【同人ゲームレビュアー】ミューテーション！
概要
2024年6月26日にミューテーションから発売されている異種姦(主に)×バッドステータス系の戦闘エロを売りとしたダンジョンRPGです。発売前からSNSで注目を集めていた為ご存じの方も多いかと思いますがデフォルメなキャラクターが可愛く、作者の性癖を強く感じるイラストに私も気になっておりました。RPGをこよなく愛する歴戦錬磨の勇者である管理人が忖度なしの評価をさせていただきます！
リンクは本記事の下部にあります。ご確認ください。
ストーリー性
記憶を失った主人公が仲間と関わりながらダンジョンを探索する分かりやすい物語。モンスターが性的に襲ってくるのは何故なのか、なんて野暮なことを考えてはいけません。同人ゲームですから無理やり理解しましょうと言った具合。会話イベントに関しては多くも少なくもなくいい塩梅でストレスは感じませんでした。物語全体としてはやや薄い印象を受けましたが同人ゲームですのでまぁ標準的でしょう。
評価は星3つとさせていただきます。
ゲーム性
レベル上げと素材によるスキル強化やアイテム合成を行いダンジョンを攻略します。ダンジョンは基本的に決まったルートを進むので自由度は低めで作業になりがちです。スキル強化とアイテム合成は多くも少なくもなくいい塩梅で分かり易いです。戦闘エロに関しては、モンスターの一部が通常攻撃とH攻撃の2種類を持っており、HPが0になっても敗北し、3回イっても敗北が確定するので両方に気を配りながら戦うのが大変面白いと思いました。素晴らしいです！ただ不満もありまして、バッドステータス系の特徴上仕方ないのですがテンポが遅くストレスを感じることが多々ありました。特に悪さが際立つシーンが皮肉にも戦闘エロの売りであるモンスターによる拘束攻撃です。拘束にも段階がありLV3まで拘束されると脱出が難しく主人公とプレイヤーは色んな意味でハメられることになります。動けない×遅いで管理人はキーボードを破壊するところでした。特に洗脳攻撃が凶悪でこれをくらったプレイヤーはキーボードとPCモニターを失うことになるでしょう。
評価は星3つとさせていただきます。
エロさ
絵柄がデフォルメなこともありエロいより可愛いが先行し性的興奮が抑えられてしまいました。しかしモンスターの数だけ様々な拘束パターンがありシチュエーションで興奮させてきます。管理人は拘束器具での開脚にぐぐっと来ました。作者の紳士振りには思わず脱パンです。
評価は星3つとさせていただきます。
※管理人は評価の条件を平等にする為、プレイ前に特殊な運動をしております。
オリジナリティ
戦闘エロや拘束は同人ゲームでは定番になりつつあるジャンルの為オリジナルとしては弱いです。しかしそこに様々なバッドステータスを添加しており唯一無二を感じます。下記のツクール臭でも記載しますが基本素材を多用している点についてはよく目にするツクール製のゲームと言ったところです。
評価は星2つとさせていただきます。
ボリューム
管理人のクリアタイムは3時間弱でした。ハメられて数回リセットをかけましたので実際のプレイ時間は3時間半前後になります。RPGとしてはボリュームの少ない部類に入ると考えますが、同人ゲームはこれくらいが丁度いいと思います。
評価は星3つとさせていただきます。
ツクール臭
とてもツクール臭がします。マップ、歩行グラフィック、BGM、SEなどほぼ全て基本素材、フリー素材で構成されていました。主要キャラクター達は概ね専用の歩行グラフィックが用意されていたのが救いです。ある程度同人ゲームをプレイされた事のある方は物足りなさを感じることでしょう。
評価は星1つとさせていただきます。
管理人の感想
少し期待が先行してしまった感はありますが全体としては普通と言ったところでしょう。プレイヤー側としてはやや物足りない感はありますが、制作側としてはこれ以上凝った物を作っても十分なリターンを得られない為、何度も言いますがいい塩梅でしょう。気軽に程よく遊べる同人ゲームでした。次の作品も期待しましょう！