猫虎屋 2022/12/01 04:40

【全体公開】保健の教科

ある日、10歳のセーラの身体に、大きな変調があった。
そのことで戸惑い、狼狽する彼女を安心させ、必要な対処方法を教えたのは"二号"こと人工精霊だった。

「それは女の子なら誰でも経験するものです。おめでとうございます。マスター」
二号はそう優しく言った。
本当なら学校で習うものだが、孤児のセーラは学校に行ったことがない。
学校に通っているもうひとりの子分は、こういうときにはあまり役に立たない。だが二号に頼まれて必要なものは買い揃えてくれたようだ。

二号が身体の変化に戸惑うセーラの身体的・精神的な支えとなり、無事にその期間を切り抜けることができた。

「ううー、こんなのもう二度とごめんだ!コノヤロー」
「あら、とっても素敵なことでもあるんですよ。マスター。」
「素敵?どこが。」
「赤ちゃんが産めるようになったんです。私にはできないので。ちょっと羨ましいですね。」
「あたしは別に欲しくない!あと、二号はいくらでも出てくるだろー」
「ふふ、そうですね。じゃあ、少しだけいいことを教えてあげましょう。どうやらそういう機能は、わたしにもあるみたいですから。」

二号はソファに腰をかけ、大きく股を開いてその部分に自ら手をあてがった。
「マスターはここ、弄ったことありますか?」
「んー?おしっこの出るところ?汚いぞー!」
「ふふ、そこよりもうちょっと上です。ここに小さなお豆があるんですよ。」
二号はパンツの上からそこを撫でると、気持ちよさそうに目を閉じた。
セーラも真似をしてみる。
「んー…ここかな……。んっ…!」
「わかりましたか?そこを優しく撫でるように刺激してみてください。」
「なんか…変な感じ……」


初めて味わう感覚に、セーラは戸惑いつつも、夢中になりはじめていた。
確かにちょっとこれは気持ちいい。快感が波のようにやってくる。
二人は軽い絶頂を迎えた。


「な、なんだその変な棒は!」
気がつけば、二号がいつの間にかグロテスクな見た目をした道具を取り出してきていた。半透明で光っていて魔法のアイテムのようだった。
「ふふ、ここを弄るのはあくまでも前座です。もっと気持ちいい方法があるんですよ。ここに入れるんです。」
「入れる!?これを!」
「でも、マスターにはまだ早いですから、お手本だけ見せてあげます。本当は男の人にしてもらうものなんですが、これはそれを模した道具なんですよ。」

「入れてみてください。ゆっくり……」
セーラは、言われるがままにその道具を二号の孔に突っ込んだ。
そこはお尻でもおしっこの出るところでもなく、セーラが数日間苦しめられた謎の穴だった。赤ちゃんの出る穴だと聞いていたけど、逆に入れる場所だったとは。

「い…痛くないのか?二号」
「き…気持ちいいです!ああんっ!もっと……!」
その道具は、さっきの気持ちいい豆の部分にも当たるような突起がついている。穴の中と外の豆の所を同時になぶると二号は腰をがくがくさせて悦んだ。
その姿を見ていると、こっちも興奮してくる。もう片方の手で気持ちいいところを撫でて感覚をシンクロさせる。

「んんんーーーっつ!!」
二号が透明の雫を飛ばしながら絶頂を迎えた時、セーラも快感の頂点で悶えていた。

「お前だけずるいぞー!二号。なんであたしが使ったらだめなんだ!」
「だから言ったでしょう。マスター。これは本当は男の人にしてもらうものなんです。初めては特に。」
「意味わかんねー!」

流石にちょっと教えすぎたかな、と二号は少し後悔する。
でも秘蔵の双頭ディルドの出番がいずれ来る日を、少し期待していた。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

月別アーカイブ

記事を検索