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2020年 10月の記事 (63)

官能物語 2020/10/20 14:00

母の浮気/108

 ブラジャーは、スカート以上に手こずる羽目になった。こんなものを脱がせるのに、どうして手間取るのかと自分に尋ねてみても、答えが出るはずもない。

「焦らないで、良太。焦って、ブラを上下にずらすようにしちゃダメよ。ブラが痛むからね」

 痛んでいるのは、こちらの男としてのプライドである。いざ乳房を拝もう、上半身裸にしようというときに、肝心のブラジャーが外せないのでは、どうしようもない。しかし、相手が、母であることが救いである。もしもこれがカノジョとの初エッチのときだとしたらどうか。かなり気まずい雰囲気になることだろう。

 セックスする相手が母でよかったと、普通の男性であれば思うことができない感慨を抱いていると、ようやくホックが外れたようだった。母の腕からブラジャーを外すと、美巨乳がぶるんとあらわになる。良太は、ぶしゃぶりつきたいような気持ちになった。そうして、久司が、母の乳房に顔を埋めていたのを思い出して、あとでさせてもらおうと思った。

 しかし、今は先にすべきことがある。良太は、体をずらせて、今度は、母のショーツへと向かった。

「脱がせるよ、母さん」
「そんなこと言わなくていいから」

 母のダメ出しを受けながら、良太は、ショーツの縁に手をかけた。繊細なそれを引き下ろすようにすると、母がお尻を上げるようにして動きに応えてくれる。はやる気持ちと裏腹にゆっくりとおろしていくと、恥丘があらわになって、さらに黒い茂みがあらわれる。ふわりと、熟した牝の香が立って、秘唇が姿を現わす。

 良太は、心臓が早鐘を打つのを感じた。もう何度も見たはずの所なのに、新たな感動が押し寄せるようである。自分が生まれてきたところであり、これから最高の快楽を与えてくれるところを見つめずにはいられない。

「良太ぁ……はやく、脱がせてぇ……」

 母から催促がかかって、良太は、動きを再開した。薄布を母の足から抜くようにしてから、自分のアンダーシャツを脱いで、さらには、ブリーフも取り払う。

「ああ……良太、ステキよ……」

 母がうっとりとした声で、こちらの中心部を見つめているのを感じた良太は、とりあえず、何はなくても、一度彼女の中に入らないといけないと思ったところで、

「良太……舐めっこしようか」

 と母から提案が入った。
 舐めっことは、どんな遊びだろうかと思った良太は、母が身を起こして、

「仰向けになって、良太」
 と指示してくるのを聞いた。その通りにすると、良太は、母が、逆向きに自分の体に乗ってくるのを見た。

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官能物語 2020/10/19 19:00

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官能物語 2020/10/19 14:00

母の浮気/107

 母はキスをしながら、良太の股間を太ももで刺激するようにしてきた。良太は、心地よい感覚を得ながら、ベッドに身を沈ませた。朝、シたばかりだというのに、欲求は十分に溜まっている。

「はあっ……」

 唇を離した母が、うっとりとした目をしてきた。どうやら彼女も同じようである。

「シャワー浴びようか、良太?」
「いいよ、シャワーなんて」

 そう言うと、良太は、今度は母の体の上になって、自分からキスをした。

「んんっ……」

 母が少し驚いたような目を閉じて、息子の唇に身を任せたようである。良太は、母の口内に舌を差し入れた。そうしながら、すでにフル勃起した肉棒を、母の下腹にこすりつけるようにした。こうしているだけでも気持ちがよくて、射精できそうな気配であるけれど、もちろんそんなもったいないことはできない。

 良太は、母の口内を一通り探るようにしてから、唇を離した。母は目を開くと、荒い吐息をついた。良太は身を起こして上着を脱ぎ、そうして、体を母の上からずらすと、ズボンも脱いだ。下着姿になったあとに、母に手を伸ばして、

