行雲流水/灼熱の砲撃 2020/08/15 12:17

死神の息子進捗5



ストーリーの話なのですが、こういう過去の既に主人公たちでは変えられないことが人間性の根幹にあって、どうしようもないという展開がとても好きです。
やはり主人公がいなくては物語が動かないというのは当然大切なことなのですが、「主人公たちでも変えられないこと」というのが重要ですね。

るろ剣でいうところの瀬田宗次郎の過去のように、どうしたって助けられないことが根幹にあってそれが原因で主人公たちと本心から分かりあえることがない、話が平行線になってしまう、という展開がいいんですよ。
その後、主人公たちと和解するのも結局死ぬまで分かり合えないというのもどちらに転んでも美味しいですね。

まあ、今作ではフランソワ王子がシャルルと分かり合えることはないんですけどね。
フランソワ王子が閉ざしてしまっている以上、シャルルが何をしたところで変わるものではありませんから。

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