少しご無沙汰しました。
販売作品について一通り紹介が済んだので、今回は自分が大きな影響を受けた漫画家
「古賀 燕」先生についてかたりたいと思います。
まずは皆さん、古賀燕をご存じでしょうか?
この扉絵の「薄暗さ」からも明らかにメジャー路線ではない事がうかがえます。
90年代の後半から10年ほど執筆されていたようで
主にSM・マニア向け漫画雑誌やアンソロジー本で発表されていました。
劇画調の大変ねっっとりとした画風の中繰り広げられる陵○、はたまた物陰からの
のぞき、痴○、夜○い等々、少女たちがあらゆる魔の手の餌食になります。
しかし、男たちが狂うのも仕方ありません。
彼女たちのお尻があまりにも美味しそうなのです!
マンガ的な愛らしさのある顔だちと劇画的な肉感をあわせ持ち、
特にお尻はわざとらしくないギリギリの大きさで描かれており
まるで目の前にあるような生々しさで迫るのです!
丸々と重たげな桃尻…匂ってきそうです。
もし、この谷間に顔を埋められるなら道を踏み外しても構わないとすら思ってしまうのです。
また、細かく描き込まれた郷愁感あふれる風景が素朴な少女となじみ、
無粋な防犯カメラなど街中になかった頃の心地よい社会のスキ間に色んな妄想が膨らみます。
この漫画の中に棲みつきたい…
そんな古賀先生の作品ですが、確認できている十数年の活動期間で
単行本がわずか2冊しか出ていません。
これらの他に単行本未収録のものが見つけた分だけでも倍くらい残っているのです。
「フラミンゴ」や「Mate」など有名誌での掲載分も単行本化されていません。
この単行本の少なさもマイナーさの所以なのかもしれません。
なお冒頭で扉絵を紹介した二作
「視線」「従順なる日々から」はいずれも単話でダウンロード販売されてますので
ぜひお試しください。
機会があればまた色んな作品や作家先生について
話してみたいとおもいます。