「服を脱がせてあげるよ、母さん」

 と言って、彼女のブラウスのボタンを外し始めた。母はうなずいて、されるがままになっている。ブラウスの前を開くと、そこには、黒のブラジャーが見えて、良太にはなんというのか分からないけれど、ブラは、乳房の下の方を支える造りになっていた。上半分があらわになっている。

 良太はごくりと息を呑んだ。

「どう、良太?」
「い、いいね」

 平凡な感想になってしまったが、良太の勃起はさらに硬くなったようである。自分のためにこんなセクシーなブラジャーをしてくれたのかと思うと、感無量だった。良太は、今度は、スカートに取りかかった。

「えっと……あれ……?」

 しかし、どこをどうすればいいのか、分からない。スカートなど身につけたことがないので当然と言えば当然である。

「ここにホックがあるから」

 母の指示に従うと、何とか彼女を下着姿にすることができた。
 ショーツもブラジャーと同色の黒で、しかも、透けるようになっていた。良太の興奮はいや増した。もう今すぐにでも、母の中に入りたくてたまらない。しかし、そのためには、

「ふふっ、じゃあ、今度は下着も脱がせてもらおうかな」

 もう一つクリアしなければならないミッションがあった。
 良太は、はやる気持ちをおさえて、母のブラジャーに取りかかることにした。

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官能物語 2020/10/18 19:00

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官能物語 2020/10/18 14:00

母の浮気/106

 敷地内には、小さな棟が立ち並ぶようになっていて、どうやら、宿泊施設のようである。休憩を取るのに宿泊施設に入るというのも、大げさな話だなあと思っていた良太は、そこで、ようやくピンと来た。

「母さん……ここって、もしかして、ラブホ?」
「ピンポーン」

 母は車を停めて、

「さ、行きましょ」

 息子に降車を促した。
 良太は、ドキドキした。ラブホテルなどというところは、まったく想像の中にあって、現実の像を持ったことは一度も無い。動画の中でさえ、見たことは無かった。というか、そもそも、「ラブホ紹介」などという動画があるのだろうか。……ある気はしたが、探そうとしたことはなかった。興味津々で、近くにあった扉を開くと、階段があって、そこを登っていくと、さらに扉があった。

「ここでいいのよね?」

 母が尋ねた。訊かれても答えようがない良太が、彼女に代わって、ドアを開いてやると、どうやら、大丈夫そうである。ドアを閉めると、

「こちらのお部屋は、自動精算システムを採用しています」

 というアナウンスが流れて、ドキリとした。何だろうかそのシステムはと思った良太だったが、もちろん、知る由も無い。部屋は、広々として、玄関を上がるとすぐに、大きなベッドが鎮座しているのが見えた。ベッドが大きいということの他は、特段、おかしなところもなくて、良太は、拍子抜けした。

「ああ、久しぶりに来たわ」

 母が言った。そうして、上着を脱ぐと、ベッドの上にごろんと仰向けになった。

「良太も来たら、気持ちいいよ」

 お言葉に甘える格好で、良太は、母の隣に横になった。スプリングが心地よく、良太自身も、車に乗っているだけだったにもかかわらず、それなりに疲労していることが分かった。

「良太……」

 母が体を半身にして、こちらを向いた。

「今日は本当にありがとうね。楽しかったぁ」
「よかったね。でも、遠足は、帰るまでが遠足だろ?」
「うーん……今日、帰らずに、ここに泊まっちゃおうかあ?」
「えっ!?」
「お父さんが帰ってくるのは、明日の午後でしょ、それまでに帰れば大丈夫だし……ね?」

 家まであと少しというところで泊まるというのも、微妙な話と言えば微妙だけれど、面白そうだと思えば面白そうでもある。

「ちょっと疲れるし、これから、もっと疲れることになるしぃ……」

 そう言うと、母が体の上に乗ってくるのを、良太は見た。その顔が、徐々に近づいてきて、良太の唇を奪った。母の舌が口内に差し込まれると、良太は、すぐに股間が熱くなるのが分かった。

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