魔素に関してツラツラと考えてみた
摩素学
魔素を利用した様々な学問の総称。
魔法・魔法機械学・魔素属性学等が存在する。
現在に於いても魔素が何故発生するのか、なぜ消失するのか。
魔素以外の物質同様に、解明はされていない。
魔法
魔素に干渉して意志の赴くままに変化・操作ができる能力。
基本的に全ての知的生命種が何らかの形で魔法を行使する事が出来るが、得手不得手が存在してる。
魔素が産出される場所
魔素はあらゆるものの中心点からどこからともなく現れる。
逆に言えば、魔素が発生する場所がものの中心点である。
下記のその一例を載せる。
系の共通重心点
銀河系・恒星系・惑星系それぞれの共通重心点から湧き出てくる。
一見何もない空間ですら魔素の発生が確認されている為、魔素の特異点とも呼ばれている。
※共通重心点とは、例えば恒星系に於いては、複数の惑星が存在しそれらの保持する重力がお互いに複雑な関係性を持って調和を保ち、一つの恒星系として成り立っている。
これら複数の惑星の重力によって発生した各惑星の公転の中心点がこれに当たる。
なお、単一恒星の場合でも必ずしもその恒星の中心点が恒星系の共通重心点になる訳ではない。
惑星の中心点
惑星の中心コアその中心に存在する魔素発生点
精神の中心点
魂の中心点とも呼ばれる意識の中心点。
動物・静物の中心点
ありとあらゆる動物・静物の中心点。
精神・無精神問わず一塊の物質の中心点。
それがどの様な形態、どの様な組成であろうとも、一塊でありさえすれば中心点かた魔素が発生する。
魔素が消失する場所
魔素はあらゆるもの中心点に接触すると消失する。
ただし、魔素がは発生した場所以外の中心点でのみ消失する。
また消失する場所やものの特性により、消失時に様々な現象を引き起こす。
この引き起こされる現象は一時的な物であるが、様々な現象が確認されている。
この魔素の消失だが、魔素が発生した場以外に必ず移動してから消失する。
魔素の発生点と消失点はものの中心点で行われるが、発生した瞬間消失しない理由は未だに解明されていない。
魔素の移動に関する特性
魔素は発生点から発生すると、発生点と類似した消失点へと移動する傾向が強い。
例:人の意識から発生した魔素は別の人の意識の中心点へと移動する。
惑星の中心点から発生した魔素は別の惑星の中心点へと移動する。
また、魔素の移動速度は引力や斥力、所謂重力の影響を受けない程早く動く。
この法則により、様々な引力・斥力が影響しあう恒星系内の重力圏内では、その動きはそれ程速くないが、恒星系の重力圏から離れれば離れる程速くなる。
これにより恒星系や銀河系間を流れる魔素の流は、それぞれの中間点に近い程速い流れとなっている。