やさにき 2024/07/13 19:00

【無人島】「性欲限界突破システム」のご紹介

こんにちは、やさにきです。まだ梅雨も明けていないというのに40度に迫る日もあってなかなかしんどいですね。出先ではもちろん、家の中でも熱中症にくれぐれもお気をつけください。


さて、前回のHDD故障事件が一段落し、いつも通り作業を進めております。その過程でちょっとした新要素を思いついたりしておりましたので、そのご紹介もさせていただきます。ぜひ最後までご覧ください。



システム改良、後半戦へ

前回から引き続いてクラフト要素などのシステム構築に勤しんでまいりましたが、それも少しずつ終わりが見えてまいりました。


前回はクラフト関連のシステム開発がメインでしたが、今回は食事や食材調達に関するものが中心です。



釣り竿とナイフを作る。



浜辺で魚を釣る。



釣った魚をナイフで捌いて食べる。



道具製作、食材調達、調理というサバイバル生活の基盤となるシステムがスムーズに動くようになりました。ここまで長かった……。




食事関連のアイディア出しも少ししました。上のスクショの右側にある【調味料追加】です。本作にはこういうゲームにありがちな料理のレシピが存在しないので、それを補うフレーバー的な意味合いも含んでいます。


各食材にも食べることで効果を発揮する様々な「特性」が存在しますが、調味料はそうした特性とは別に、新たな効果を付与できるアイテムです。例えば上記の例だと、ハーブを加えることで料理を食べたキャラの性欲を抑えることができます。




調理の担当者を選択することも可能です。担当者の料理レベルが高いほど、生命力や体力の回復量に上昇補正がかかります。主人公が調理を担当すれば、怪しい薬をこっそり仕込んでみんなに振る舞うこともできてしまいます。




狩り・釣りシステムの仕様も確定しました。主人公が狩り・釣りを行うときはQTEが発生しますが、ヒロインが担当する際はQTEが発生せず、獲物をゲットできるかどうかはランダムで決まります(レベルによる補正はあり)。


「せっかく4人いるんだから釣り竿4つ作ってみんなで釣り糸垂らしたほうが効率がいいんじゃないか」など、いろんなシステムを考えてみたのですがどれもしっくり来ず、長い間悩みの種になっていたのですが、今週ようやく決着がつきました。


QTEが面倒なときはヒロインに任せ、確実に獲物をゲットしたいときは自分で操作するといった形で使い分けをしていただくことになると思います。



このような感じで基本的なシステムの仕様が固まり、実際に形になってきました。この基盤さえできてしまえば、あとはキャラ同士の会話や各種イベントを組み込んでいくだけになります。


もちろんそれをこなすのにも膨大な時間が必要になるので完成はまだまだ先ですが、ようやくほんの少しだけ終わりが見えてきたように思います。現在取り組んでいる戦闘システムの見直しが終われば、いよいよシナリオの制作に注力できそうです。



性欲限界突破システムについて


ここからはステータス画面制作中にふと思いついたアイディアをご紹介しようと思います。


ステータス画面のUIについて、前回の報告で「これで完成にしたい」と抜かしておりましたが、また性懲りもなく新しく情報を追加していました。ずばり、性欲 です。


はじめはマスクデータとして処理するつもりだったのですが、エロゲにおいて性欲が数字として見えるか否かはやはり重要だと思い直し、強引に組み込みました。


「とりあえず上限を100にして、7割超えたくらいでおねだりイベントが発生するみたいな仕様でいいかなー」などと安易に考えながら組み込んでいたのですが、私の中の厄介ディレクターが待ったをかけます。


「"狂気"がテーマのひとつになってるのにそんな普通の発想でいいのか?」


そう。100なんていう切りのいい数字に収めなければいけない道理はありません。理性も理屈も倫理もお構いなしに膨れ上がっていくのが人間の欲望というものです。私は変なところでリミッターをかけてしまっていた自分を恥じました。


行儀のよい振りは、もうやめだ。




そんな経緯で導入することにしたのが 性欲限界突破システム です。


一応上限値として100という数字が置かれていますが、これは半分飾りです。各ヒロインのモラルを表す風紀レベルが一定以下まで下がると性欲が100を超えてどんどん上昇していき、999まで伸びるようになります。


4ケタまで行くことも考えましたが、さすがにそこまで行くともはや人間ではなくなってしまう気がするので自重しています。


数字を限界突破させたことによって、尋常ではない性欲を溜め込んでいる状態を表現しやすくなっただけでなく、1度や2度のセックスで性欲が解消されない状態を描きやすくなりました。




例えばヒロインの性欲が300まで蓄積しており、セックス1回で性欲を30解消できるとします。1回セックスしてもまだ性欲が270残っており、限界を大きく超えている状態です。これが何を意味するか。




溜め込んだ性欲が限界点を下回るまで欲求不満が収まらず、何度でもチンポを求め、主人公に求められれば喜んでそれを受け入れるということです。


風紀レベルが下がれば倫理観は薄れ、性欲の上昇率もどんどん上がっていきます。プレイヤーである皆様には、最終的に常時欲求不満な3人の女たちを相手にしてもらうことになると思いますので、よろしくお願いいたします。


セックス以外にも、上述の調味料などのアイテムで性欲を解消できるので、もしエッチに疲れてしまったらご利用くださいませ。本作の主人公は『おとなり2』の主人公と違ってセックス時に体力を消費するため、彼女たちの求めを上手くかわさなければならない場面も出てくるかもしれません。


性欲限界突破システムの導入によって、性欲のステータスをただのフラグ管理や見て満足するだけのお飾りとしてだけでなく、本作で追求したいエロ表現の一部として組み込むことができたように思います。とはいえまだまだ煮詰め足りないので、上手くゲームに落とし込めるように引き続きアイディア出しに努めてまいります。


といったところで、今回は以上です。基本的なサバイバルシステムがかなり形になり、アイテムやアビリティなどのアイディア出しもほぼ終わりました。とはいえやることは山積しており、なかなか前進を実感できずにいます。それでも引き続き、着実に進めてまいりますので、応援いただければ幸いです。


最後になりますが、今年もDLsiteのサマーセールに参加しておりますので、まだ拙作をプレイしたことがない方はこの機会にぜひお買い求めください。サマーセールは9/10までですが、『エルフと暮せば』の50%OFFセールは7/17までですので、お気をつけください。


お付き合いいただきありがとうございました。下記の「★」ボタンツイートボタンのクリック、コメント等で反応いただけますと、励みになります。


それでは、次回もよろしくお願い致します。


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