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F. PRODUCTIONS 2024/05/14 16:00

『フルスタン王家の淫語言葉責めレッスン』監督インタビュー


――2024年二作目となるエフプロ最新作『フルスタン王家の淫語言葉責めレッスン。~王女とメイドと練習台になったぼく~』。今回もじっくりとお話を伺っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。まずはじめに、今作の大まかな内容を教えてください。

F:フルスタン(flüstern=ささやき)王国という国の王宮が舞台となるのですが、その王族は18歳を迎えると将来のために“性技”を学ぶことになります。すでに座学は済んでおり、物語は実技でのレッスンが始まるところからスタートします。

――具体的には、王女のセレンがメイドのティナから指導を受けるという形ですね。

F:そしてショタ主人公である聞き手が練習台として、二人から淫語言葉責めを受けながら手コキされるというのがプレイ内容となります。

――前作に引き続き手コキオンリーなんですね。

F:せっかくダブルヒロインですので、両耳から常に囁かれるようプレイ内容も手コキのみに絞りました。『“疑似セックス”手コキ』のトラックでは、ヒロイン二人と同時にセックスしているような感覚を味わえるよう目指しましています。ただしあくまで疑似なので本物を求めるユーザーさんはご注意ください。

――現実には男性から二本生えていないと有り得ないシチュエーションですものね。それではヒロイン達のことを教えてください。まずはセレンから。

F:まだ18歳と若いお姫様なのですが、ワガママや高慢さはなく、すでに王女としての風格を漂わせています。次期女王として何でも真剣に取り組む真面目さもあり、まさに理想のプリンセスといったキャラクターです。ちなみにセレンという名前は“清廉”なイメージからきています。

――その完全無欠なお姫様を演じるのは、もはやエフプロ常連とも呼べるこやまはるさんです。

F:ありがたいことに今回で四度目のご出演となります。『こやまさんに合うキャラを書こう』というつもりはないのですが、結局いつも第一候補に挙がるんですよね。“ヒロイン力”とでも言いましょうか。つまりただ声質が美しいだけじゃなく、その声に物語性を感じさせ、ただの“美少女”を“ヒロイン”にする華があります。今作でもそのヒロイン力を存分に発揮してくれているわけですが、ショタを愛でる演技がもはや演技ではないんです。本当にショタが大好きなんだなあと。実際、収録中は頬が緩みっぱなしだったみたいです。

――体験版で聴ける「お菓子たべる?」とぼくくんに話しかけるセリフは、なんだか“ホンモノ”を感じられました。それでは次にメイドのティナについてはいかがでしょう。

F:セレンより6つ年上で、24歳という年齢や見た目以上にしっかりした大人です。もともとはセレンと姉妹同然に仲良くしていたのですが、正式に主従の関係になってからはあえて事務的に接している、という感じですね。ただしセレンに仕えると同時に教育係・指導係の役目もあり、時にはセレンの無茶を諫めることもあります。名前の由来はドイツ語で使用人を意味する“Diener”から濁点を取ったものです。もっとも女性の使用人の場合は“Dienerin”となりますが。

――ティナ役の天知遥さんはエフプロ作品に初参加です。どのような印象でしょう。

F:いやあ、依頼できて良かったですよホント。依頼までの経緯が少し長いんですが、まず私が同人活動を始めた2020年に『いつか依頼したい声優さん』をリストアップし、それぞれのWebサイトをブックマークに集めていたんですね。ですが当時天知さんは事務所に所属されていて、泣く泣くリストには追加しなかったんです。ひょっとしたら依頼自体はできたのかもしれませんが、右も左も分からない新米同人作家が声優事務所に依頼するなんて無謀がすぎます。そもそもどう依頼すれば良いかわからなかったですし。

――確かにハードルは高いですね。

F:時は流れ、ティナの声優さんをどうするかとなった際、天知さんの声がぴったりだと。どうしても天知さんに頼みたい!もう天知さん以外考えられない!でも依頼できるのか…?いや待てよ…確かフリーランスになったと聞いたな…?

