巨乳好きの絵の描き方……私の場合
YouTubeなどを見ていると、絵師の方々は様々な描き方をしていますよね。
アタリの取り方などでは、人によって丸だったり四角だったり、色から塗ってみたりとか……
線画も細い線でザクザクと大量に描き込む方や、太い線でスーッと描いていく方といろいろですよね。
ちなみに私のアタリの描き方は丸です。以前は丸と四角だったのですが、丸に統一しました。線を大量に描くやり方は自分には合わなかったのでやめました。
まあ、アタリの描き方などはどうでもいいのですが、世の絵描きの皆さんはそのあとどうやって描いているのでしょう。
ということで、”巨乳好き”の私の描き方を公開してみたいと思います。
- まず、大雑把な大ラフを描いたあと、その中から中ラフとして一本線で線画を描きます
↑ひどい線画ですよねww
あくまで”中ラフ”なので勘弁してください
途中、線が切れたりしているところは胴体を伸ばしたり縮めたりしたところです。
ここで身体全体のバランスを決めておきます。
私の場合、一本線じゃないとバランスが読み取れないのです。
ザクザクと大量に描き込まれた雑多な線画だと、どれが求めている線なのかの判別が難しいためです。
- 次に、一番大事な胸部(巨乳)の描き込みです(最重要箇所)
これが決まらないと次に進めませんし、この絵に対するモチベーションを保つためにも大切なところですw
このキャラ(咲様)の場合、”重そうな巨乳”にしたかったので、前作を参考にこの形に決めます。
乳首や乳輪もきちんと描き込まれた絵の方が好みなので、大きさを含めてここで決めておきます。
私の場合、胸部は別レイヤーにしています。
- 身体の線画を整えます
身体は身体だけのレイヤーに描いているので、その部分だけ清書します
腰回りと太ももは、前作同様むっちりしている大人の女性を意識しました。(咲様の年齢設定は29歳前後としています)
腰高感がでるように足は長めです。
手首は差分として別レイヤーにする予定なので、ここでは描きません。
- 胸部を表示して身体の線画の微調整です
ここで線画の最終調整をします
数ミリ単位での調整ですが、実はここが一番好きなところなんです。
腰、お尻、太もものラインが好みのラインになるようにじっくり時間をかけて調整しますw
ここが決まると一気に気持ちが高ぶりますww
- 顔の線画を描きます
はじめに描いたアタリの線画から顔の輪郭を決めて、目、眉、鼻、口を描き入れます
ここではまだバランス重視の線画です。
- 髪の線画を描きます
大体の髪の形を決めます
髪型は決まっているので、こんな感じかなぁぐらいにしておきます。
- 衣装の考察
今回の作品で使う衣装を描いていきます
ここではブラ、コルセット、ガーターベルト、ストッキングを描いていますが、思いつく衣装はこの段階ですべて描いておきます。
- わかりやすいように色を重ねてみます
とりあえず、なんでもいいので着色してみます
色があるとイメージが掴みやすいので、毎回衣装を描く際には大雑把な色を塗ってみてます。
- 最終確認
これが身体の線画の最終確認です
右手など、足りなかった部分を別レイヤーに描いて、身体の線画を整え、全体のバランスを確認します。
髪の毛に色を重ねたり目を塗っているのは、髪全体の大きさを見るためです。
線画だけだと髪のボリュームが足りなかったりするので、毎回こうしています。
特に目はアイシャドウなどで大きくなりやすいので、はじめに大きく描いておきます。実際の着色のときはもっと小さくなります。
いかがだったでしょうか。
これが、絵描き歴が浅い私の場合です。
参考にはないらないと思いますが、「こんなふうに描いているのかあ」と思っていただけたらよかったです。
最後に、これって絵の描き方じゃなくて、絵の進め方といった方がいい記事だと気づきましたw
楽しんでいただけたら幸いです。
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