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2020年 08月の記事 (31)

官能物語 2020/08/06 14:00

母の浮気/33

 それに応える江崎さんが笑顔である。

「ぼくも気持ちよかったですよ」
「でも、江崎さん、まだ出してないでしょ?」
「分かりますか?」
「だって、硬くなったままだし……ごめんね、わたしだけ先にイッちゃって」
「いや、いいんですよ。気持ちよくなってもらえたら。痛くはなかったですか?」
「全然。それどころか、どうにかなっちゃいそうだった……正直に言うと、旦那とするよりもずっと気持ちよかったぁ」

 ぶっちゃけすぎだろ、と良太は思った。そんなことまで言う必要があるのだろうか。しかし、必要とか必要ではないとか、そういう尺度で行動する女性ではないのだということは、良太も知っているはずだった。天真爛漫が彼女のたちである。

「いやあ、嬉しいな。お世辞だとしても嬉しいですよ」
「お世辞なんかじゃないわよぉ。本当だって」
「では、ぼくも言わせていただければ、妻とするよりずっと気持ちいいです」
「あら、ありがとう。でも、由里子ちゃんに何だか悪いわね」

 その夫と交わっておいて、今さらいいも悪いもないだろう。呆れた良太の耳に、

「今度は江藤さんが気持ちよくなる番よ。わたしのこと、好きにしていいから」

 母の明るい声が聞こえてきた。

「そうですか、じゃあ、遠慮なくお言葉に甘えます」

 そう言うと、江藤さんはつながったままで、母の片足を高く上げて、もう一方の足をまたぐようにして、母の体を横倒しにするようにしてから、母の足をおろした。

 いわゆる、側位という体位だったが、良太は知らなかった。

「あー、わたし、この体勢好きなんだ。余計に感じちゃうかも」

 母がうきうきとした声を出した。そのあとに、

「あ、ごめん、ごめん。江藤さんに気持ちよくなってもらう番なのに」

 と慌てて謝った。

「いや、いいんですよ。奥さんが感じているところを見られると、ぼくも気持ちいいので。いっぱい感じてください」

 そう言うと、江藤さんは、片手を伸ばして、横に張り出す格好になった母の乳房の一つをむんずとつかんだ。

「あっ……」

 母がぴくんと反応して、愛らしい声を出す。

「可愛いですよ、奥さん」
「一つお願いがあるんですけど」
「何ですか?」
「『奥さん』じゃ味気ないから、名前で呼んでもらえません?」
「あやかさん?」
「『さん』はいらないわ」
「あやか?」
「うん」
「じゃあ、ぼくのことも名前で呼んでもらえますか」
「裕也さん?」
「『さん』はいりませんよ」
「でも、わたし、男の人を呼び捨てしたことないから」
「なら、さん付けで」
「はい、裕也さん」

 二人は笑い合った。
 なんだろうこれは。
 本当に恋人同士のような雰囲気である。

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官能物語 2020/08/05 14:00

母の浮気/32

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 母は、心から気持ちよさそうな喘ぎ声を上げた。女にあんな風に声を上げさせられたら、男としてどんなに誇らしいことだろう、と良太は思った。その声がやんで、

「ああっ…………もう、意地悪しないでよぉ……」

 母が、たよりない調子で言った。

「それなら、はっきりと言ってください。奥さん」
「もおっ……ホントに男の人って……」
「子どもですか?」
「江藤さんは大人だと思っていたわ」
「すみません」

 母は少し息を吸うようにすると、

「江藤さんのたくましいおちんちんで、気持ちよくして、イカせてください!」

 一息に吐き出した。
 江藤さんは満足したようである。

「じゃあ、いきますよ、奥さん」

 そう言うと、先ほどよりも大きく動き出した。すると、母は、

「ああっ、激しいっ、ひあああん、はああああんっ!」

 声を大きくした。先ほどのまでの感じ方とは、また一段階違う強さを持った感じ方である。

「ああっ、ああっ、うううっ、ひあああああっ!」

 その乱れ方は、人のそれというよりは、まるで獣のそれのようであって、良太は怖さを覚えるほどだった。母の腕は、しっかりと江藤さんの背中に回されて、その足は江藤さんの腰にからみつくようになっている。まるでそうしないとどこかに運ばれてしまいそうな様子で、母は江藤さんにしがみついていた。

「ああっ、すごいっ、あああああああっ!」

 母は、それこそ獣のような吠え声を上げた。愛らしい母からそんな声が出るなんて、良太には思いもかけないことであり、そういう声を出させる江藤さんに、嫉妬を覚えた。

「気持ちいいですよ、奥さん」
「ああっ、イクッ、ダメッ、もうイクッ……あ、あ、あ、あ、あ、イクッ、イグウウウゥ!」

 母は濁った声を上げて、絶頂に達したようだった。江藤さんにしがみついたまま体をビクンッ、ビクンッと痙攣させて、江藤さんによってもたらされた絶頂がいかに激しいものであるかを表現している。