――気付いたわけですね。

F:そこからすぐに天知さんの依頼ページに辿り着き、そして今に至るといった流れです。最後は端折りましたが。でその演技なんですが、もう期待以上でした。宅録依頼だったため演技方針を文字で伝えるわけですが、ティナのクールだけど暖かみがあるというか、事務的とも違う絶妙なニュアンスをどう伝えるか…。こんなんで伝わるのかなあという文章で指示をしたわけですが、見事に理想のティナを演じていただけて、本当に驚きました。いやあ声優さんって凄いですね。あ、ちなみにキャスティングが『はるはる+(ぷらす)』のコンビになったのは全くの偶然です。

――今後のエフプロでは天知さんの参加作品も増えていくかもしれませんね。それでは最後に作品PRをお願いします。

F:今作は“めちゃくちゃ実用的なものを作ろう”というのがコンセプトにあり、そのために“プレイ中はず〜〜〜っと耳元で淫語を囁かれる”と“日常パートはスキップ可”という形式にしました。『めちゃくちゃエロそうな作品!今日はこれで抜こ!よし買ったぞ!でもその前にまず日常パートを消化しなきゃ…』というのは誰しも経験済みかと思いますが、本作はいきなりアダルトパートを進めてOKです!アダルトパート冒頭でプロローグとは違う形で説明が入るため、“急に始まった感”もないと思います。そしてプレイ内容も『我ながらよくこんなに淫語を出せたなあ』というくらいたくさんの淫語を囁かれます。もう普通の囁きじゃ満足できないという方にこそ、ぜひお手にとっていただきたいですね。

――ありがとうございました。

2024年5月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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F. PRODUCTIONS 2024/02/13 19:00

『ボクの成長、手コキとともに。』監督インタビュー


――2024年最初の作品『ボクの成長、手コキとともに。〜“囁き手コキ人生”体験オムニバス〜』を発表したF. PRODUCTIONS。オムニバス形式、しかも手コキオンリーということで、いつもと毛色が違った作品について今回もお尋ねしていきたいと思います。

F:よろしくお願いします。まず個人的な嗜好なんですが、音声作品において“囁き手コキ”というプレイが最も好きなんですね。もともとサークルを立ち上げた理由も自分の好きな囁き手コキ作品を作りたいという動機で、処女作からそのプレイはマストとなっています。台本のほとんどがマイクに密着しての無声囁きのため声優さんにはいつもご負担を強いているわけですが。ネタ帳には囁き手コキシチュエーションがたくさんストックされており、そこからフェラチオやSEX等ほかのプレイを肉付けしていくことも多いです。それで、いっそのこと囁き手コキだけを集めたオムニバス作品を作れば良いのではと考えた結果が本作です。

――オムニバス形式とはいえ、トラック間での繋がりがあるようですね。

F:はい、完全な独立チャプターではなく、聞き手である主人公が人生の中で出会った女性達に手コキをされて成長していくという、“セミ”オムニバス形式とも言えます。当初の企画では完全なオムニバス形式だったのですが、それぞれを並べ替えると人生になることを見つけたため現在のトラック順になりました。また、その時点では最後のトラックは職場の人妻がヒロインでした。ただトラック1を執筆中に「この生意気な姉にいつかギャフンと言わせたいな」と思い、最終トラックは大人になった姉と対決することになりました。消えた人妻ヒロインはトラック2の保健室の先生に設定が引き継がれています。

――その姉に指摘された弱点はそれぞれのチャプターヒロインによって克服していきます。その方法が各シチュエーションに沿ったものとなっており、自然な流れに感じられます。

F:トラック5以外のシチュエーション自体は実は企画当初から変わっていません。自分が萌える手コキシチュベスト4を崩す選択肢は頭になく、その中でどういった手段で弱点を改善していくかを考えていきました。

――それでは各ヒロインについて詳しくお伺いしていきます。まずは最も出番の多い乙女から。

F:トラック1・3・5に登場し、それぞれC2年生・大学2年生・26歳の社会人となります。ダウナー系でぶっきらぼうな姉で、主人公に対してもそっけない態度で接してきます。ただ別に嫌われてるわけではなく、トラック1では一緒にお風呂に入っている等、姉弟仲は悪くないようです。ちなみに細身なのですが出るところは出ており、『洗濯物の中の乙女ねえちゃんのブラを見てみたらEって書いてあった』ということを覚えておくと良いかもしれません。

――その乙女を演じるのは涼花みなせさんです。ダウナー属性といえば彼女を連想される方も多いでしょう。

F:本当はありきたりな配役というのはあまりしたくないんです。が、この乙女のぶっきらぼうで無愛想なのにどこか隙がありそうな、そのアンバランスな可愛らしさを出せるのは涼花さん以外考えられませんでした。収録にはオンラインで立ち会いさせていただいたのですが、あまりにも完璧な演技でディレクションする事がなさすぎて、立ち会う必要なかったんじゃないか説まであります。唯一、途中のセリフで『耳舐め』というワードのイントネーションが分からなくなったようで、「その発音で大丈夫です」と伝えたぐらいです。

