達人退魔師は触手妖魔なんかに屈しない　進捗報告その30　納刀システムによるゲーム性

皆さんこんにちは。kykyです。

現在当サークルが開発中のゲーム
「達人退魔師は触手妖魔なんかに屈しない」の進捗報告です。

予告ページはこちらなので、お気に入り登録して下さると嬉しいです。

そういえばエロシーンの紹介ばかりでストーリーとか登場キャラとかゲームシステムみたいな「普通の」箇所を紹介するのをすっかり忘れておりました…。
ということでそういった点もちょっとずつ紹介していこうと思います。

ちなみに私kykyの作業自体はCGの線画と塗りを手伝いつつ
外注で上がってきたエロシーンテキストをツクールに落とし込んでおります。
夜田ねよ先生も復活し、またCG制作に取り掛かってもらいました。

では本題です。

前作「天才退魔師は触手妖魔なんかに屈しない」にて
今作のヒロイン「桐生一華」ちゃんは洗脳されて敵として出てくるのですが
その時の行動ルーチンで…

納刀→霊斬閃or城砕or影舞

といったものがありました。
霊斬閃or城砕or影舞は剣技のスキルの名称です。
要するにこれどういうことかというと、1ターン力を溜めてから強力な攻撃を繰り出してくる…といったことなんですね。

一華はキャラ的に剣技が得意という設定がある為、前作ではこのような行動パターンにしてみました。

そして今作で彼女が主役となり、この納刀してからの剣技という行動をどうにか再現したく、スキルで「納刀」というものを作りました。

この「納刀」スキルの効果は、1ターンの間刀を鞘に納め、次に繰り出す通常攻撃か剣技スキルの性能を上げるというものです。
具体的にはダメージアップ、必中効果追加、攻撃時に先手発動、会心率アップ…というような感じですね。

この動画を見て頂くと分かりますが、一回目の攻撃ではダメージが8だったのに対し、二回目の納刀してからの攻撃ではダメージが20になっています！
もちろんわざわざ1ターン消費するのでダメージ効率は
単純に二回攻撃した時よりもお得な倍率になっております。

更に世界観的に桐生流剣術において、納刀の動作は戦術の要……
というような後付け設定も盛り込みました。
これによって前作の「剣も巫術も何でもこなせる天才、闇無真利」のバトルスタイルとは一味違った、「剣の達人、桐生一華」の雰囲気を味わってもらえればと思います！

但し納刀状態になるともちろんリスクもあります。
まず巫術、防御ができなくなり、更に受けるダメージも倍になってしまいます。
なので多数の相手に囲まれた時などに強引に納刀してしまうと……。

このようにボコボコにされて敗北してしまいます。

それじゃあ、いつ納刀するんだって話ですが…。
ここで敵のアイコンに注目！

今作では敵が次に何をしてくるかがだいたい見当がつくようになっています。
一華は剣の達人なので、敵の行動を先読みできるというイメージです。
ここで左側の敵に「隙あり…！」と表示されていますね？
この「隙あり…！」表記が出たら、その敵は次のターンダメージを与える行動をしてきません。
ゆらゆらしたり、にじりよってきたり…いわゆる「無駄行動」や
もしくはバフデバフなどの行動を行います。

つまり、この「隙あり…！」表記が出た時こそが
納刀するチャンスだということです。

もちろん、あえて納刀せずこの隙に回復アイテムを使ったり
巫術を使って自分を強化したりという戦術も取れます。

そしてまあエロゲなのでわざと納刀してぼっこぼこにされて手っ取り早くエロシーンを見るのにも使えます。
……まあ前作と同じく、自決用のコマンドは用意してありますから
わざわざ納刀しなくても別にいいんですけどねｗ

「剣の達人」「行動の先読み」「納刀してからの抜刀術」…
ええ、お察しの通り私るろ剣大好き侍でござるゆえ
こういった要素を自分のゲームにパク…
もとい、リスペクトしてオマージュしまくってしまったでござるよ。

…というわけで新コマンド、納刀によるゲーム性の紹介でした。
まぁ…とはいえ当ゲームはあくまでもエロ重視の抜き特化なので、ぶっちゃけそれほど複雑にするつもりはなく、サクサク進めるイージーな作りを目指しています。
ただ簡単すぎてもあれなので「ゲー無」と呼ばれない程度にはゲーム性を入れたいなというのはありますね。

以上、進捗報告でした～。