 その動きが止まるまで、江藤さんは腰の動きを止めて、母を抱き締めるようにしていた。母の動きが止まってもなお、抱き締め続けている。母もぎゅっとしがみついている。それを見ていると、本当に心から愛し合う者同士の抱擁のように見えて、良太の胸に痛みが走った。心は痛みを感じても、体は快感を得ているようで、ペニスはぴくん、ぴくんと脈動して、その亀頭からはだらだらと先触れの液がにじみ出している。

「ああ……すごかったぁ……」

 しばらくして、母の満足そうな声が聞こえてきた。

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官能物語 2020/08/04 17:00

母の浮気/31

 江藤さんの動きは、ごくごくゆっくりとしたものだった。ちょっと見では動いているのかどうかもよく分からないくらいである。しかし、そんな動きでさえ、

「はあああっ、すごいっ、ああっ……ひあああんっ!」

 母の快感のスポットを確実に刺激しているようで、そのあご先が上がり、喘ぎ声は外にまで聞こえそうなほどだった。父との交わりのときも相当気持ちよさそうだったが、今回は、別格のようである。

「ぼくもすごく気持ちいいですよ、奥さん」

 そう言う江藤さんの声は、平静そのものであって、さっきパイズリしてもらっていたときの焦りは全く無いようだった。ゆっくりと腰を動かしては、乳房を揉みしだいている。そうして、ピンと立ち上がった乳首に指をつけて、軽くつねるようにした。

「ああっ、ダメェ! そんなことしないでぇ!」

 ぶるっと、豊満な体を震わせるようにして、母は懇願した。その可愛らしい声は、どんな男の中にも嗜虐心を引き起こしそうな調子であり、事実、江藤さんも、

「可愛いですよ、奥さん。もっともっと気持ちよくなってください」

 そう言って、いったん乳首から指を離すと、母の足首を手に取って、母の両足を自分の両肩にそれぞれ乗せるようにした。そうして、その体勢のまま、さきほどよりも、やや強く、ピストン運動を始めた。すると、

「はあっ、ああ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 母はさらに大きく感じ始めた。
 その目はすでに焦点を得ていないようである。良太は、自分の母親がどこか遠くへ連れ去られてしまうかのような不安を覚えた。ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、という卑猥な水音が和室を満たし、母のまるで叫び声のような喘ぎ声が間断なく上がった。

「ああ、イクッ、イクッ……ああっ!」

 そこで、急に江藤さんの動きが止まった。
 母は、巨乳を上下させて、呼吸を整えたあとに、

「どうして、やめちゃうのぉ……」

 泣きそうな声を出した。
 目の焦点も元に戻っている。
 江藤さんは、足を肩からおろして、体を折り曲げて、母に顔を近づけると、

「さっきのお返しですよ、奥さん」

 にこやかに言った。

「なによ、お返しって」
「フェラチオです。やめてくださいって言ったのに、したじゃないですか」
「だって、すぐに立つって聞いてたから、江藤さんって絶倫なんでしょ」
「そうは言っても、その日の調子もありますし」
「分かった。謝るから。だから……」
「だから、何ですか?」
「もおっ……分かるでしょ」
「じゃあ、ちゃんと言ってくれたら、することにしますよ」
「なあに、江藤さんって、Sっ気があるの?」
「奥さんがあまりに可愛いから、いじめたくなったんですよ」
「どうすればいいのよ?」
「もう少しでイクところなんですよね、奥さん?」
「そうよ……って、そんなこと言わせないでよ」
「じゃあ、イカせてくださいって、お願いしてください」
「もおっ……イカせて。はい、これで、満足?」

 母が投げやりな声を出すと、江藤さんは、腰を動かすようにした。

「はああっ!」

 びくんっ、と体を震わせる母に、

「もう少し気持ちを込めて言ってください」

 そう言いながら、江藤さんは、また腰を動かし始めた。

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官能物語 2020/08/04 14:00

母の浮気/30

 確かに、その言葉通り、江藤さんの肉棒は、今出したばかりだというのに、もう立っていた。しかし、良太には、それがそれほどすごいことなのかどうか、よく分からなかった。一度に三回くらいオナニーする良太にとって、出したばかりですぐ勃起するというのは、ごく普通のことである。大人は違うのだろうかと不思議に思った良太の目に、江藤さんが自らのモノに、何やらゴム製品を装着しているのが見えた。

