官能物語 2021/06/10 10:00

主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/17

 あなたは、しばらく、ふわふわと空中を漂うような感覚でいます。何もかもから解き放たれたような幸福感を得て、あなたは、ずっとこのままでいられたらと思います。しかし、その幸福感は永遠に続くというわけには、もちろんいかず、しばらくしてあなたはハッと我に返ります。

 隣に義父が横たわっているのを見たあなたは、禁断の交わりを結んでしまった恥ずかしさよりも、自分のことをしっかりと愛してくれたことへの感謝や、そこからくる義父への慕情が勝って、彼に体を寄せてしまいます。

 すると、義父は腕を開くようにして、あなたの体を迎えてくれます。受け入れられたことの嬉しさに、あなたは胸の奥が温かくなるのを覚えます。こうして、男の胸に抱かれながら横になるのはいつ以来のことでしょうか。いつも子どもにしてやっていることをしてもらったあなたは、その心地よさに、子どもがいったんくっつくと容易に離れないことの理由が分かった気がします。

「大変なことをしてしまったが……」

 義父があなたに語り始めます。

「後悔はしていないよ。ありがとう」

 体を交えて感謝の言葉をもらったのは初めてであるあなたは、義父の言葉に感動します。あなたは、義父にさらに身を寄せるようにすると、自分も後悔していないこと、気持ちよかったこと、さらには、夫とこの頃夜の営みが無かったことまで話してしまいます。最後のは関係なかっただろうか、というより、欲求不満から義父と交わる淫乱だと思われなかっただろうか、と心配になったあなたでしたが、そう思われたとしても、事実その通りなのですからやむをえないことだと腹をくくります。義父は特に気にした様子も無く、

「何かあれば、わたしが責任取るから、何も心配しなくていいよ」

 と言ってきます。厄介なことがあれば全て自分に任せろと言ってくれる義父の大きさに、あなたはうっとりとします。そうして、もう一度抱いてほしいと思ってしまいます。もちろん、あなたは、もうここから立って、息子の所に行くべきです。息子は常に朝まで熟睡しているというわけではなく、時々夜に起きては母親を求めます。もしかしたら、今夜がそうかもしれません。それにもう十分に義父に快感を与えられて、義父も射精したわけだから、二人とも満足しているはずです。

 それにも関わらずあなたは、なお立ち去りがたいものを感じます。その思いが、あなたの手を、義父の股間へと導きます。立ち去りがたかろうがなんだろうが、そこが元気にならない限りは、どうしようもありません。

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