モッド塗れのスカイリムに転送された聖戦士はレベル1になった。(4)
結構長いダンジョンだった。
しかし、自分の力が弱っていることを認めてからは、かえって楽勝だった。
私が与えられるダメージはものすごく弱いけど、効かないわけではないので、攻撃の回数を増やせばいい。
不幸中の幸いに、スピードや移動技等、ダメージ以外のところは以前の私と変わりはなかった。油断さえしなければいいのだ。
ここにきて、思わぬ痴態を晒したりしたけど、これでも元の世界では聖戦士やってましたから。
ソウルエッジに精神を侵食された恐ろしい強者達と戦って来たのだ。
と言うわけで、ダンジョンの出口の近くで、棺桶から起き上がったボスらしき死屍も、私はほぼ無傷で倒せた。
少々時間はかかったけど。
リバーウッドの町に戻った私は、まず風呂を借りた。
激しい戦闘の後は汗で匂うものだが、今回はさらにモンスターどもの汚物を多いに被ってしまっている。薪で熱したお湯で体の隅々まで丁寧に洗い流す。
特に汚された股間周りはより気を使って。中の方も、恥ずかしいけど、指を入れてみたり、お湯を入れてみたり、考えつく方法は全て試して、洗おうとした。
雑貨屋に盗難品を手渡す。
アルヴォアさんの家で暖かい夕食を一緒にし、まだ幼い娘さんと2人、ベッドの上でぐっすりと眠った。
翌日。私は支度を済ませて朝早く家を出る。
近くにある城砦都市。ホワイトランを目指すのだ。
私の聖剣と服を直すのが当面の目的だけど、ここに転送されたとき遭遇したドラゴンのことを、あそこの領主様に伝えてほしいと、ハドバルさんに頼まれている。
ボロボロの聖剣でドラゴンに挑もうとした私を、安全にこの町まで連れて来てくれたんだから。伝言くらいお安い御用だと思う。
町の出入り口である橋まで、アルヴォアさんが見送ってくれた。
「ホワイトランまではそんなに遠くないんだが、峠を一つ越えなきゃいけない。気をつけてよ。山のダンジョンもクリアしたアンタなら大丈夫だろうけど。」
「ありがとうございます。アルヴォアさん。色々とお世話になりました。皆様に神様の加護がありますように」
ペコリと挨拶して、橋を渡っていく私の背に、アルヴォアさんの声が届く。
「あ、ちょっと待って。実は、最近変な噂を聞いたことがあるんだ。」
私は振り返って、首を傾げる。
「うちの町はまだ大丈夫だけど、近頃、都会では女性を差別する風潮が広まってるらしい。ホワイトランも例外ではないって話だ。おっかない話もちょくちょく聞こえる。俺は田舎もんだから詳しくは知らんが、気をつけてよ。」
「分かりました。ありがとうございます。気をつけます。」
笑顔で会釈を返し、私は町を後にする。
まあ、女より男を重要視し、女に従順を求める思想は珍しいことではないのだが…
と考え込む私の背に、アルヴォアさんの呟きがぼそっととどく。
「あ、あぶねー。マジで手出して鷲掴みするとこだった…あのパンスト尻がチラリ見えるともう我慢ならねえ。うう…やめやめ。嫁に殺されるわ…」
あの…聞こえなかったことにしておきます。
ーーー
アルヴォアさんの心配が当たって、私はホワイトランの巨大な城門の前で行き止まりをくらっている。
2人の警備兵に、ヘルゲンで目撃されたドラゴンのことを幾ら説明しても、ああだこうだ言い訳をつけて通してくれないのだ。
「やっぱり、お前がストームクロークのスパイじゃない証拠はどこにもねーんだな。じゃあ、この門を通すわけには行かんな。」
「私は、リバーウッドの住民達からドラゴンのことを伝えて欲しいと頼まれました。町の方たちは、いつドラゴンに襲われるかを心配しているんですよ!」
「と言われてもな。ヘルゲンではせっかく捕まえたストームクロークの頭をあのドラゴン騒ぎで逃してんだ。外部の人を簡単に通すわけにはいかないんだよ。」
「じゃあ、どうすれば信用してもらえるんでしょうか。」
私は深く考えず、素直に質問しただけだった。
しかし、警備兵2人の受け取り方は少し違った様だ。
「お前の持ち物を全て捜査させてもらう。怪しい物がなければ入城を許可しよう。」
