雑記・ボテ豆知識その2
先日のまとめ記事参照ですが、色々あって今回も見せられる進捗が無いので雑記となります。
ということで今回はボテ豆知識第2弾「へその緒」についてのお話しですー。
へその緒は母体と胎児を繋ぐひも状の器官で、一部例外を除く哺乳類全般の胎内で形成されます。
へその緒の内部には1本の静脈と2本の動脈が通っており、その血管は胎児のへそを通って体内に繋がっています。
その血管を通して酸素や栄養素などを胎児に運んだり、逆に老廃物や二酸化炭素を胎盤に送り返したりします。
胎盤は胎児側の肺と肝臓の役目を担っていて、胎児で発生した二酸化炭素などは胎盤を通して母体に送られ、母体側で処理されます。
ちなみにやり取りするのは成分だけで胎児と母体の血液自体は混ざりません。
いつぞやの着床絵追加記事の方にも書いてありますが、受精卵からへその緒と胎盤が形成されます。
つまりへその緒と胎盤は胎児側の器官というわけですね。
胎盤までは胎児側というだけあって、胎盤内に通ってる血液も胎児の物です。
子宮壁に通ってる母体の血管から成分だけをやり取りしています。
[魔胎迷宮における胎盤とへその緒の画像]
※苦手な人閲覧注意
へその緒の組織は弾力性に優れており、捻じれたり潰したりしても内部の血管が塞がらないように保護されています。胎児に優しい設計です。
へその緒は本来は白っぽい見た目をしていますが、本作では赤色が基本になっています。
白いと少し生々しさが強くなるという理由から赤色にしていますが、前述のとおり胎盤までは胎児側の器官です。つまり、魔物を妊娠して形成されたへその緒と胎盤も魔物と言えます。
そういった意味では魔物妊娠による異質なへその緒なのかもしれませんね。
ということで、もっと話せることはあるのですが長くなりそうなので今回はこれくらいで。
へその緒や胎盤はどっちかというとグロテスクな分類になると思いますが、生命の神秘が詰まった部分でその構造を知ると魅力がより深まると思います。
そしてそんなへその緒や胎盤に胸のざわつきを覚える私は、中々に業が深いのでしょうねぇ。一体どこでこんな癖を身に着けてしまったのやら
そんな感じで明日使うには難しいボテ豆知識第2弾でした!
今月も6日毎の更新ですので、またよろしくお願いしますー。