展開されるシールド出力によっては、活動可能になるが、搭乗者の魔法適正に依存する為、適宜自己責任で判断をする必要がある。
主砲の位置付けとなる魔法収束投射球四基は、全面投射を意識した配置となっているが、搭乗者や機械知性体による魔法制御により、射出方向をコントロールする事が可能。
また、それと併用して重力制御を掛ける事により、後方に攻撃を届かせることも可能である。
攻性近接防衛を目的として配置されている、魔法拡散投射球八基であるが、近距離という条件であれば、魔法収束投射球より高い面制圧力を誇る。
魔法投影球の普段の使い道は、敵性からの攻撃を防ぐ為のフィールドを構築・維持が目的だ。
杖艦タイプの艦艇の必殺技である、重圧縮魔素加速砲撃にも使用される。
だが、この重圧縮魔素加速砲撃を使用する際には、フィールドの構築を解除して、重圧縮魔素加速砲撃にリソースを全て割く必要がある。
Kサイズの艦艇としては、帝国内の魔法士が好んで購入するモデルで、販売実績も多く、それに伴い実働データも豊富な為、様々なマイナーアップデートを繰り返しているモデルだ。
また、先頃フレームのメジャーアップデートを行い、魔法増幅回路を一新。
更なる能力向上に成功している。
魔法依存度が非常に高い為、魔法士が搭乗していない場合フルスペックを発揮出来ず、また搭乗した魔法士の能力によりスペックが変動してしまうのが弱点だが、優秀な魔法士さえ乗り込んでしまえば、傑作と言って良いだろう性能を誇っている。
外観・概要
展示・カタログ掲載時の塗装は白を基調としている。
正面から被弾面積を避ける船体構造をしており、それと同時に正面の打撃力を高める配置で、魔法投射球が配置出来るようになっている。
艦体全体を見渡すと平べったい印象を受けるが、高さは三十mある為構造的な強度は問題ない上に、魔法による重力フィールドの展開と、艦内重力制御の恩恵でさらに強度は増幅している。
重圧縮魔素加速砲撃
K3クラスの艦艇で装備出来る艦艇装備では、全てのリソースを振り分けなければいけない必殺技的位置にある攻撃方法。
ジェネレーターで発生させた魔素を、各投射球から放出、これを投影球と前方のサブエンジンで構築維持した重力場内で圧縮する。
そして、この圧縮した魔素を魔法収束法で発生させた、レーン状の磁気場と接触させて加速を行う砲撃である。
簡単に言えば魔法的極太レーザーである。
ジェネレーターの配置
機体後方やや中央寄りにメインジェネレーター
その左右にジェネレータが一基づつ。
エンジンの配置
メインエンジン機体後方、メインジェネレーターより後ろ。
サブエンジン二基、前方左右に二基づつ。
機体中央に艦内重力制御様に一基。
武装の配置
収束型の投射球を主たる打撃力とし、前方投射能力に全降りした配置。
拡散型の投射球を上部と下部それぞれ均等に振り分け、主に攻性近接防御能力としている。
敵機と近接した場合、この拡散型の投射球で迎撃する事も想定されている。
後方のメインエンジンで斥力を発生させて、前方二基で引力を発生させて直進する。
交代する先は、前方を斥力、後方を引力に切り替える。
ロイファーは、外部にスラスターが一切着いておらず、艦内重力制御用以外のエンジン出力の調整で運動能力を確保している。
艦内設備の配置
艦艇下部にタラップがありそこを上がると気密区画(エアロック)が存在する。
そこを抜けると、食堂兼リビング兼通路となっている円形フロアとなっている。
このフロアには、全自動調理器を始め共用の設備が置かれており、リラックス出来る空間演出が施されている。
そして、それぞれの部屋は、全てこのフロアから移動することが可能。
艦前部側三つの扉の内中央に艦橋が存在し、そこにポッド室と各艦艇装備メンテナンス用通路も配されている。
艦橋への扉を中央に見て右側に艦長室、左側にメディカルルームが存在している。
フロア後方側には三つの扉が存在しており、艦橋へ入ることが出来る扉を背にして右側はカーゴスペースに通じ、左側は各種艦艇装備メンテナンス用通路へと繋がっている。中央は気密区画に繋がる扉である。
そして、円形フロアの左右には客室三室とトレーニングルームがあり、メディカルルームに隣り合う形でトレーニングルームが存在し、それ以外のスペースに客室が配されている。