神野 咲依 2023/10/30 01:07

ハロウィン封鎖規制

我々みたいな創作活動を楽しみにしている同人や、
あるいは商業作家みたいに生計を立てている方とか、
そういう人たちは、政治経済に関心を持つ必要はないのだろうか?

いや、大有りだと思いますよ。

国家がおかしくなれば、自由な表現は間違いなく「制限」されますから。
日本だって戦時中は、あの江戸川乱歩は得意の「エログロ」表現ができなかったのです、性描写とか残虐表現ですね。

不思議だと思われる方もおられましょう。
当時の敵国である米国を賛美しているとか、そういうわけでもないのに。

我々同人がやてるような自由奔放で現実ではありえない表現は、
民衆を抑圧して搾取したり戦争で人殺しをさせようとする為政者にとっては、
まことに都合が悪いものなのです。

我々は「タブーを○す」漫画やゲームを作っておりますが、
為政者をはじめとする上級国民は、自分たちに逆らうことをタブーと「ルール付け」していて、日々我々を虐○し搾取することにより「学習性無力感」を植え付けています、学習性無力感とは分かりやすく言うと「何をやっても無駄」と思い込んで一切の抵抗を放棄し奴○と化す現象です。
逃げれる状況でも逃げない、そんな心理状態になるのです。

そういう上級国民達の理想にとっては、
我々の描く犯罪も非常識もなんでもアリの世界というのは「脅威」なのです。
我々は「おきて破りの世界」を描きます、ルール破りの世界です。

現実世界においては、上級国民達が全てのルールを作っています。
上級が庶民を轢き殺しても無罪とか、そういう理不尽なルールですが、
政権交代以後、こういうルールがまかり通っています。
多くの国民が諦め、この理不尽なルールを受け入れてしまっています。

そういう中で「ルールを平気で破る主人公」とか、
「常識変換」「上下関係逆転」などの世界を描く漫画やゲームは、
やがて上級国民達にとっては、目障りになるに違いありません。

なぜなら彼らが一番恐れるのは…
理不尽なルールを平気で破る、そんな国民です。
徴兵を拒否したり、過酷な労働や重税を拒否したり、そういう国民が大多数になりさえすれば、彼らの支配は崩壊するからです。

かつてそんな国民達がいました。
彼らは「フランス革命」や「ロシア革命」を起こしたのです。

我々同人の自由奔放な荒唐無稽で背徳的で非常識な作品が…
そういう「悪のルール」を破る民衆を生み出すなら…
私達の創作活動は、大変意義がある、そう思います。

と同時に、こういう自由な状況がいつまで続くか危惧しております。
渋谷の「ハロウィン」が規制されました。
政府の犬であるマスコミは、路上飲酒がどうだとか、そんな理由をつけて正当化してますが、そんな何十年も前から受け入れられていた状況を、なぜ今になって封鎖までするのか?
少し考えるだけで、これが異様な変化だと分かるでしょう。
人々の自由は、政府によってどんどん規制される方向に向かっています。

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