次回作について　雑文

ご無沙汰しております。kinakoです。

8月の猛暑でエアコンが再起不能してからというもの、
集中力どころか健康まで危ぶまれる程の熱気に辟易しておりましたが、
先日新しいエアコンが来ましてようやく作業可能な環境に戻りました。

8月中は(ＨＣＧ描きなど外ではやれない様な)
1作目のアップデートに関する作業はあまり進みませんでしたが、
代わりに次回作についての構想がある程度まとまりましたので、
定期報告も兼ねて記事に致します。

次回作については、2つの案を進めております。

第一の案は既に発売した『魔剣物語』の直接的な続編にあたるもので、
エンディングの後のイーリス達の次の冒険のお話となります。

内容は学園もの、といっても日常の場所としての学校ではなく
関門や異文化としての側面を意識しています。
少年漫画の〇〇試験編とか、某ポッターの最初の方みたいな感じといいますか。

しかし現在、この第一案には２つ問題があります。

1つ目の問題は、
続編の『ゲームとしての面白さの軸』が決まっていないと言う事です。

1作目では『探索の面白さ』が軸になっており、
探索で手に入れた様々な装備が活躍できるような敵の強さの設定や、
武器でスキルが獲得できるなどの様々な要素がそれを中心に決まっていきました。
ただ続編でやりたい事とこの軸の相性はどうにも悪く、
何か別の軸となる面白さを見つけなければなりません。

続編のシナリオプロット・舞台や登場人物の設定などはある程度出来ていますが、
小説としてならともかく、ゲームとしては、
本格的な製作に移る為の大事なピースが欠けている状態です。

一方で、1作目のもう一つの柱であった
『選択肢の面白さ』については続編でも狙っていきたいと考えています。
これは続投する主人公達のキャラクター性に大きなウェイトを占める要素ですし、
続編である以上シナリオだけでなくゲーム的にも何らかの継承はあるべきという
シリーズものに関する個人的な見解もあります。

そして２つ目の問題は、Ｈシーンについての事です。

イーリス達のキャラクターそのものは気に入っているのですが
Ｈに積極的でないＨＲＰＧの女主人公というのは中々扱いづらく、
続編では何かＨシーンに繋げやすくする要素が必要だと考えていますが、
そのアイデアに迷っています。

一応『強力な能力を使う事の代償としてＨな事をしなければならなくなる呪い』
の様な、何となくのイメージは出来ているのですが、
上手に進めるとＨシーンが見れなくなるのはＨゲームとして治まりが悪いかなぁと
具体的にどうするか定まり切らず、またサブキャラのシーンの方向性についても
悩みどころが多いです。

まとめて、この第一案は
作りたいものが完成すれば独創的なゲームになりそうではあるけれど、
現時点では練りが浅く、もうしばらく時間がかかると言った感じです。

第二案について、
こちらは世界観こそ共通の世界でも前作との話の繋がりはなく、
男主人公(名無しの権兵衛系)が冒険の拠点となる村を発展させながら
ひとつの大きな遺跡の発見・攻略を目指すというゲームになります。

ヒロインは仲間キャラや非戦闘員などメイン４～５名・サブ１～４で、
Ｈシーンは主人公との純愛・凌○(主人公と敵両方)・村の施設としての娼館での娼婦Ｈで、メインキャラ２～５シーン、サブ１～２シーンくらい想定。

ゲームとしての独創性には欠けるものの、
その分どういったものにするかイメージしやすく、
また1作目で使えなかったネタを流用可能な為、
このまま製作に取り掛かっても問題ないくらいには煮詰まっています。

第二案の問題は、作品の内容そのものではなく1作目との差異にあります。

要するに、1作目を気に入ってくれた方はその続編を期待しているだろうに、
そこに男主人公ものをお出ししたとして、はたして受け入れられるのか。
場合によっては女主人公に変更したりも考えないといけないかもです。

ともかく現時点では、2作目として半年～1年程度で第二案のゲームを作り、
並行して練り直した第一案を3作目として作る、という事を考えています。

実際に取り掛かるのはアップデート分の作業が完了してからとなりますが、
なるべくスムーズに次回作の製作に移行できるよう準備を進めていきたいです。