whisp 2019/11/26 22:52

【まいてつ】Q:「廃業後転職したレイルロオドはいるの?」へのご回答です!(進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!!!!

明日までに原稿ひとつご提出できれば理想的!
ということで、前置き省略で! ご質問とその回答とに入らせていただきたく存じます!!

本日のご質問は『まいてつ』、レイルロオドについてのものです。
ご質問くださいましたのは、すぱひたさんです! まことにありがとうございます!!

では参ります!!


Q:
レイルロオドは帝鉄の大廃線や解体によって、用途や存在価値がなくなってしまいました。
一方で、他の産業界ではどうなのかが、大変気になり出しました。鉄道では存在価値がなくなってしまったものの、
あれだけ精巧なレイルロオドを作り出せる世の中は、職場は違えど活躍する子達もいたのでは?


A:
大廃線前には絶無でした。
大廃線以降は「鉄道周辺」にまで活動範囲をひろげることを許されたレイルロオドもいるにはいますが、
その数は決して多くございません。


→大廃線以前、車両専用のレイルロオドはその車両が廃車・解体となると同時に解体されるのが基本運用となっておりました。
現肥颯みかん鉄道所属のオリヴィに代表されるような冥国製のジェネリック(汎用)レイルロオドは、
例えば専用レイルロオドがメンテナンスで運用を外れるときの穴埋めなどにまわされる等、専用車両を持たぬがゆえの
柔軟性ある役割を与えられることも珍しくありませんでたが、そうであっても、『鉄道職以外』の役割を与えられることは絶無でした。

レイルロオドは、常に鉄路ととみにあるもの。
鉄路を外れたレイルロオドは、廃棄・解体されるもの。――で、あったのです。長い長い時間。一切の例外なしに。

が、大廃線で帝鉄が解体され。
まいてつと呼ばれる個人がレイルロオドを実質所有されるようにまでなってくると、
その厳密な運用にも、例外が生じるようになってきます。

例えば、旧帝鉄38696専用レイルロオド、みくろ。

彼女はいま、主要部品のほとんどを同型機のために供出し、ボロボロの状態のままに静態保存されつづけているみずからの車両、
38696の面倒を見続けるため、その保存先である雄武田の動物園で、飼育係手伝い、として動物園に奉職しています。


例えば、旧南颯鉄道キハ101専用レイルロオド、紅。

彼女は南颯鉄道が廃業に追いやられ、同業他社に買収されてしまったおりには、
自らの車両が改造されてその用にあてられたレストラン「ガタンゴトン亭」の看板ウェイトレスとして、いつかの復線を信じ、懸命に働き続けました。


そのような者たちも、いるにはいます。
外国製のレイルロオドの中たちには、鉄道とまったく関係の無い職への転職を許されたものさえあるそうです。

けれど――それはやはり、例外中の例外たる存在。

マスターであったまいてつの死去にともない、鉄道とまったく無関係の場へと売却されたレイルロオドが、ほどなく原因不明の事故により、実質解体される。
……そうした例の方が、実際には遥かに多いのです。


これは、暗黙の――けれども広くに周知されている事実です。
鉄道営業法の定める「レイルロオド保護」は、その免除規定を持たず。
ゆえに、鉄路の外にあるレイルロオドも、解体なきかぎり、常のその保護下にありつづけ――鉄路の外との接触を、法的には厳重に禁じられ続けます。


双鉄たちが御一夜鉄道を廃線の危機からすくった「今」でも、その状況に一切の変化はありません。
そうして、そこになんらかの理由が存在するのかは――ポーレットにも、赤井宮司でさえも――まったく知る由のないことなのです。


;おしまい


――いかがでしょうか!!!?

この辺のことにつきましては「まいてつ -Last Run-」の劇中で、あるいは語られる「かも」 しれません!!!

どうぞご期待たまわれますと幸いです!!!

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