可愛いキャラクターの作り方「台本考察」
今回は「可愛いキャラクターの作成と感情を巻き込む台詞について」
て書きなぐってみようと思います。
できるだけわかりやすく書こうと努力はしますが自分の中でまとまっている概念ではないので、ご了承ください。
私の台本上で可愛いキャラが出来上がるときのパターンは自分の理想になるように書いているときです。
つまり言い換えると自分の願望を書くということが、読んでいる人にとって心を掴めるキャラクターを作れる一番の近道なのではないかと、推測しています。
正確に頭の中を再現すると、キャラクターがいると仮定して、自分に話しかけるのだったらこんな感じが好きというのを文面で出すということです。
このやり方には欠点があります。あくまで自分自身の願望でしかないということです。
果たしてこのやり方で多くの人に可愛いと言ってもらえるキャラクターが作れるでしょうか?
話は少し変わる上に少々個人的な話で恐縮なのですが、私には手紙を書くということがあります。書いていると思いが溢れだし涙が出てきそうになるくらい、私は涙もろいのですが、母が手紙を飛んだ際泣いてくれたのを覚えています。
これが、人の気持ちを動かすということです。
何が言いたいかというと自分の感情が動いているときは相手の感情も動かせるならば、
キャラクターのセリフ作る際は自分の感情がのっていないと相手の感情もうごかせないということになります。
しかし、キャラクターを作る際に魅力的に作る方法はいくつかあります。
代表的なのはいわゆるギャップを作るというものです。
ギャップというのは、その人の知らない一面を見た時にその人のことを深く理解したり
よく見えたりするということです。
要するにそうなるように作ればいいのです。
しかしあまり周りの設定を増やしすぎてはいけません。
設定が増えれば増えるほど語らなければいけない内容が増え、真に伝えたいキャラクター性がぼやけるからです。
この失敗をよくやります。
深堀するのはあくまで人間性であって囲まれている設定ではないのです。
細かいキャラクターの作り方はまた別の機会に触れようと思います。
ここで一つ疑問が出てくるのですが可愛いキャラクターが仮に作れたとして
それが自分の興味のないキャラクターだとしたら感情を揺さぶることのできるセリフを作ることが出来るのでしょうか?
答えはYESです。
実際にやってはないのでまだ確証はないですが可愛いキャラクターを作る過程と感情移入させる過程を分ければいいと思うのです。
何と言っていいかわかりませんが、物語の中に入るという表現が一番近いでしょうか。
キャラクターの視点、話しかけられている相手の視点、全体のバランスを見る視点
全ての比率がかみ合ったときに可愛くて心の掴むことのできるキャラクターを描くことが出来るのではないでしょうか?
どの比率が正しいのかも、まだつかめてませんが少しずつ自分の感覚を掴んで行こうと思います。
一度書いた内容と重複するところもあるような気がしますがご了承ください。
では、よきシナリオライフを。