――それもまた可愛らしいエピソードですね。それでは次にトラック2担当の結先生は如何でしょうか。

F:結先生は主人公が通うC学校の保健室の先生で、28歳の既婚者です。フレンドリーでさっぱりとした性格で、生徒達からはよくタメ口で話しかけられています。セクシー担当というわけでもなく、女性言葉の『〜かしら?』よりも『〜かな?』とラフな話し方をします。ただ“既婚者”というのがミソで、つまり先生にとっては性行為は日常的な当たり前の行為であるわけです。

――体験版でも夫婦生活が垣間見える言葉を口走っています。普段は友達感覚で仲の良い先生からポロッとアダルトな話題が出たら、C学生はたまったもんじゃないでしょうね。

F:それ故に結先生役には浅木式さんが適任でした。“気さくなお姉さん”を演じさせたら右に出るものはいないと思っており、エフプロ作品でも何度もお世話になっています。失礼を承知で申し上げますが、浅木さんの声質は『色気 < 親近感・親しみやすさ』だと思っています(個人の感想です)。だからこそ、その口からエッチな言葉が出た際の破壊力はまさにツングースカ級と言えるでしょう。C学生にとって身近な存在である保健室の先生を浅木さんが演じられるのは正にうってつけなわけです。

――今からそれを聴くのが待ち遠しいです。ではその次のトラック担当のニナについてお聞かせください。

F:ニナは乙女の昔からの親友で、二人は同じ大学に通っています。少し近寄りがたい雰囲気の乙女にも軽口を叩いたり揶揄ったりできる数少ない人物です。と言っても乙女が嫌がることはしないし、乙女としてもニナの無遠慮さを悪く思っているわけでもない、良いコンビですね。大学では乙女が興味を持っていたサークルをニナが察して、一緒に入ろうよと誘い二人で入部したという裏エピソードがあります。何度か乙女の家に遊びに行ったこともあり、主人公とも面識があります。

――“姉の友達”ってなんであんなにドキドキするんでしょうね。体験版ではニナ役の陽向葵ゅかさんがその甘酸っぱい感情を後押ししてくれています。

F:起用の理由は面白みがなくて申し訳ないですが、シンプルにニナのイメージに最も合致していたからです。陽向葵さんはバイノーラルマイクの使い方が非常に上手く、ニナの距離感の近さを巧みに表現してくれています。またその抜群の演技力により、声だけでエッロ〜〜い空気を作ってくれる点もさすがの一言です。トラック3は乙女が寝ている横で手コキをされるわけですが、その状況で何をどうすればユーザーの股間に響かせられるか、セリフ以上の陽向葵さんの演技に注目していただきたいですね。

――本編がより楽しみになりました。それではトラック4担当の蓮乃について詳しく教えてください。

F:主人公が初めて参加した合コンで知り合った女の子で、2つ年上の女子大生です。引っ込み思案な性格で常に敬語で喋るため、あまりお姉さん感はないですね。本人もそれがコンプレックスであり、“大人の女性”になるために背伸びをして主人公に対してもお姉さんぶるところがとてもチャーミングなんです。また、とある“先輩”に憧れており、彼女を真似して慣れない言葉責めを始めてしまったりもします。

――CVのみもりあいのさんはエフプロ作品に初参加ですね。声と演技がキャラクターに非常にマッチしていました。

F:蓮乃は耳舐め手コキ担当なので、必然、耳舐めが上手であることが前提でした。パステル×トリップさんの『深層ASMR』シリーズ等でみもりさんの技術には以前から注目しており、蓮乃のイメージにぴったりだったため満を持してお願いさせていただきました。トラック4の前半と後半で未熟な耳舐め・上達した耳舐めと舐め分けていただいたのですが、いずれも蓮乃というキャラクターを保ったまま、“みもりあいのの耳舐め”ではなく“蓮乃の耳舐め”をしてくださり、ストーリーの没入感を高めてくれています。そしてそのトロ甘ボイスで言葉責めをしてくるわけですから、悶絶しない理由はありません。

