サイドカット水着撮影会
「なんですか!この水着は」
ティナは憤慨していた。撮影会に用意された水着が、あまりにも小さい。というか横がない。
「あーら、ティナちゃ~ん、似合ってるわね~」
「お前がいつも着てる服よりは露出低いだろ」
「そんなことない!……たぶん」
待っていたヴィンセントとブラッドに茶化される。
「どうせまたえっちな撮影とかするつもりなんでしょ!」
「察しがいいわね~」
「冗談で言ったのに!」
「それに、今日はティナちゃんの大好きなムキムキマッチョな男優をたーくさん呼んできたから、存分に楽しんでねえ~」
「……別に好きじゃないです」
「じゃあかわりにブラッドが相手してあげてもいいのよ~」
「それはもっと嫌!」
「おいおい、ひどい言い草だな…。ま、俺もお前みたいなちんちくりんには微塵も興味無いけどな。」
「でもブラッドおじさん、この間はすごいノリノリだった気がする……」
「まあ、……あれはま、仕事だからさ。でももし、ティナがあの男共を相手するのが嫌だと言うなら、本当に俺が変わってやってもいいぞ。」
「身内とするのは恥ずかしいから嫌なの!」
「じゃああいつらの相手するしかないわねぇ」
「ううう……」
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