クリエイターの活動拠点として『Ci-en』がオススメな理由
いつもご支援、並びに応援いただき、ありがとうございます!
.....さて、いつも上ような書き出しで記事を更新するわけですが、実は私、サークル活動やっていく上でお世話になってる方が他にもいます。
今まさにこの記事を書いている場所、『クリエイター支援サイト Ci-en』です。
ご存知の方も多いと思うのですが、当サークルは過去に、同様のサービスを展開する『Enty』『Fantia』も利用しておりました。
しかし現在はEntyとFantiaの更新を停止し、Ci-en一筋で活動を行っています。
何故にCi-enのみに統一したかと言いますと、Ci-en、Enty、Fantiaはそれぞれが独自のシステムとUIを採用しており、一度更新をする度に3つのサイトに画像をアップロードして記事を作成・投稿するのが非常に手間だった為で、実際に利用する中で、最も使いやすく、将来性の高かったCi-enを、サークル活動の場として選んだ形です。
先日、Ci-enの運営さんからクリエイター向けのアンケートが届き、それに回答する中で「改めて考えるとCi-enって本当に素晴らしいサービスだなぁ.....」としみじみ感じたので、そんな素晴らしいサービスを世に少しでも布教する意味も込めて、『Ci-enのここが素晴らしい』といった内容の記事を、クリエイター目線で綴っていこうと思います。
この記事を通じて、一人でもいいので「ふーん、Ci-en良さそうじゃん」と感じるクリエイターさんがいれば嬉しいですが、ユーザーの皆様もこの機会に、クリエイターの目線で色々と知って楽しんで頂ければ幸いです。
目次
■Ci-enとは?
■運営元の違いについて
■Ci-enの利便性(記事作成の説明動画付き)
■Ci-enで利用できるサービス
■Ci-enの欠点
■最後に
Ci-enとは?
クリエイター支援サイトCi-enは、言うなれば『クリエイターとパトロン(支援者)の仲介役』のような存在です。
例えばクリエイターが「継続して安定した活動をするために月額製のファンクラブを作りたい.....」と考えると、サーバーを用意してファンクラブの拠点となるホームページやら作って、銀行口座を用意して、自分で宣伝をしないといけないわけですが、Ci-enでは簡単に自分のページを開設でき、アップロード用のサーバーも自由に使え、金銭のやりとりもシステムが全て代行してくれます。
上記は『Fantia』『Enty』そして『FanBox』の全てに共通する、クリエイター支援サイトの最も基本的なサービスです。
「だったらどこ使っても同じじゃん!」と思われるかもしれませんが、それぞれのサイトには『運営元』と『使い勝手』で大きな違いがあり、支援サイトを利用する上では、この違いを把握することが何気に重要になってきます。
運営元の違いについて
皆様は電子版の同人作品を買う時、どのサイトを利用するでしょうか?
殆どの方は、『DLsite』か『FANZA(旧DMM)』を利用して、電子版の同人誌を購入されると思います。
クリエイター支援サイトCi-enは、DLsiteの姉妹サイトです。
同じように、『Fantia』は『とらのあな』、『Fanbox』は『Pixiv』と強い繋がりがあります。
『Enty』は独立したクリエイター支援サイトですので、他のサービスと違って母体が存在しません。
この違いを知ることで、自分にどのサイトが合っているか、ひとつの基準が見えてきます。
前述したように、Ci-enはDLsiteの姉妹サイトです。
それ故に、DLsiteに作品を登録しているクリエイターがCi-enでページを開設すると、DLsiteの作品販売ページでCi-enのページを宣伝してもらえます。
Pixivで活動していてFanboxを開設すれば、同じようにPixivの方にでかでかと『この人はFanboxでも活動してます!』とバナーが掲載されます。
Fantiaも、とらのあなの商品ページに情報が出るのですが、商品ページをスクロールしていった一番下にあるので、宣伝効果はあまり高くなさそうです。
これらの傾向をまとめると.....
