原点にして底辺（ラブひなのRPG）

過去のデータを詰めこんだバックアップ用の外付けHDDをいじっていたら懐かしいものが出てきました。
ちょうど２２年前に製作してネットで１年程度無料公開していたＲＰＧです。

ラブひなの２次創作ですね。
（あの頃はラブひなのキャラクターである素子の応援ページを持っていて、スライサーと名乗って小説の創作をメインに活動していました）
現在はHPごと消失しており、公開しておりません。
懐かしさも相まって少し遊んでみましたが…。

なんだか色々古くて荒かったです。
・ダンジョンの敵が異常に多く、戦闘回数が多い
・２０回戦闘をするとその地域の適正レベル
・特定の場所でしかセーブができないのにセーブポイントが超少ない
　（４０分ひとつのダンジョンをうろついてようやくセーブできた）
・回復アイテムが少なく、敵も結構強い
・ヒントを見逃すととんでもなく攻略がきついラストダンジョン
・キャラクター作画のレベル（Nの手書き）
・イベントCG１枚
などなど

まぁとにかくストレスがたまる溜まるゲーム性で、今の自分の作品の原型であると同時に個人的には評価☆１点の酷いクソゲーでした。
ちなみにイベントCGは今や当たり前ですが、当時はRPGと言えば自分の中ではFFやドラクエのイメージだったので、イベントCGという発想そのものがなかったです。

よくこんなものを公開したなと思いますが、自身のサイトのファンには喜んでもらえたのは今でもよく覚えています。
気を遣ってもらってただけかもしれませんが、これも２次創作系同人作品の醍醐味のひとつなんだろうなぁと。

手書きのひなた荘全体マップ。
当時の乏しい知識と低性能PCでゲームを製作し、公開まで辿り着けたのもまさに作品への愛ゆえです。
（ラブひなの作者でもある赤松先生にも「ラブひなのRPGつくりましたー！」ってメールを送った覚えがあります。今思えばとんでもない事してたなと）

それから約１４年後にN&Rの第１作目が発売されました。
間違いなく、今の作品の踏み台になっております。
あの頃の達成感が忘れられなくて、今も作り続けてるのかもしれません。

ちなみに戻り作業は順調に進んでおります。
急げっ！