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2020年 05月の記事 (23)

官能物語 2020/05/24 10:00

息子の告白/27

 これから、また硬い肉の棒によって膣内をこすられるのかと思うと、久美子は、それだけでゾクゾクとした性の悦びが背筋を走るのを感じた。なで回されているだけだというのに、尻たぶが熱くなっているのが分かる。

「行くよ」

 その一声とともに、若いオスのピストン運動が始まった。たくましい肉棒が膣内を押し広げるようにして進んでいき、膣奥を刺激して、また、押し広げるようにして引いていく。その往復運動は、甘美そのものだった。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 久美子は、オスに責められるメスにふさわしい鳴き声を上げた。まるで自分のものではないようなその声によって、性感がいっそう高まってしまう。打ちつけられる肉棒だけではなく、時折ぴたんと引っ付くようになる玉袋や、腰のあたりを持つ手の感触まで、久美子はしっかりと感じていた。加えて、

「ああっ、すごいよ、久美子。めちゃくちゃ気持ちいい……最高だ」

 息子の褒め言葉もはっきりと聞こえてくる。自分の体で男が喜んでくれているというのが素直に嬉しい。その嬉しさもまた性感を増す起爆剤となり、久美子は、何も考えられなくなるのを感じた。ぐちゅっ、ぐちゅっ、といういやらしい水音と、ギシギシと鳴るベッドの音、

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 性の快楽を貪る女の声の中で、久美子は、徐々に上りつめるのを感じた。

――ああっ、イキそう……。

 年若い子が腰を振り出していくばくも経たないうちにもう絶頂に達するなどというのは、大人の女として恥ずべきことかもしれないけれど、そんなことを考える余裕は、久美子にはなかった。今の彼女の頭にあったのは、このままイカせてほしいということだけだった。

――ああっ、すごい……いいっ……。

 差し込まれるたびに奥まで届いて、まるで自分の中心が震わされるような心地がした。その中心部から、手足の先、いや髪の先にまで性感が伝わっていく。

「ああっ、イクッ……ダメッ、ダメッ!」
 
 久美子は、抑えられず、首を打ち振るようにした。言葉では、ダメと言っていても、もちろん、彼女の体は嫌がってなどいない。それなのにどうしてダメだと言うのか、しかし、そんなことを考えている余裕も、今の久美子にはもちろんなかった。絶え間なく送られてくる快感に翻弄されるのみである。

 思い切り、男の腰が打ちつけられて、ついで、

「出すよっ、久美子っ!」

 せっぱ詰まった声と共に、どくどくどくっ、と膣奥に注ぎ込まれるものを感じたとき、
――イクッ、イクーーーーッ!

 声にならない声を上げて、久美子は、オーガズムに達した。

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官能物語 2020/05/14 11:00

息子の告白/26

 びく、びくっ、と体を震わせた久美子は、頭の奥に閃光が走るのを認めた。

「か、母さんっ、そんなに締め付けられたら、ううっ……」

 息子が焦ったような声を上げるのが、どこか遠くで聞こえた。しばし、夢中をさまよっていた久美子は、自分の体の奥深くに硬い肉の棒が差し入れられているのを再び感じるようになった。

「母さん、大丈夫?」

 反応がなくなってしまった母を心配したのだろう、声をかけてきた息子に、久美子は、

「きゅ、急に変なこと言わないで、驚くでしょ」

 と答えることができた。

「変なことって?」
「『愛している』とか……それに、名前で呼んだでしょ」
「でも、それがおれの本心だからさ、いいだろ、言っても」

 息子は気楽な口調で言った。久美子は、今日だけのこと、ともう一度自分に言い聞かせて、顔を前に向けた。

「怒ったの?」
「怒ってないわ」
「じゃあ、名前で呼ばせてもらってもいいんだね?」
「……いいわ」
「やった!」

 息子は、はしゃいだ声を上げた。まるで子どものような声に、もしかしたら、彼はこれまでずっと我慢していたのではなかろうかと考えて、もしかしてもなにも現にそうだったのだろうという認識を新たにした。

