ほぷほぷチーム 2024/06/13 22:16

システムについて⑤

この振り返りもいよいよクライマックス。
やはり最後は苦心した音ゲーについてを書きたいと思います。
わりと普通のゲーム製作者ではできない経験をできたと思い
この部分はそれなりに満足してはいます。

もちろん反省点はたっくさんありますけどね。

音ゲー

さて、いよいよ音ゲー部分です。
正直作っている最中に 滝のようにアイデアがバンバン出てきて
こうした方がいい」「こういうシステムを追加すべき
が廻りまくっていましたが、すべて無視して 通常の音ゲー にしました。
ゲームを作ったことがある人ならわかってくれると思いますが
この意見に耳を貸すとゲームが エターナります ・・・

通常の音ゲー、つまり
流れてきたノーツに合わせてボタンを押すゲーム
という事です。



途中ノーツの種類を増やして視線を画面中央から外させたのが
言わば最後の抵抗でした・・・

作ってておさわりと剥離していることは気が付いていましたが
多分 何か先がある、あるに違いない!! と思い
疑問を感じつつも愚直に作っていきました。
疑問が晴れたのは 声優さんのボイス が入った時でした。



音ゲー専用のボイス というものは 収録していなかった ため
完全に ストーリーおさわりボイスの使いまわし だったのですが
これもっと 音ゲーに合わせて キャラもたくさんしゃべらせたら
おもしろいものができるんじゃないか!?と感じました。

というわけで、ゲーム終盤になってから
音ゲーの先 が見えてしまいました・・・
一応音ゲー自体はゲームと切り離して
プレイしなくてもクリア可能 という風にしましたが
同時に切り離しすぎたとも思っています。


・最初から音ゲーする時は 音ゲーモード を選択させる
・キャラクターが音ゲーの話題に触れる
・キャラクターと音ゲーに関連性を持たせる
・音ゲーをプレイしなくても遊べる曲が増えていくようにする
・音ゲーに ジャケット を用意する
音ゲー専用実績 を用意する
・音ゲー時に アニメーションの魅せ方 を変える
 (アニメーション自体は増やさない!!)


こういう感じで、もっと 音ゲーへの導線 は増やせたと思います。

そういえば、音ゲージャケットを AI に描いてもらおうと
思ったこともありましたが
それだけで「一部AI使用作品」のタグを付けねばならないのは
ちょっとどうかな~と思って見送りました。
写真とか使えばいいのかな~


音ゲーについて、もっと深く

さて、この おさわり音ゲー
最初からキーボードは補助的な役割で
マウスだけで成立する音ゲー を目指していました。


たぶん形態として一番近いのは
TAITOの「グルーヴコースター」になるのではないでしょうか?
もう稼働終了してますけどね・・・


ボタンを押す長さやタッチで動かす動作などが似てると思います。

なのでグルーヴコースターにあった
マウスを↑に動かす、→に動かす、 とかの
マウスを特定方向に動かす要素も入れたかったのですが
途中でそんなもん採用したら エターナ るからやめました。


例えば、通常の音ゲーとは違って
特定箇所で右クリック(ムーブタッチ)をしながら
音楽の一定区間を左クリックとマウスの移動で
リズムに合わせるゲームならば
もっと おさわり寄りなゲーム性 にできたかもしれません。
区間別にボイス が入ればより臨場感も出せますし。

つまり、今回は 馬鹿正直に音ゲー してしまったけれど
音ゲーに似た何か にする事で
おさわりとの親和性を保ったままリズムゲームを導入することは
可能なんじゃないかな? と、考えています。

おさわりと音ゲーの相性が悪い のは 百も承知。
でも 先が見えちゃった のなら、進んでもいいですよね。

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