――期待の高まるお話をありがとうございます。ところで今回のヒロイン達のキャラクター名には何か意味があるのでしょうか。

F:乙女・結・ニナ・蓮乃の頭文字で“オ・ム・ニ・ハス(オムニバス)”になります。初期案では蓮乃に相当するキャラクターは陽キャ寄りの性質だったため『バニラ』、存在していた5人目の人妻ヒロインは『涼音』という名前でした。また乙女も当初は『桜花』という名前だったのですが、シナリオを進めるうちに“乙女っぽい”と思ったため変更しました。

――それでは最後に作品のPRをお願いします。

F:今作は囁き手コキというプレイに特化した“セミ・オムニバス”形式となり、その中でも耳舐めや寸止め等のバリエーションがあったり、キャラクターも個性派揃いと皆さまを飽きさせない作りとなっています。またそれぞれのチャプターで他のトラックのヒロインの話題が出たりもするので、例えば先に某トラックを聴いてから「へぇ〜そんな保健室の先生がいるんだ、後でトラック2も聴いてみよ」となったりするかもしれません。そしてエフプロ作品恒例のEXTRAトラックですが、乙女・ニナ・蓮乃の耳舐めが左右から様々な組み合わせでたっぷりお楽しみいただけます。耳舐めのない結には『シコシコ連呼』があり、乙女の寝息と組み合わせて最強の“淫眠”トラックをご用意いたしました。いつも通り…いえ、いつも以上に淫・眠いずれにもご利用いただける作品となっておりますので、毎晩のお供にぜひとも何度でもお楽しみいただければと思います。

――ありがとうございました。

2024年2月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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F. PRODUCTIONS 2023/12/31 19:00

エフプロゆく年くる年2023→2024


さて、今年もこの日がやってまいりました、エフプロゆく年くる年のお時間です。2023年は新年からいきなり尿管結石にかかり死ぬ思いをしましたが、それをネタに一つ作品を作れた事もあり、良い経験になったかな、と。
……いえ、やはりもう二度と経験したくない悪夢でした。

今年は4つの作品を発表したのですが、新興宗教の教主、幽霊、泌尿器科医と実妹ナース、引きこもり相談員という個性派揃いのヒロイン達となりました。それぞれの作品について簡単にコメントしていきたいと思います。

01月27日発売 「こんにちは、お耳イヤスズ会です」〜宗教勧誘に来たバツイチお姉さんにお耳も×××も清められた話〜
宗教団体の名前は当初、ネットで調べた新興宗教団体リストを参考にそれらしいものを考えていたのですが、「お耳イヤスズ会」を閃いた時に作品の方向性が決まりました。伊ヶ崎さんの怪演も相まって独特の世界観になっていると思います。NG集は今でもたまに聴いています。ちなみに「お耳力」を“おみみチカラ”と読ませるのは『聖戦士ダンバイン』の「オーラ力」や『伝説巨神イデオン』の「無限力」に倣っての事です。

04月28日発売 体液越しの幽霊ちゃん 〜エッチなことは禁止です!~
過去に身内が亡くなった際しばらく、「幽霊になってその辺から見られてたらどうしよう…」と不安でオナニーをするのに躊躇した経験があります。この作品では幽霊に見られるどころか妨害までしてくるわけですが、体液越しに触れられるという設定は我ながら気に入っています。その他にも幽霊ならではの設定や台詞は書いていて楽しかったです。こういうムッツリスケベな女の子ってめちゃくちゃ可愛いですよね。

08月11日発売 実在の研究論文を基にした “尿管結石” 治療プログラム 〜手コキと母乳と淫語サンドイッチと〜
どの作品もストーリーには力を入れているつもりですが、これは特にラストがきれいに収まった自信があります。事実、色々な方面から良い評判をいただき、DLチャンネルのとある記事では光栄なことに年間1位にも選んでいただきました。「この人、俺のこと好きなのかな…」と感情を揺さぶられた末に迎えるエピローグは、ぜひ多くの方に味わっていただきたいですね。あと、マイみたいな妹が欲しかったです。

11月24日発売 新人引きこもり相談員アンジュはへこたれない。~お部屋のドアを開けてくれたら、私の…エ、エッチな格好…見れますよ…~
この作品はプレイ中に入れたい台詞がどんどん溢れてきて、結果的にプレイ時間(手コキ等〜射精までの時間)が全体的に長くなってしまいました。そういえば「トラック6:電車内密着・囁き耳舐めパンツコキ」の最後でアンジュが主人公の目を瞑らせて何かをしていましたが、あれは自分も濡れてしまったためこっそり拭いていたのです。その後のトラックでアンジュから説明をさせたかったのですが尺の関係で叶わず、この場で説明しておきます。