「あー、ずっとこうしてたいよ」

 そんなことを言って、彼は、久美子の乳房を揉みしだいた。双乳が、若い男の硬い手によって、つぶされると、久美子は、切ない気持ちになった。

「はあっ……」

 吐息が甘くなるのが自分で分かる。乳首をつままれると、

「ひあんっ!」
 とこれまで出したことがないほど甘える声が出てしまって、かあっと頬が火照るのを感じた。

「可愛い、久美子」
「ちょ、ちょっと、高典」
「名前で呼んでいいんでしょ、久美子」

 そう言って、乳首をクニクニとつぶしてくる息子に、それ以上注意を与えることができず、というか、名前で呼んでいいと許可を与えたばかりなので、そもそも注意することもできず、久美子は、喘ぎ声を上げ続けた。

「乳首をいじられるのが気持ちいいんだね」

 そう言って、高典は、執拗に乳首に刺激を与え続けた。ただ乳首を軽くつねるだけで、他にどのようなテクニックを使っているわけでもないのに、それだけで久美子は、十二分に気持ちが良かった。こちらこそ、ずっとこうされていたい気分である。しかし――

「ふうっ、じゃあ、また動くね」

 そう言うと、高典は、乳首から指を離し、体勢を整えたあとで、尻たぶをなで回すようにした。

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官能物語 2020/05/11 20:00

息子の告白/25

 一突きされるたびに、久美子は、天上の悦楽とでも言うべき、快楽を味わっていた。押し入れられるときに、太く硬い肉棒が膣奥を刺激し、引かれるときには、それが膣襞を引きずり出すようにする。

「はあっ、はああああっ!」
 
 久美子は、知らず、大きな声を出していた。そんな声が自分の口から出てくるのが自分で不思議である。

 後ろから突かれることで、正常位のときとは違ったところが刺激されること、顔も見ずに、まるで獣のように後ろからされることによる背徳感も、久美子の快感を増している。

「ううっ、めちゃくちゃ気持ちいいよ、母さんっ……」

 高典が焦ったような声を出すが、その声は、久美子の耳に届いていなかった。彼女の耳に聞こえていたのは、ぐちゅっ、ぐちゅっ、という二人の結合部から鳴るいやらしい水音である。自らの体が確実に喜んでいる音を聞いて、久美子は、さらに快感を増した。

「はああっ、あああああああっ!」

 久美子は、それこそ獣のような声を出した。こんな快感があったとは、信じられない思いである。仮にこれまでバックでしたことがあったとしても、こんな快感を味わったことはなかった。それだけは確実に言えることである。

 二度出したからか、息子のピストン運動は、これまでより長く続いた。まだまだ慣れておらず、それはゆっくりとした慎重なものだったけれど、久美子にとっては十分だった。そのピストンが、ふと止まった。久美子は、はあ、はあっ、と荒い息をついた。いつの間にか、両手で、ベッドのシーツをぎゅうっと握っていた。

「ちょっとタイムね、母さん……」

 久美子は、息子の声を聞いた。タイムというか、そうして止まっている間も、彼の肉棒はゆるやかな快感を久美子に与えていた。びくっ、びくっ、と熟女の肉体が、震えを帯びる。

「もうちょっとで出そうだったよ」

 そう言うと、息子は体を倒すようにして、

「母さぁん……」

 甘えるような声を出して、手を前に回すと、久美子の乳房を揉みしだいてきた。
 バックから貫かれて息子に後ろから乳房を握られた久美子は、彼に自分の何もかもが支配されてしまったような気持ちになった。しかし、それは全く嫌な気持ちではなくて、むしろ満たされた気分だった。十分に自分を貪ってほしいとまで思ってしまう久美子は、

――これは、今日だけのことよ……。

 と自分に言い聞かせた。今日だけだからこそ、こんな気持ちを抱いても問題ないのである。

「愛してるよ、久美子」

 耳元でそう囁かれて、乳首をきゅっと摘ままれた久美子は、その瞬間、軽く絶頂に達した。

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官能物語 2020/05/10 10:00

息子の告白/24

 ぺちんという小気味よい音が響く。

――やめなさい。

 と口に出して言いたいのだけれど、膣内にうずめられた肉棒の圧倒的な迫力が、久美子に言葉を出すことを許さない。それに、恐ろしいことに、叩かれたところがじんわりと熱くなって、それが体の奥をさらに熱くするような気さえした。叩かれて感じるなんてことあるはずが無いと思いたいのだが、事実は認めざるを得ない。

 高典は、母親の尻たぶを、何度もぺちぺちと叩いた。まるで、楽器でも奏でているような調子である。もちろん、思い切り張っているわけではない。なでる延長にあるような、軽いはたき方である。そうやって軽く叩かれるたびに、久美子の体に性感が走り、体の奥が切なくうずいた。こうして、挿入されて軽くぺちぺち叩かれているだけでも十分に気持ちいいが、もっと強い刺激が欲しくなってくる。そう、たくましい肉棒で、思い切り責め立てられたいという欲求が、久美子の頭に去来していた。

