官能物語 2021/06/12 10:00

主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/19

 騎乗位などという体位は、ほとんどしたことがないあなたは、それでもかすかな記憶を頼りにして、おそるおそる腰を沈めていきます。すると、硬くたくましい義父の一物は、きちんとあなたの重みを受け止めてくれます。義父の肉棒を秘所に受け入れたあなたは、その圧倒的な迫力に息をつきます。

「すごく気持ちいいよ、最高だよ」

 義父の声が下からひそやかに聞こえてきます。セックス中にきちんと声かけしてくれる男性は多くありません。それにも関わらず、しっかりと気持ちよさを言葉にしてくれることで、あなたは心からリラックスするのを覚えます。セックスはオナニーではないので、自分が気持ちよくなることもさることながら、相手を気持ちよくしているという思いでもって満たされる部分が確かにあるのです。

「好きなように、動いてごらん」

 義父の声がかかります。
 好きなようにと言われても、動き方が分かりません。以前騎乗位でしたときも、男が――それはとりもなおさず夫なのですが――下から一方的に突いて終わりでした。あなたは、どうすればいいのだろうかと思いながら、やる前から質問していては、大人の女としての沽券に関わるという思いがあり、とりあえず腰を相手の下腹にこすりつけるようにして動いてみることにします。

 すると、電撃のような性感が脳天を貫くようになって、あなたは、いきなり正解を引き当てたことを悟ります。

「あんっ!」

 あなたの声が夜の中に響きます。

 いったん腰を振り始めると、あなたは、そのあまりの気持ちよさに止められなくなってしまいます。一方で、義父も、

「ナカでこすれるようになって、すごく気持ちいいよ……おおっ」

 と下から確実に感じていることを伝えてくれます。義父はそれからも何度か喘ぎ声を上げます。自分で声を上げてはいけないと言っておきながら声を上げることに対して、あなたはよっぽど気持ちいいのだろうかと思うと、男性を感じさせている自分が誇らしくなります。

 そのうちに、あなたは、まるで自分が義父を犯しているような気分になります。自分が腰を振るたびに、義父が声を上げ、あるいは声を押し殺そうとしているのが分かります。女性を○す男性の気持ちはこのようなものなのだろうかと思いながら、あなたは興奮を高めます。自分も相当に気持ちがよくていつイッてもいいくらいなのですが、今義父を犯しているのだ、男をこちらがコントロールしているのだと考えると、なぜだか、イクまでまだまだ間がありそうな気持ちになります。

 次の瞬間、あなたは義父の手が伸びてきて、あなたの乳房をわしづかみにするのを認めます。

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