「嫌なら、さっさと帰りやがれ。まあ、でも捜査して何も出なかったら、俺らもお前を止める権利はないしな」
むうっ…怪しい。
でも、応じるしか方法がない様だ。
2人はまず、私の持ち物を押収して調べ始める。
「なんだ、このボロボロの剣は。」
「あ、それは、ここに来たら、職人さんに直していただけると思いまして…」
「まあ、いいや。ボロボロの剣と、ボロボロの盾と、普通の剣と、普通を盾か。金貨一枚もなけりゃ、金になる物もねーな。この石板はなんだ?」
「あそこのダンジョンで手に入れた物です。何なのかはわかりません。」
スパイではないことを捜査しているとは、とても思えない会話。
「お前、ちょっと、この板の目に立てよ。」
警備兵が指差したのは、門の隣へ置かれた、頑丈な板で作られた大きい立て看板みたいな物だった。大人が2〜3人は前に並べるほど、結構大きく作られた物だ。
「ここですか? うわわっ!! ちょっと!」
2人の警備兵は素直に従った私の両手首を、太い皮のベルトで立て看板に固定する。ちょうど肩くらいの高さに両手を拘束された私は、首を後ろに回して2人の警備兵を睨んだ。
「速く外してください! 何するつもりですか!」
ニヤニヤしながら巨漢の男達は私の目を見下ろしてきた。
「所持品は問題なかった、お嬢さん。後は身体検査だ。まあ、これで何にもなけりゃ城に入らせてあげてもいいんだぜ?」
「この膨んだ中がいちばん怪しくねーか?」
「きゃああっ!! 触らないで!」
私は左の胸をギュッと掴まれる。
男の指はすかさずビキニの中に侵入してきて柔らかい肌を無造作に撫でまくった。
「うっ…辞めなさい…もうっ!!」
敢えてビキニを脱がさずに、指を布の内側に隠したまま、私の乳首をコリコリと転がす。屈辱でしかないが、時々飛び出てしまう淫らな声を必死で堪える。
悔しさで歪む私の顔を伺いながら、もう1人の警備兵が右胸のビキニの中へ手を入れてくる。
「へへへ…柔けー。お、ここぴょこっと立ってるのは何だ。どれ、見よう…うむ? ただの乳首か。」
「うむ…この中は何もなさそうだな。てっきりこの膨らみの中に何か隠してると思ったのにな…おい、右はどうだい?」
「何もないみたいだね。ここはオッケーだ。」
「なら、速く手を離してください! あうっ!」
「急かすなよ。捜査は慎重にやるものさ。些細なことでも見逃すわけにはいかねえんだ。」
「こんな、デタラメな…うっ、あ、やめ…はうぅ…」
2人同時に、私の乳首を摘んで前に引っ張る。
強烈な刺激に思わず腰をくねらせた。すると、無意識にお尻を後ろへ突き出すように格好になる。
パーン。
警備兵は私のお尻を豪快に叩いて喜ぶ。
「い、痛い!」
「ほお。そうか。ここも怪しいな。ここなら物を隠せる場所もあるんじゃないか?」
「な、何を言ってるんですか? はううっ!! いや、そこは!!」
胸から離れた手はお尻の真ん中の谷に沿って、私の股間を躊躇なく掴んできた。
ジリジリと股間周りのパンストが破れていく。
防御力が高いのは確かだが、それはあくまでも戦闘時における魔法効果であり、物理的に破ろうとすれば、ただのパンスト同様らしい。
あの宝箱の中にいっぱいスペアが入っていたから、当分の間着替えには困らないし、魔法で修理もできるらしいので、少し破れるくらいで大したことにはならないのだが。
今はそういう問題じゃない。
男の手はビキニのパンツの上からしつこく肉壺の溝をなぞってくる。
もう1人の警備兵は隣で面白がりながら、その様子をただ見ていた。
「ふふふ。この中に何か入ってるんじゃないのか? 怪しいね〜。うむ、やっぱり触った感触だけでは分かりにくいな〜。あ、何か出てきたぞ? おや? 何だ? このぬるっとした液体は? お嬢さん、これは何でしょうかねー?」
「くっ…」
私は何にも答えられない。
男は指を揃えて私の秘部の入り口をきつくなぞり続ける。
指先が時々溝にはまってきて、私は歯を食いしばって声を殺しながらも、腰がビクッと捩れることまでは制止できない。
股間周辺を覆うパンツの布がだいぶ濡れてきたことがわかる。
男の指が私の肉壺をなぞって、少し離れるたびにぐちょぐちょと恥ずかしい音を立てる。
