少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/16
「ふふっ、じゃあ、行こうか」
どこに行くのだろうかとあなたが思っていると、叔母が、あなたを先導した場所は、叔母が寝るところになっている、客間でした。あなたの家に泊まるときは、畳敷きの和室に布団を敷いて、叔母は寝ています。あなたは、叔母が布団を敷こうとするのを見て、自分が代わってやることを申し出ます。
「ありがとう、優しいね」
そんな言葉をかけてもらいながら、あなたは、叔母の敷き布団を敷きます。敷き終わると、
「じゃあ、始めようか」
叔母がまるでゲームでもするかのような気安さで言います。あなたは、ちょっと拍子抜けするような気持ちになりながら、とはいえ、重苦しい雰囲気ももちろん望んでいないわけで、これはこれでいいのかと思っていると、
「じゃあ、脱ぐね……」
と叔母が言ってきます。
あなたは、唾を飲み込みます。浴室で見た叔母の美しい裸体をもう一度見ることができるのです。想像するだに興奮するその肢体を、この目で見ることができる、しかも、それに触れることができるわけですから、あなたは、早くも息が荒くなるのを覚えます。
「わたしだけじゃ恥ずかしいから、一緒に脱いでよ」
と叔母が言います。あなたはうなずきます。こちらは別に一回見られたことでもって、恥ずかしくもなんともありません。叔母は、するすると服を脱ぎ始めます。あなたも負けじと服を脱ぎます。
「裸になった方がいいよね?」
下着姿になった叔母は、訊かずもがなのことを訊いてきます。ブラジャーとショーツの半裸でも、十分に美しく、それだけでもあなたは満足であるような気もしましたが、浴室では全裸を見ているわけであって、であれば、やはり、全裸を見たいと思ってしまいます。
「じゃあ、一緒に脱いでくれる?」
あなたはうなずきます。あなたが、思い切りよく、アンダーシャツと、ブリーフも脱いで、全裸になると、しかし、叔母は、下着を外そうとしません。どうしたのだろうかと思ったあなたは、
「どうせだから、脱がせてみる?」
と叔母が言ってくるのを聞きます。
脱がせるというのは、ブラジャーとショーツをこちらが脱がせるということを言っているのでしょうか。言っているのかも何も、それしか考えられないあなたは、大きくうなずきます。
叔母は、微笑みながら、あなたの体の中心部をちらりと見ます。そこは、すでに激しく勃起しており、おへその方まで反り返りそうなほどです。
「じゃあ、どうぞ」
叔母は、あなたをハグするかのように、両手を広げます。