『DLsiteでの電子作品販売を主力とするクリエイターにはCi-enが向いている』
『企業案件等がメインで個人としてはPixivにラクガキを上げる程度のクリエイターにはFanboxが向いている』
『書籍同人誌でのイベント参加(書店委託)がメインのクリエイターにはFantiaが向いている』
と言えます。
ただし、これはあくまでも活動しているプラットフォームとの連携があるかどうかだけに注目した話ですので、運営の安定性やサービスの使い勝手などを含めると、また話は変わってきます。
例えば、大きな運営母体を持たない『Enty』は、サービス開始時期こそ早く、国内におけるクリエイター支援サイトの先駆者的な存在でしたが、サービスの不安定さや運営元の変更(事業の譲渡)といった不安要素が度々生じ、その度に活動していたクリエイターが離れるケースも見られます。
その点、国内最大規模のダウンロード販売事業を行っているDLsiteと姉妹関係にあるCi-enは、運営が安定しており、将来的なサービスの拡充にも大きな期待が持てます。
また、次の項目ではサービスの使い勝手についてお話しするのですが、Ci-enはあらゆる形式のデータに対応した高い汎用性も秘めており、映像や音声のコンテンツを主力とするクリエイターさんにも広くオススメできます。
Ci-enの利便性
私が最終的にCi-en一本に活動を絞った理由は、この利便性についてが最も大きいです。
とにかくCi-enは、必要な機能が無駄のないUIで集約されており、すこぶる使い易いのです。
クリエイターのトップページ(ダッシュボード)を開けば、必要な情報が一目で把握できます。
記事を制作する工程については、映像で見たほうが早いと思いますので、以下の動画を参考にして下さい。
(酷いタグが並んでますが、そういうサークルなので大目に見て下さい.....)
特に台本も用意せずにやってるのでグダグダな映像ですが、使い勝手は伝わる.....かなと思います。
データをアップロードして記事に添付する作業がとにかく簡単で、記事自体もかつて流行った『レンタルブログサービス』くらいの感覚で作成できます。
データをアップロードするのにいちいち別窓のアップローダー開いてファイルの選択をするような手間もありませんし、映像や音声データは↑の説明動画のように、プレーヤー形式で記事に載せることもできます。
この利便性と汎用性こそが、私がCi-enを選んだ最大の理由です。
従来のプラットフォームでは活動が難しかった映像系、音声系のクリエイターも、Ci-enの汎用性を以てすればブログ感覚で実績を公開でき、日々の活動の記録、コンテンツの公開、パトロンの募集まで、何不自由なくこなすことができるのです。
Ci-enで利用できるサービス
Ci-enはクリエイター支援サイトですので、月額プランを開設して、パトロンから活動資金の援助を受けることができます。
その他にもクリエイターの利用できる便利なサービスが幾つもあります。
メッセージ機能
基本中の基本ですが、支援者さんとメッセージ機能で連絡を取れます。
特定のプランの支援者にまとめてメッセージを送信する機能があり、メッセージには各種データを添付することもできます。
アンケート機能
アンケートを作成し、回答を募る機能があります。
アンケートを作成した後、埋め込みコードが発行されるので、それを記事に貼り付けることで記事にアンケートが表示されます。
記事固有のアンケートではなく、埋め込み形式になっているので、複数の記事に同じアンケートを貼り付けることもできます。
また、メッセージにコードを貼り付けることで、メッセージ機能を通じて特定の支援者を対象にアンケートを取ることも可能になっています。
クーポンの配布機能
DLsiteで販売している自身の作品を対象とした、割引クーポンを配布できます。
クーポンは対象作品から割引率、発行期間、使用期限まで、細かく設定することができます。
設定後は、アンケート機能と同じくコードが発行されて記事に貼り付ける形ですが、こちらはメッセージへの貼り付けには対応していないようです。
特典応募管理機能
使ってないのでよくわからないのですが(ゴメンナサイ.....)、グッズなどの特典を郵送する際に、応募者を募ったり、住所を管理するための機能だと思います。
DLsiteアフィリエイト対応
記事にはDLsiteのアフィリエイトリンクを貼り付けて、正常に表示させることができます。
わかる人にはわかる、そんな便利機能です。
Ci-enの欠点
こんなに多機能で使いやすくて運営も安定しているCi-enですが、唯一とも言える弱点があります。
それは、ユーザー側の支払い方法に『クレジットカード』と『DLsiteポイント』しかないことです。
FanboxやFantiaは、銀行振込・コンビニ決済といった支払い方法にも対応しています。
一方でCi-enは、『DLsiteポイントを銀行振込やコンビニ決済で購入して、Ci-enの決済に使う』といった手順で遠回しに銀行振込やコンビニ決済を使えるものの、Ci-enそのものの決済手段としては、銀行振込やコンビニ決済が用意されていません。
遠回りすれば銀行振込なども使えるとは言え、ユーザーの目線で見るとこの点はあまり優しくないと言えます。
長いこと利用していて、欠点らしい欠点として感じたのはそれくらいでしょうか。
最後に
中の人は恩も義理も恨みも一生忘れないタイプの人間なので、日々お世話になっているCi-enをバリバリにダイレクトマーケティングする記事なんか書いたわけですが.....
贔屓目なしであることを差っ引いても、Ci-enの運営が安定していること、UIが非常に洗練されてクリエイターにとってもユーザーにとっても使い易い環境であることは、間違いないと思います。
クリエイターにとって支援サイトは長い付き合いになるものです。
後から別のサービスに移行するとなると何かと手間がかかりますので、サービスの特性や利便性についても把握した上で、住み心地の良さそうな拠点を選ぶことが大事です。