「母さん……?」
 
 息子が、不審げな声を出した。何の反応も示さない母親をいぶかしんだのだろう。

「怒っているの、母さん?」

 息子は、つながった状態のまま、状態を倒すようにして、久美子の顔に自分の顔を近づけた。そのちょっとした動きで、肉棒が膣内をこすり、

――ああっ……。

 久美子は切なさを増した。

「母さん……?」
「お、怒ってないわ……」

 久美子は、顔を振り向けて、声を絞り出すようにした。

「怒ってない?」
「え、ええ……」
「ウソだよ、怒ってるじゃないか」

 久美子は、首を横に振った。肉棒が膣壁と膣奥に与えてくる圧力が、断続的な快感を、久美子に与えてくる。その心地よいのだけど、じれったい感覚を、はやく鎮めてもらいたいのだが、そんなことをこちらから言うことなどできない。

「母さんが嫌なら、やめるよ……」
 
 こちらの意図を全く理解していない息子は、そんなことを言い出して、あろうことか、肉棒を引き抜き始めた。久美子はとっさに、

「嫌っ! やめないでっ!」

 と叫んでしまった。えっ、という顔をした高典は、肉棒を少し引き抜きかけた状態で腰を止めて、

「続けていいの?」

 と訊かずもがなのことを訊いてきた。久美子は、こくりとうなずいた。そうして、あまりの恥ずかしさに、彼から目をそむけて、顔を俯かせた。

「……じゃあ、動くよ」

 息子は、あまり納得が行っていないような声を出したが、言葉通り、動き始めた。途端に、まるで嵐のような激しい快感に、久美子は襲われた。

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官能物語 2020/05/09 10:00

息子の告白/23

 羞恥によって感じるなんてこと、あるはずがないと思ってみても、実際に、どんどん高ぶってきているのが、久美子には分かった。

――ああ、するなら、早くして……。

 そう思ってはいるのだが、その思いがいっそう体を熱くするのである。
 息子は、後ろから女の秘部を見るのが楽しいのか、なかなか挿入しようとしなかった。じっくり見られていると思うと、久美子は、とろりとした蜜液が秘唇から滲み出るのが分かった。実際にはそう大した時間は経っていないだろうけれど、無限の長さに思えた久美子は、彼の方を振り向いて、

「まだなの……?」

 と訊いてしまった。まるで、入れて欲しいとおねだりをしているようにも聞こえて、いっそう恥ずかしくなった久美子に、

「今入れるよ、入るかどうか分かんないけど」

 気楽な口調で息子は答えた。したことがない行為をしようというのに、やけにリラックスしているのは、とりあえず童貞を卒業したからだろうか、あるいは、もともとそういう性格なのか。そんなことを考えながら、前を向くと、少しして、秘所に硬いモノが当てられるのが分かった。久美子は、期待に胸が高鳴るのが分かった。また、さっきのような快感が与えられるのかと思うと、ドキドキする。しかし、

「あれ、入らないなあ……」

 その期待はなかなか叶えられなかった。息子は、挿入に手間取っているようで、秘唇に確かに亀頭が当てられているのは分かるものの、角度か何かの関係なのか、入らないようである。それがしばらく続いたので、久美子は、いらいらしてきた。焦らされている気分である。入らないのならすっぱりと諦めて、さっきみたいに正常位で挿入してほしいと思ったところで、

「あっ、こうかな……」

 ずぶりと、硬くたくましい棒が、膣内に入ってくるのを、久美子は感じた。

「はあっ!」

 久美子は、思わず、顔を上げるようにした。正常位で挿入されたときも気持ちがよかったが、バックだと刺激されるところが違って、別種の快感がある。しかも、正常位の時より、奥まで届いているような気がした。

「全部入ったよ、母さん」

 息子が誇らしげな声で言った。
 久美子は、軽く首を縦に振った。何も答えることができないほど圧倒的な快感が、久美子を襲っていた。

「すげえ、母さんのめちゃくちゃ締め付けてくるよ」

――そんなこと言わないで……。

 と声に出したい久美子は、首を横に振ることしかできない。

「可愛いな、母さんのお尻」

久美子は、軽く尻たぶを張られるのを感じた。

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