カサイ屋本舗 2021/09/27 19:59

強○寝取らせ②


本作品は寝取られです、ご注意ください。

寝取られ後②は近日公開です。

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 家のチャイムが鳴り彼女の声が聞こえた。
 独り部屋に籠っていた俺の身体はその声で温かみを取り戻した。
 心臓は生き返る様に強く動悸が増し、無意識に下げ落としていたズボンでいきり立ったブツを納めながら、俺は玄関の方へ向かった。
 俺が居ないと勘違いされたら彼女はすぐさま踵を返してしまうかもしれない。
はやく彼女の顔が見たい。
 逸る足はひたすらに軽く、歩きなれた廊下を一瞬にして駆け通る。
 俺は心からゆいなに会うのが待ち遠しく感じていた。

 玄関の扉を開くと、待ち望んでいた彼女の顔は少しやつれていた。
 疲れたぁと愚痴を漏らし、俺に抱き着いてくる。
 よかった……ゆいなはあの男に抱かれ何も変わっていない。
 
 いつものままでこの家に帰ってきてくれた彼女が愛おしく感じたまらず強く抱きしる。

 そして顔をゆいなの顔の横に埋めると「くすぐったいから」と呆れた声と共に、ゆいなの首元から香キツイ香水とタバコの臭いが鼻をかすめる。
 そして何も変わらず、何でもなかったかのように微笑む表情は誤魔化しとしか思えない見栄が透けて見る。

 あの陽気な何十年も聞き馴染んだ声は震えていた。

 ゆいなからあの男の姿が見えた。

 たまらず俺はゆいなの手を引きベットへ押し倒した。

 「痛い!どうしちゃったのよ」と困惑するゆいなの声は俺の耳を素通りする。
 その代わり嫌になる程に目は冴え、乱れた服から覗く充血した印、しっとりと濡れている下着、あの男が残した痕跡が視界に付いた。

 今更になって現実が実感となり、頭の中に入ってくる。
 
 ゆいなはあの男に抱かれてしまったのか……?

 俺はなんて取り返しの付かない事を……

 その痕跡から彼女への罪悪感や嫉妬がとめどなく溢れ、心臓は締め付けられていく。
 ドクドクとがなり立てる音と対照的にいつの間にかキンと冷え切った静寂に支配される世界からは何も聞こえない。
噴き出す汗がゆいなの顔に垂れ落ちるが、それに謝る事も出来ずにただ口を広げ、泣きそうになる顔を堪える事しかできなくなる。

 やがて「疲れてるんだけど?」と冗談交じりな口調で注意する彼女の声に俺は息を吹き返した。
 ごめんと一言ため息ついでに言うと、彼女は「シャワーは帰りに浴びてきたから大丈夫」と俺の背中に手を回し、俺を受け入れてくれる。

 そして「寝取らせ報告……した方がいいんでしょ?」と耳元で呟き、俺は再び身体を反らした。

 その姿にゆいなは俺が期待していると勘違いしたのか、飛び切りの呆れ顔を見せてくれた。
 聞きたくないゆいながあの男と何をしたのか……だが俺は何が起きたのか知らなければならない。
 恐怖に苛まれ大事な彼女を差し出してしまった罰として……

 俺はゆいなの「寝取らせ報告」と言う言葉に反応し痛い程充血したイチモツを挿入し、聞かせてくれと呟いた。

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