F. PRODUCTIONS 2024/02/13 19:00

『ボクの成長、手コキとともに。』監督インタビュー


――2024年最初の作品『ボクの成長、手コキとともに。〜“囁き手コキ人生”体験オムニバス〜』を発表したF. PRODUCTIONS。オムニバス形式、しかも手コキオンリーということで、いつもと毛色が違った作品について今回もお尋ねしていきたいと思います。

F:よろしくお願いします。まず個人的な嗜好なんですが、音声作品において“囁き手コキ”というプレイが最も好きなんですね。もともとサークルを立ち上げた理由も自分の好きな囁き手コキ作品を作りたいという動機で、処女作からそのプレイはマストとなっています。台本のほとんどがマイクに密着しての無声囁きのため声優さんにはいつもご負担を強いているわけですが。ネタ帳には囁き手コキシチュエーションがたくさんストックされており、そこからフェラチオやSEX等ほかのプレイを肉付けしていくことも多いです。それで、いっそのこと囁き手コキだけを集めたオムニバス作品を作れば良いのではと考えた結果が本作です。

――オムニバス形式とはいえ、トラック間での繋がりがあるようですね。

F:はい、完全な独立チャプターではなく、聞き手である主人公が人生の中で出会った女性達に手コキをされて成長していくという、“セミ”オムニバス形式とも言えます。当初の企画では完全なオムニバス形式だったのですが、それぞれを並べ替えると人生になることを見つけたため現在のトラック順になりました。また、その時点では最後のトラックは職場の人妻がヒロインでした。ただトラック1を執筆中に「この生意気な姉にいつかギャフンと言わせたいな」と思い、最終トラックは大人になった姉と対決することになりました。消えた人妻ヒロインはトラック2の保健室の先生に設定が引き継がれています。

――その姉に指摘された弱点はそれぞれのチャプターヒロインによって克服していきます。その方法が各シチュエーションに沿ったものとなっており、自然な流れに感じられます。

F:トラック5以外のシチュエーション自体は実は企画当初から変わっていません。自分が萌える手コキシチュベスト4を崩す選択肢は頭になく、その中でどういった手段で弱点を改善していくかを考えていきました。

――それでは各ヒロインについて詳しくお伺いしていきます。まずは最も出番の多い乙女から。

F:トラック1・3・5に登場し、それぞれC2年生・大学2年生・26歳の社会人となります。ダウナー系でぶっきらぼうな姉で、主人公に対してもそっけない態度で接してきます。ただ別に嫌われてるわけではなく、トラック1では一緒にお風呂に入っている等、姉弟仲は悪くないようです。ちなみに細身なのですが出るところは出ており、『洗濯物の中の乙女ねえちゃんのブラを見てみたらEって書いてあった』ということを覚えておくと良いかもしれません。

――その乙女を演じるのは涼花みなせさんです。ダウナー属性といえば彼女を連想される方も多いでしょう。

F:本当はありきたりな配役というのはあまりしたくないんです。が、この乙女のぶっきらぼうで無愛想なのにどこか隙がありそうな、そのアンバランスな可愛らしさを出せるのは涼花さん以外考えられませんでした。収録にはオンラインで立ち会いさせていただいたのですが、あまりにも完璧な演技でディレクションする事がなさすぎて、立ち会う必要なかったんじゃないか説まであります。唯一、途中のセリフで『耳舐め』というワードのイントネーションが分からなくなったようで、「その発音で大丈夫です」と伝えたぐらいです。

――それもまた可愛らしいエピソードですね。それでは次にトラック2担当の結先生は如何でしょうか。

F:結先生は主人公が通うC学校の保健室の先生で、28歳の既婚者です。フレンドリーでさっぱりとした性格で、生徒達からはよくタメ口で話しかけられています。セクシー担当というわけでもなく、女性言葉の『〜かしら?』よりも『〜かな?』とラフな話し方をします。ただ“既婚者”というのがミソで、つまり先生にとっては性行為は日常的な当たり前の行為であるわけです。

――体験版でも夫婦生活が垣間見える言葉を口走っています。普段は友達感覚で仲の良い先生からポロッとアダルトな話題が出たら、C学生はたまったもんじゃないでしょうね。

F:それ故に結先生役には浅木式さんが適任でした。“気さくなお姉さん”を演じさせたら右に出るものはいないと思っており、エフプロ作品でも何度もお世話になっています。失礼を承知で申し上げますが、浅木さんの声質は『色気 < 親近感・親しみやすさ』だと思っています(個人の感想です)。だからこそ、その口からエッチな言葉が出た際の破壊力はまさにツングースカ級と言えるでしょう。C学生にとって身近な存在である保健室の先生を浅木さんが演じられるのは正にうってつけなわけです。

