少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/37
「んふっ、ふうんっ、んふっ」
叔母が鼻息を漏らしながら、あなたの舌に舌を這わせています。あなたは、さらに腰を動かし続けながら、しかし、そろそろ限界が近いことを悟ります。亀頭が震えるようになっています。叔母がイッてからイキたいと思ったあなたでしたが、そもそも叔母がいつイッたのかなんてことは分かりようがないことに気がつきます。いつかは分かる日がくるのでしょうか。それさえも分からないまま、あなたは、快感の奔流にさらわれる格好で、すぐ先に絶頂のゴールがあることを悟ります。
あなたは、できるだけ奥まで肉棒を突き刺すようにします。腰をぴったりと彼女の腰にくっつけるようにして、奥の奥まで亀頭を差し入れたときに、肉棒全体が爆発したようになって――
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ、と叔母の膣内に思い切り精を吐き出します。その際の快感は、何に例えることもできず、あなたは、あまりの衝撃に頭の中を真っ白にします。
何も考えられなくなったあなたは、そのまま意識を失ってしまいます。
目覚めたときは、室内からはすでに夜の闇は拭われて、朝の光に満ちていました。どうやら夜を越してしまったようです。隣に叔母の姿がありません。下にいるのだろうかと思ったあなたが、ベッドから出る前に、部屋のドアが開いて、
「あ、起きた?」
とエプロン姿の彼女が、微笑みを浮かべるのが見えます。
「よく寝ているようだったけれど、そろそろ9時だから、起こそうかなって思っていたところよ」
そう続けた叔母は、
「今、朝ご飯を作っているから、先にシャワー浴びてきたら?」
と促してきます。
あなたは、彼女に言われたとおりにします。昨日の叔母との交わりで得た汚れをシャワーでぬぐい去り、着替えた後に朝食の席に着くまでの間、あなたは、後悔しきりです。叔母は今日の午後帰るというのに、昨日はまだまだシたりないうちに、寝てしまったのです。とはいえ、精根尽きたかのように、寝落ちしてしまったのですから、どうしようもなかったと言えばいうこともできますが、それでもなおあなたには、後悔があります。
「どうしたの、食欲無いの?」
叔母が、あまり箸を進めようとしないあなたのことを心配そうに見ます。あなたは、
「もっと叔母さんとシたかったんだ」
と率直に言うことには抵抗があり、作ってもらった朝食に急いで箸を向けます。それにしても、かえすがえすも惜しい機会を逃してしまったとやはり後悔しきりのあなたでしたが、
「そうだ、叔母さんと連絡先交換しようよ」
と彼女が言ってきます。
「せっかく仲良くなれたんだからね。連絡取り合おうよ。叔母さん、一人暮らしで寂しいから、今度遊びに来てくれると嬉しいな」
叔母は、あなたを意味ありげな目で見つめてきます。
あなたは、彼女が意味していることを瞬時に悟って、すぐにうなずきを返すのでした。
(了)