ということで、作品に携わっていただいた声優様、イラストレーター様、関係者の方々には大変お世話になりました。そしてユーザーの皆様におかれましては、今年一年支えてくださって本当にありがとうございました。作品のご購入は言うに及ばず、SNSでの宣伝活動のご協力、レビューや感想のご投稿、XやCi-enへの“いいね”等、全てにおいて大変励みになっております。

2024年のエフプロですが、1月末頃に一つ作品を発表できるよう動いております。初出しの情報としまして、ヒロインは姉・保健室の先生・姉の友達・合コンで出会った女性、という4人のオムニバス形式となっております。キャスト陣も超豪華な方々にお願いしておりますので、是非ともご期待いただければと思います。

改めまして、今年一年間F. PRODUCTIONSを応援してくださり誠にありがとうございました。2024年もさらにパワーアップした淫眠作品を作り続けていく所存ですので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

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F. PRODUCTIONS 2023/11/26 19:00

『引きこもり相談員アンジュ』監督インタビュー(後編)


――さて、ここからは作品発売後の公開ということで、いつものようにネタバレありのお話を伺っていきましょう。まずはやはり、プレイ内容が秘密だった『自立拒否ルート』ですね。アンジュとお別れかと思いきや、まさかの同棲ですか。

F:『ヒモルート』とも言います(笑)。個人的な願望を詰め込みました。女の子に養ってもらって、でも別に家事とかもしなくていいし、お小遣いだって貰えてしまう。まさに理想郷ですね。

――そのトラックの最後にアンジュから“ストランド”の最後の意味が語られます。

F:“ストランド”…つまりヒモを愛し慈しむ。さらにいえば苗字の『鶫』も“貢ぐ”のアナグラムです。もっともアンジュ自身は、ヒモ男を愛するという意味ではなくストランドで束縛…いえ、繋ぎ止めておきたいと言っていますが。

――そういえばアンジュはよく言葉を言い直すキャラでした。

F:ちなみにアンジュがよく紐パンツを穿いているのも“ヒモ”が好きだからです。そういった細かい部分も絡めたうえで『ヒモルート』を大トリとしました。しかし前半でも申し上げたとおり8Dの酔っ払いアンジュが予想以上に可愛いという嬉しい誤算があり、結果として作品全体のプレイバリューが増したのは僥倖です。

――ところでトラック8Dと8Rのアルファベットはどのような意味なのでしょうか。

F:“決意”を意味するDeterminationやDecideの“D”と、“拒絶”を意味するRejectionの“R”です。例えば8A/8B等の表記にするとどうしても順序的な意味合いが付いてしまうのでこのようにしました。

――確かにそれだと8Aの方から先に聴く方が多くなると思います。さて、今回のインタビュー記事は実は聞きたいことがもう終わってしまいまして…。さすがに短すぎるので、次回作のお話をお伺いできればと……。

F:了解です。次回作は、プレイ内容がオール手コキのオムニバス作品です。オムニバスと言っても各トラックが完全に独立しているわけではなく、一人の主人公がチャプターごとに成長していき、それぞれ年上の女性にシコシコされる…というものです。このトラックは耳舐め、このトラックは射精寸止め、などテーマが違うのもポイントですね。発売は来年冬頃を予定しております。

――それは非常に楽しみですね。それでは最後にファンの方へメッセージをお願いします。

F:毎度のことながら、いつも皆さまに支えられて作品を出し続けられていること、本当に感謝しております。今作も例に漏れず何度でもお楽しみいただける内容になっているつもりですので、それぞれお好みの用途でご利用ください。またマルチエンドということで、ユーザーの皆さんがはじめにどちらを選んだかもレビュー等で教えていただけると嬉しいですね。ちなみにEXTRA CONTENTSの中に一つ、作品紹介に記載のない“EXEX”というトラックがあります。発売日前日に思いつき、すぐに作って封入させたのですが、こういう隠し要素的なのも面白いかなと。こちらは淫眠よりもオカズ用に調整しておりますので、然るべき時にご活用ください。

――ありがとうございました。

2023年11月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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F. PRODUCTIONS 2023/11/19 19:00

『引きこもり相談員アンジュ』監督インタビュー(前編)