「そんなものを持ち歩いているって、どういうことなの?」

 母が、いたずらっぽい声を出した。

「男のたしなみですよ。他意はありません」
「どうやら、わたし以外ともこういうことをしているみたいね」
「誤解ですよ。うちのと、外でするときのための用意です」
「えっ、外って……青姦?」
「どういう勘違いですか。違いますよ、ラブホですよ」
「あ、そうなんだ」
「それより、いいですか、奥さん? 奥さんの中に入っても」
「どうしようかな、ふふ」

「意地悪言わないでください」

 そう言うと、江藤さんは、自らも膝立ちになると、母と目線を合わせて、唇を重ねた。軽く重ねられたキスは、すぐに激しいものになり、くちゅ、くちゅといういやらしい音を立てて、舌が絡み合った。

「はあっ……ああっ……」

 江藤さんの手が、母の秘所にかかっている。唇を離した江藤さんが、

「濡れてますね、奥さん」

 と笑いながら言った。

「誰のせいよ……責任取ってもらうからね」

 そう言うと、母は、江藤さんに抱き付いた。
 江藤さんは、母を抱いたまま、ゆっくりと畳の上に寝かせた。そうして、母の足の間に入ると、

「入れますよ」

 簡単に言って、腰を進めるようにした。

「はあああっ……ああああっ」

 ただ挿入が為されただけのはずなのに、母は悲鳴のような声を上げた。

「ああっ、これ、すごいっ……ひああああんっ」
「痛くないですか? 奥さん?」

 江藤さんが上から声をかけるが、母には聞こえていないようだった。ただ、背を弓反りにして、乳房を張り出すようにしている。

「ああっ、すごいっ……すごいっ……」

 母は、むやみと、「すごい」を繰り返して、息を荒くした。
 江藤さんは、両手を伸ばして、母の豊かな乳房を、ゆっくりと大きく揉みしだいた。男の手によって形を変えられる母の乳房のいやらしさは格別であって、良太の幼いペニスは痛いほど勃起している。

「ああ、最高ですよ、奥さんのナカ……すごく、締め付けてきます」

 江藤さんは、余裕のある顔立ちで言うと、

「動きますよ」

 と言って、腰を動かし始めた。

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官能物語 2020/08/02 14:00

母の浮気/29

 あまり首を動かさないようにして、口だけで母は、肉棒の先を刺激していた。何をどうしているのかは分からないけれど、母の唇と舌で亀頭を刺激されるのはどんなにか気持ちいいことだろう。良太は、自分の亀頭からじわりと先触れの液がにじみ出すのを感じた。本当にしごきたくてたまらない。最高のAVを見ているというのに、ペニスをこすることができない地獄の苦しみを味わいながら、良太は二人の絡みを見続けた。

「奥さん、もうそこまでにしてください。出ちゃいます」

 江藤さんが、弱音を吐きながら、なお余裕のある笑みであるのを、母は上目遣いで見ると、彼の言葉に構わずに、むしろフェラチオを激しくした。

「おおっ……」

 じゅっぽ、じゅっぷ、と顔を上下に動かして、母は、乳房で挟んだところから飛び出ている肉棒の部分を口内粘膜でしごいた。どうやら、母は射精させようとしているらしい。もう出てしまうと言う割りには、江藤さんの射精まではしばらく間があって、

「ううっ、出しますよっ、奥さん!」

 たっぷりと2分くらいはあったかもしれないその果てに、江藤さんは射精を開始したようだった。

「んっ」

 母が驚いたような鼻声を上げて、射精を受け止める。しばらく続いた精の放出が終わったあと、母は乳房を持ち上げる手を休め、肉棒から口を離した。そうして、江藤さんを見上げると、そのまままるで見せつけるように、口内に溜まったものを飲み下したのだった。

「あっ、お、奥さん」

 江藤さんが目を見開いた。
 母は、ふふっ、と微笑すると、舌で唇を拭うようにして、

「江藤さんの精液、美味しいわ」

 と言った。その瞬間の彼女の表情は、まさに欲情したメスそのものであって、良太は、我が母ながら、こんなにいやらしい女性がいるのだろうかと、鼓動が激しくなるのを覚えた。もしも、この場に江藤さんがいなかったら、押し入れから出て、猛り立ったものを、彼女のとろとろになっているはずの秘所に、差し込んでいたかもしれない。

 そんな想像を思わずしてしまった良太は、自分で自分のことが怖くなってしまった。それでは、近親相○である。母子で交わってはいけないことになっているのは、良太も知っていた。しかし……よくよくと考えてみると、なぜいけないのだろうか。そもそもが、その「いけなさ」は、不倫と比べてどうなのだろうか。不倫だっていけないことであって、でも、それでも、こうして普通になされているのである。だとしたら、近親相○だって同じことなのではないだろうか。そんなことを考えている良太の耳に、

「すごぉい、出したばっかりなのに、もう立ってるぅ」

 母の楽しそうな声が聞こえた。

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