アマツカミ 2021/09/08 13:52

鼻ふぁっく

・・・・・前回からの続きです!

プレハブ小屋の外にパイプ椅子が用意されていて、そこに腰掛けて待つように指示されました。
しばらくすると完全防護服装備のフルアーマーお姉さんが来て、問診が始まりました。
海外渡航歴やコロナ感染者との接触の有無、家族構成など尋ねられました。
といっても・・・私は独りでこんな生業をしている為、海外どころか外出する事自体ほとんど無く、さらに生身の人間と会話する機会も皆無と言っていいほどの非リア人間です。
それを聞いたFAお姉さんも「発熱はコロナとは全然関係無さそうですねー」と、明るく言ってくれました。
それでも結局、念の為に検査はする事になり、あのTVで良く見た被検者の鼻の穴に挿し入れる綿棒のラスボスみたいな奴が出てきました。
お姉さんが、マスクから鼻だけ出した私の頭を掴んで、あの綿棒を突っ込んで来ます!
これが意外と・・・いえ、結構痛いんです!
鼻の奥にそんな隠し部屋があったの?という位、思いっきり深い所までグリグリ突っ込まれるのです!
エロマンガで言う所の「ひぎいっ・・・奥にっ・・・当たっているぅ!」という感じの奴です!
予期してなかった痛みに、私の顔も凄い形相になってたのでしょう。
お姉さんも「あ・・ごめんなさい!痛いですよね!もう少しだけ、頑張って下さいね!」と申し訳なさそうに励ましてくれました。
たぶん時間にしたら10~20秒位だったと思うのですが、心の中でずっと「まだなのっ?早く終わって!」と叫び続けていました。
ようやく解放された後、検査結果が出るまで30分ほどかかるという事で、また一人その場でじいーっと待つ事になりました。
と思ったら、10分も経たないうちにお姉さんが戻ってきて、その手にはまた未開封のあのラスボス綿棒が・・・!
「あ・・・すいません、もう一回採らせて貰っていいですか・・・?」
あれだけの思いしたのに、たぶん上手く検体が採れていなかったんでしょうね・・・・・。
私は力無く愛想笑いを浮かべながら「え・・・ああ・・・はい・・・」と返事するしかありませんでした。
二度目も「慣れ」とかはなく、普通に痛かったです。
こうして、アナル処女を奪われる覚悟で肛門科を訪ねた私は、アナルより先に鼻バージンを奪われる羽目になってしまったのです!

・・・・・続く!
(長文を書いてると、ケツが痛くなってくるので小分けにしています!)


は・・・鼻がぁ・・・!「百鬼夜姦 妖怪屋敷編・下」より

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