――今からそれを聴くのが待ち遠しいです。ではその次のトラック担当のニナについてお聞かせください。

F:ニナは乙女の昔からの親友で、二人は同じ大学に通っています。少し近寄りがたい雰囲気の乙女にも軽口を叩いたり揶揄ったりできる数少ない人物です。と言っても乙女が嫌がることはしないし、乙女としてもニナの無遠慮さを悪く思っているわけでもない、良いコンビですね。大学では乙女が興味を持っていたサークルをニナが察して、一緒に入ろうよと誘い二人で入部したという裏エピソードがあります。何度か乙女の家に遊びに行ったこともあり、主人公とも面識があります。

――“姉の友達”ってなんであんなにドキドキするんでしょうね。体験版ではニナ役の陽向葵ゅかさんがその甘酸っぱい感情を後押ししてくれています。

F:起用の理由は面白みがなくて申し訳ないですが、シンプルにニナのイメージに最も合致していたからです。陽向葵さんはバイノーラルマイクの使い方が非常に上手く、ニナの距離感の近さを巧みに表現してくれています。またその抜群の演技力により、声だけでエッロ〜〜い空気を作ってくれる点もさすがの一言です。トラック3は乙女が寝ている横で手コキをされるわけですが、その状況で何をどうすればユーザーの股間に響かせられるか、セリフ以上の陽向葵さんの演技に注目していただきたいですね。

――本編がより楽しみになりました。それではトラック4担当の蓮乃について詳しく教えてください。

F:主人公が初めて参加した合コンで知り合った女の子で、2つ年上の女子大生です。引っ込み思案な性格で常に敬語で喋るため、あまりお姉さん感はないですね。本人もそれがコンプレックスであり、“大人の女性”になるために背伸びをして主人公に対してもお姉さんぶるところがとてもチャーミングなんです。また、とある“先輩”に憧れており、彼女を真似して慣れない言葉責めを始めてしまったりもします。

――CVのみもりあいのさんはエフプロ作品に初参加ですね。声と演技がキャラクターに非常にマッチしていました。

F:蓮乃は耳舐め手コキ担当なので、必然、耳舐めが上手であることが前提でした。パステル×トリップさんの『深層ASMR』シリーズ等でみもりさんの技術には以前から注目しており、蓮乃のイメージにぴったりだったため満を持してお願いさせていただきました。トラック4の前半と後半で未熟な耳舐め・上達した耳舐めと舐め分けていただいたのですが、いずれも蓮乃というキャラクターを保ったまま、“みもりあいのの耳舐め”ではなく“蓮乃の耳舐め”をしてくださり、ストーリーの没入感を高めてくれています。そしてそのトロ甘ボイスで言葉責めをしてくるわけですから、悶絶しない理由はありません。

――期待の高まるお話をありがとうございます。ところで今回のヒロイン達のキャラクター名には何か意味があるのでしょうか。

F:乙女・結・ニナ・蓮乃の頭文字で“オ・ム・ニ・ハス(オムニバス)”になります。初期案では蓮乃に相当するキャラクターは陽キャ寄りの性質だったため『バニラ』、存在していた5人目の人妻ヒロインは『涼音』という名前でした。また乙女も当初は『桜花』という名前だったのですが、シナリオを進めるうちに“乙女っぽい”と思ったため変更しました。

――それでは最後に作品のPRをお願いします。

F:今作は囁き手コキというプレイに特化した“セミ・オムニバス”形式となり、その中でも耳舐めや寸止め等のバリエーションがあったり、キャラクターも個性派揃いと皆さまを飽きさせない作りとなっています。またそれぞれのチャプターで他のトラックのヒロインの話題が出たりもするので、例えば先に某トラックを聴いてから「へぇ〜そんな保健室の先生がいるんだ、後でトラック2も聴いてみよ」となったりするかもしれません。そしてエフプロ作品恒例のEXTRAトラックですが、乙女・ニナ・蓮乃の耳舐めが左右から様々な組み合わせでたっぷりお楽しみいただけます。耳舐めのない結には『シコシコ連呼』があり、乙女の寝息と組み合わせて最強の“淫眠”トラックをご用意いたしました。いつも通り…いえ、いつも以上に淫・眠いずれにもご利用いただける作品となっておりますので、毎晩のお供にぜひとも何度でもお楽しみいただければと思います。

――ありがとうございました。

2024年2月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

↓作品ページはこちら!
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01146863.html

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