母の浮気/109
それがいわゆるシックスナインの体勢だということが分かったのは、すぐのことだった。これも、また憧れていた性戯の一つであって、良太は、快楽を覚える前に、まず感動を味わった。すぐに快楽もやってきて、良太は、肉棒にぬめりとした感触が与えられるのを覚えた。
「おおっ……」
吐息を漏らした少年の前に、むっちりとした白桃のような美尻がある。良太は、母のむれた匂いを嗅いだ。その甘酸っぱいような香を鼻腔いっぱいに吸い込むと、クラクラするような気持ちになった。
こちらも舐めないと、「舐めっこ」にならないと思った良太は、母の尻にしっかりと手を当てて、割れ目に自らの口を押し当てるようにした。
「んんっ!」
びくんっ、と母の豊満な体が震えて、フェラチオの口が止まる。秘唇はぐちゅぐちゅに濡れていて、良太は、すぐに口回りがべたべたするのが分かった。どうしたものか分からないので、良太は、とりあえずべろべろと割れ目を舐めた。
舐めるたびに、びくっ、びくっ、と体を震わせる母が愛らしくてたまらない。肉棒にも確実に快感は与えられていて、母は口をぴったりと肉棒にフィットさせるようにして、口内の粘膜でこすりあげてくれているようである。
良太は、母の匂いを嗅ぎながら、その蜜を舐めながら、イキたい気持ちになってきた。すでに肉竿の底にいつもの熱が溜まっており、放出する準備は整っているようである。
良太は、母の尻をいっそう自分の顔に押しつけるようにして、舌を激しく動かした。すると、肉棒への刺激が弱まって、
「はあっ!」
母が声を上げた。肉棒から口を離したのである。次の瞬間、彼女は、
「もう我慢できない、入れて、良太っ!」
そう言うと、息子の体の上から降りるようにした。良太は、自分の手から熟女の尻がするりと抜けていくのを感じたが、その尻は、すぐ近くにあった。
母が四つん這いになっている。
後ろから入れろということだ。良太は身を起こすと、手から抜け出た尻に、もう一度手をかけた。そうして、母の唾液で光る肉棒を、尻の間へと近づけていく。アナルの下方に淫靡に開いた割れ目へと、良太は亀頭をつけた。
少し力を入れると、ねちゃりとした感触とともに、まるで、膣口が亀頭を吸い込もうとでもするかのように、簡単に、肉棒は中へと入っていく。
「はあっ!」
「ううっ!」
母子の声が重なった。
良太は、膣ひだの感触を味わうかのように、ゆっくりと奥まで挿入するようにした。