3Dプリミティブで背景のアタリを作ろう
CLIP STUDIO PAINTのアップデートで、ゆがみツールとか
便利な機能色々追加されましたねー。
3D機能も色々強化されてて、接触判定や整列コピーなんかは凄い便利。
教室の机や椅子も簡単に配置出来るねー。
今日は新しく追加された3Dプリミティブ機能を使って
背景は手描きするけど、アタリは3Dでしたいって場合の
やり方を紹介したいと思います。
3Dオブジェクトを自由に配置していったらいいんでしょって前に
まず確認しておく事があって、クリスタの3D人形には
身長を設定できるので3Dオブジェクトは人形のサイズに
合わせて作る事が重要。
3Dオブジェクトはパース情報を持っているので、
作った部屋に3D人形を同じレイヤーに配置すれば
パースを合わせて配置してくれます。
サイズを確認すると身長100と立方体のスケール100は
同じサイズなので、スケールをCmとして作っていきます。
では今回は6畳の部屋を作ってみよう。
まずは床。
畳の大きさが85cm*170cmなので
床を255*340で作成。
自分は床を立方体で作ったのでYの厚みは1に。
平面体で作る場合は回転させればOK。
画像にあるような床に畳の線を入れたいときは
プロパティから展開図の書き出しを選び
その画像を修正して読み込みすればテクスチャーとして使えます。
床の大きさを参考に後は同じ要領で立方体を配置していくだけ。
注意したい点として、床の上に3Dプリミティブを置いていくと
床とドロップしたオブジェクトが入れ替わってしまうので
仕方なく床とは離れた場所にドロップすると3Dが追加できますが
そんな事をしなくても出来るテクニックがあります。
入れ替わって困るオブジェクトはプロパティからロックしよう。
床をロックすれば入れ替わりを回避できます。
アタリ表示に壁が邪魔だなって時は、非表示もうまく活用しよう。