彼女が引っ張る人魚の夢
【彼女が引っ張る人魚の夢】(お試し本)
「ようこそ、海の世界へ」
私は彼女の頭の上から顔を出した。
「きゃ、あなたは誰?」
彼女は驚いていた。
「私は人魚よ、見えるかしら」
私は尾ひれをひらつかせ、彼女へ見せる。
「綺麗ね、私にもあったら良かったのに」
彼女はなびく尾ひれに目を輝かせていた。
「人間さん、あなたにもあるじゃないの柔肌な脚が」
彼女の脚をスーッと指を滑らせた。
「な、なにをするの!?」
恥ずかしくなりながら、彼女は脚を引いた。
「美麗なものが好きなの、それと脚がある羨ましさかな」
もう少し触りたかったなと思いながら話した。
「そうなのかな、ありがとう」
彼女は嬉しそうな表情をしていた。
【最後に】
お試し本を読んでいただき、ありがとうございます。
この先が読みたいと感じたら、空想物語書庫へ来てください。
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お忘れずに、よろしくお願いします。
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