男は親指と人差し指についた愛液を伸ばして白い糸を作っては、わざとらしい仕草で私の目の前に見せつけた。
「お嬢さん。これは何でしょうかね。やっぱり怪しいよな。これはもっと詳しく調べないとならんな。おい、お前はやらんでいいのか?」
隣でただ面白がっていた警備兵が答える。
「俺は、そのヌルヌルがあんま好きじゃない。見てるだけでいいよ。そこの捜査はお前に任せたぜ。」
「あいよ。」
「げ…下衆…」
「おや? 何か言ったか?」
「はうっ!! やめて、あう…あ、あうっ、うっ…」
普段口にすることもない俗語を言い放った私は、それに腹を立たせた警備兵にやり返される。
その時、城門の前に伸びる下り道から、城の住民らしき人々が数人登ってきた。
「あ、あの、門をあけてもらえませんか。通行証はこちらです。」
隣に立っていた警備兵が答える。
「おう。農場の者か。いいよ。ちょっと待ってな。」
彼は大きい城門に設けられた小窓を開けて、中にいる警備兵と合図して、門を開けてもらった。
農場の人たちは城門をくぐりながら、ぼそっと警備兵に質問する。
「あそこに拘束されている女は、何かあったんでしょうか。」
「外部者だから、何か怪しいものは持ってないか捜査中だ。心配するな。」
「そうですね。ご苦労さんです。」
助けを求めるのは無理そうだ。
こんな不条理で卑猥なことが普通に受け入れられてしまっているのか。
これがアルヴォアさんに忠告された、女への差別なんだろうか。どこの国にもある普通の、それが正しいか否かは別として、思想だと思ってきたけど、ここは度が過ぎる。
そう思いながら、通り過ぎる人たちを見ていると、またもや私の肉壺を警備兵の指が蹂躙してきた。
「あふっ…やめて…何もないから…あ、あうっ…」
「お前ら、忙しくなけりゃ、ちょっと見てみ。そろそろだぞ。」
農場の人たちが足を止める。
「何かありますか?」
グチョッ!グチョ!グチョっ!!
男の指が先よりも大分大きく音を立てながら、私の股間を激しく刺激する。ううっ。我慢したいけど、これは私の意思でどうにかなる問題ではない。
私は力んだ太ももや脹脛を淫らに捩らせながら、何とか液の噴出を止めようと試みる。
もちろん、そんな、できるわけもない事は承知だ。でも、羞恥心と悔しさのあまり、何もせずじっとしていることもできない。
「さあ、隠しているものを見せてみな! この淫乱娘!」
「いや、だめ…だめ、やめて…ううっ、あ、ああっ、もう、だめ!!」
ジュル、ジュ…ジュウウ…プシュウウウ、シュウウウワアアアア…
必死の我慢も虚しく、私は小便を後ろに吹き出す。
我慢したのが逆効果だった。最初はジロジロと流れ出したが、ある段階を超えてしまうと、もうどうしようもなかった。
まるで水鉄砲を撃つように、潮吹き姿を他勢の人々の前で晒してしまった。
「豪快な噴出ショーだな。おい、ショーは終わったから、じゃあ、入れ入れ。」
城門を開けさせた警備兵が農場の人たちに手招きして、城の中に誘導する。
顔を赤く紅潮させた人々は黙々と誘導に従う。
私を絶頂に行かせたもう1人の警備兵が汚れた布で指を拭き上げ、ゲラゲラと笑いながら、話してくる。
「出すものは全部出したかな? まだ何かあるんじゃないか?」
一瞬、私は聖戦士としてのプライドも自覚も忘れてしまったようだ。
「ううう…ひく、ひく、ゆ、許してください。何もありません…ひく…」
両手首を拘束されたまま、突き出したお尻をブルブルと震えさせる。
無様極まりない。自分が哀れになり、溢れる涙が止められない。
農場の人たちが城の中に入って、門を閉め直した警備兵がこっちに戻ってくる。
彼は震えている私のお尻をパンパンと軽く叩いた。
「派手に出させたな。俺はこういうのはちょっと苦手でさ。直本番派なんだよ。」
改めて見ると、彼の下半身の鎧はすでに外されていて、焦茶色の太くて長い男根が上を向いて晒されている。
「や、やめて!!!!」
ーーー
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