――待ちに待ったF. PRODUCTIONS最新作がついに発表されたということで、いつものように詳しくお伺いしていきたいと思います。まず今作はどのようなストーリーなのでしょうか。

F:よろしくお願いします。今回の主人公…つまりアナタは、もう何年も自室に引きこもっている青年、あるいは中年かもしれません。そこへ、自立支援センターから新人相談員のアンジュがやってきます。アナタを自立させるために試行錯誤するわけですが、距離感が近くすぐにアナタは勃起してしまい……というのが大筋の流れです。

――そこでエッチな展開になっていくわけですね。そして最後は主人公が自立を決意するか、それとも怠惰な引きこもり生活を継続するか…というマルチルートになるようです。

F:これは自然にそうなりました。別に自立しなくてもいいじゃないか、というのが自論です。

――ではヒロインの鶫アンジュというキャラクターについて詳しく教えてください。

F:引きこもり自立支援センター『ハンドシェイキング』の新人相談員で、研修が終わったばかりの女の子です。経験は浅いですが持ち前の努力と行動力で主人公を自立させるべく奮闘します。ただそれが行きすぎて、部屋から出させるため裸で釣ろうとしたり、自信をつけさせるため主人公のアソコを褒めたりと、なかなか大胆なこともしてしまいます。

――現実でやったらクビですね(笑)。

F:またリア充でもあり、オタク系の領域にはあまり関わってこない人生でした。ゲームはスマホゲーしかした事がないという人種です。そんなアンジュにとって引きこもりの主人公は真逆の存在とも言えますが、どう絡んでいくのかも本作の聞きどころのひとつです。

――キャラクター紹介文によると、アメリカとのクォーターのようですが。

F:これはミドルネームの“ストランド”が必要だったためだけの設定で、英語を話すだとかそういった要素はありません。アンジュのネーミングについてはストーリーのネタバレに繋がるため、後ほどお話します。

――分かりました。そしてそんなひたむきに頑張るアンジュを演じるのは、エフプロ作品では三度目の起用となるこやまはるさんです。

F:前の『体液越しの幽霊ちゃん』の時と違い、シナリオ段階で声優さんの想定はしていなかったんですが、書き終えた後に「ああ、これはまたこやまさんだな」と。別にいつも似たようなキャラクターを作っているつもりはないんですが、だいたいこやまさんがベストフィットするんですよね。

――内気な少女からパリピギャル、勝ち気なボーイッシュやクールなお姉さん等、代表キャラが絞れないほど多くのサークルさんで大活躍されています。

F:制作者目線で言えば、以前のインタビューでも申し上げましたが、編集が本当に楽なんです。声質や演技がイメージ通りというのは当然ですが、セリフの間の取り方や、台本に記載していない吐息の使い方等がキャラクターそのもので、こちらでほとんど手を加える必要がないほどです。数多のサークルさんから引っ張りだこなのはこれも理由の一つなのではと思います。

――キャラクターといえば、今回の主人公は名前が付いていますね。

F:はい。今回は“キミ”や“あなた”といった二人称ではどうしても不自然になるため、悩んだ結果『太郎』としました。ただ序盤の自己紹介パートにて、アンジュが実家で飼っている犬の匂いに似ているからというあんまりな理由で“ポチ太郎”と呼ばれるようになります。主人公の呼ばれ方は毎回悩みますね。

――これも多くのサークルさんの悩みの種だと思います。それでは作品の発売にむけて、PRをお願いします。

F:今作は“耳元匂い嗅ぎ”が一つの目玉となっており、ASMRパートとアダルトパートでも違った嗅がれ方をされるため、思う存分ゾクゾクしていただければと思います。またトラック6では耳舐めと同時に「シコシコ」と囁かれるシーンがあります。ある意味実験的なものであまり長くもないのですが、実際に音声を聞いてみてかなり興奮したため、いつかちゃんとやってみたいですね。ちなみにもちろんEXTRAトラックにロングバージョンがあります。それと最後に、トラック8Dの【自立決意ルート】は超オススメです!実はもともと8Rの【自立拒否ルート】の方を本命と意図していたのですが、こやまさんの酔っ払いがあまりにも可愛すぎて思わず自立したくなってしまいます!これを読んでいる音声サークルさん、こやまさんにたくさん酔っ払いキャラを依頼していきましょう!

最後は作品のPRとは違う流れになってしまったところで前半はここまで。インタビュー後半は作品の発売後に公開予定だ!乞うご期待!

2023年11月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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