尾上屋台 2017/11/28 15:20

肩の痛みが肩ではなかったこと

前回の記事から、もう一ヶ月も経ったのか。
ちなみに前回、肩の状態をテストする意味で長文を打ってみたわけだけど、あの後猛烈な痛みに襲われてのたうち回る羽目になり、まあキーボード叩けるような状態ではなかったことがわかった。
で、その後の経過などを。

その後も接骨院通いを続けたおかげで、肩、腕の昨日は大分回復してんだけど、どうにもこうにも、肩の奥の痛みみたいなものは、取れなかった。
痛みそのものも大分和らいできてはいたんだけど、なんだろ、痛みの芯みたいなものが右肩甲骨の裏にあって、その時はおとなしくしてても、これがいつ爆発してもおかしくないような、そんな嫌な感じはなくならなかったんだ。

そんなわけで、セカンドオピニオンとして、整形外科に行ってみたんだ。
自分では重度の肩こりだと思ってたんだけど、発作が起きた時の尋常じゃない痛みは、ちょっと普通じゃないなと。
再発に怯える日々もしんどいし、一度、ちゃんと医者に診てもらおうと。

んで、肩のレントゲンを何枚か、その周辺も撮ることになって。
実のところ、肩には異常はなかった。
が、他のレントゲン写真見て参っちゃったんだけど、首の骨の一部が変形しちゃってたんだ。

病名(?)みたいのは言われなかったんだけど、症状やらなんやらの説明は受けた。
要は、頸椎症ってヤツだったんだ。
一部、ヘルニアみたいになってて、写真見た時は、うわーってなったよ。
こりゃエグいというか、俺の首、こんなになっちゃってるんかと。
俺の場合一カ所だったんだけど、頸椎のひとつが半ば潰れちゃってて、椎間板が出かかってたのよね。
これが完全に出ちゃうとヘルニアなんだけど、受け皿になってる頸椎のひとつは、ヘルニアと同じ感じで、潰れちゃってたんだわ。
骨の形も変形してて。

頸椎ってのはここ完全にやっちゃうと、首から下、不随になっちゃうからねえ。
俺の場合、やっちゃってるのは一部分だけだったけど、これが上半身で酷使してるとこ、右肩に出ちゃったって感じかな。
痛んでるとこに、強い痛みが出ちゃったって感じで。

この痛みがさ、今までの苦痛ランキングでも間違いなく一番な痛みなんだよ。
ちょっとツイッターでも喋ったけど、昔、車に撥ねられて、頭の皮ベロンといっちゃって、麻酔なしで手術する羽目になった時よりも痛いんだもん(笑)。
ホント、この痛み取ってくれるなら、もう一回車に撥ねられてもいいやって感じの。
しかもそれがその時だけじゃなく、一度発作的に起きちゃうと、もう半日くらいはその痛みと戦わなくちゃいけない感じで、これはマジで勘弁してくれと。
頭の中真っ白になるもんな。
外出中に発作起きたらどうするんだって感じで。
つっても買い物なんかしにいく時は、間違いなく外出せねばならないわけで。

これさ、デスクワーク&ハードワークみたいな感じの人だと、ここまでの症状にはならないものの、大体50歳くらいでなったりする人もいるみたいなんだよ。
十年早く来ちゃって、トホホな感じだよねえ。
ただ、俺の場合はどの程度の期間かわからないけれど、早ければ四、五ヶ月くらいで完治も夢じゃないって感じみたいね。
骨の形が変形しちゃってると、なんかもう絶望的な気分にはなるんだけど、なんだかんだと身体の組織は入れ替わっていくわけで。
治療とリハビリ続ければ、早ければ来年の春くらいには治ってても、おかしくはないはず、と思うことにしてるよ。
てか、思わないことにはどうにもならないしね(笑)。

で、治療を続けながら、今は鈍足ながらも、作業は再開してる。
身体の調子見ながらだけど、あーもう今日は絶対作業無理って日は、週に一度くらいかなあ。
痛みも、治療始めてから、少なくともその医者に行き始めた時より痛くなるってこともないので、徐々に治していければと。

今回、すぐに医者に行くことを思いつかなかったのは、首の痛み自体は中学生の頃からなんで、首が痛いってことに対して、悪い意味で慣れ切ってたんだよな。
肩こり体質も、実は両肘に生まれつきの障害があってのものなんで、これも子供の頃から慣れてたというか。
物心ついてからずって、首周り、肩周りが痛いって感じだったんで、ちょっと痛みがひどいなってのも、その時調子が悪いってだけだろうみたいに思ってて、発見が遅れてしまったわけで。
もう少し発見が早ければこんな目に合わずに済んだんだろうけど、これはもう起こってしまったことなんで、仕方ない。
とりあえずこの身体のまま、作業を続けていかねばならないことには変わりないからねえ。

ともあれ当面は、年内には以前に近いパフォーマンスを取り戻しつつ、再発防止の治療とリハビリを続けていければと。
で、来年の春頃には、根本的に治せればベストだけど、痛みの発作が来なくなるくらいには治しておきたいもの。
初期のサインは見逃してしまったけど、一部が不随になる前に身体がサインを寄越してくれたのは、ある意味ラッキーかもね。

最初に診断結果が出た時はかなり暗澹たる気持ちになったけど、とりあえず前向きに頑張ってみるよ。
これ読んでる君も深刻な病状に悩まされてるかもしれないからな。
そんな君の励みになるようなものが、作れればいいと思ってるよ。

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