Steam版「その後、勇者の姿を見た者はいない」ご好評を頂いています
And the Hero Was Never Seen Again
ありがたいことにご好評を頂いています。
力及ばず足りない点など数え切れませんが、
ちょっとでも楽しい時間を過ごせて頂けたなら幸いです。
この場を借りて唐突に自分語り(?)させて頂きます。
アニメや漫画やゲームは何のためにあるのか……って、
皆さんは考えたことあったりしますか?
自分は一時期、割と真剣に考えてました。
当時はそれほど真面目にクリエイターになりたいとか
望んでいた訳ではないんですけど、
その理由がわかれば、そういう道で食べていくことも
できるんじゃないかと思って……。
その答えを知ったのは“東日本大震災”でした――。
当時、テレビのどのチャンネルでも地震のニュースばかりで、
いえ、そういう情報は大切ですし電力不足に皆で協力しようと
いう風潮でしたので、当然と言えば当然なんですが、
日本全土に暗く重苦しい雰囲気が蔓延していました。
けど、しばらくたってようやくアニメが放送された日、
「やっとアニメが見れる~!!!」って大勢の方々が
パっと明るい気持ちになったんですね。
※プリ〇ュアオタクの人がDVDを避難所に持ち込んで
子供たちが明るい表情を取り戻した……
なんてエピソードも耳にしました。カッコよすぎ。
その時に「あぁ、そっか。こういうものは日常(平和)
の象徴なんだなぁ……」って肌で実感したんです。
無くても生きていけますし、日本に住んでいるのなら
在って当然の所詮一つの娯楽に過ぎませんが、
かけがえのない物ですよね。
そんなことを考えているエロゲクリエイターも
いるんだよっていう、しょーもない自分語りです。
それを汲み取って遊んで欲しいなどとは
露ほども思ってませんが、そのゆうもそういうことの
一助になればいいな…という想いは込めています。