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2021年 05月の記事 (3)

ヨーグル本舗 2021/05/29 23:27

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ヨーグル本舗 2021/05/14 12:49

電子書籍で連載始めた理由など

基本的に漫画を作っている同人作家はランキングに入って、数千ダウンロード売れれば、どこかしらの出版社から声がかかる。

「うちから電子書籍だしませんか?」と。

私の場合は「母を寝取られても前編」3000DLを超えた時にフューチャーコミックス(もえすたビースト)さんに声をかけられた。

だから、今回もまず同人でだして、それから電子書籍っていう手もあったんですわ。
しかし私が今回それを忌避したのは、電子書籍に特化した商品が作りたかったから。

今まで同人作品作るときは、わりと「型」を意識してたんだけど、なんだかそれに限界を感じてきたから。

たとえば、最近かなり素晴らしいチャラ男に寝取られもの見たんだけど…
ああいう華麗な寝取られ作品見ると、やっぱ「型」の完成度を競うことに関しては
二次元には敵わんなあ…と思ってしまう。

いや、敵わんとは思いたくないけど、最高の二次元作品とすでにある「型」で競うには相当な経験、勘、才能、気力、元気を注入して3D漫画を作らねばならない。
まあ、大変ですよ。大変だから世間に認められている3D漫画は未だにM&Uさんしかいないのです。

M&Uさんのヒメカノ以降も売れた同人静止画作品はあるけど、その全ての作品が「真っ向勝負」を避けている。
真っ向勝負を避けて、あたかも何か「別の価値」があるような幻想を見せることで売れている。実写ロリに関しては、マニアにとっては二次元とはたしかに別の価値あるものなので、漫画なんか作るよりもそっちいったほうが遥かに楽だし客にもウケる。

話をそれたので、元に戻すと、私は同人で二次元の作家と「型」を競うことに限界を感じていた。しかし、私はあくまで「漫画」というフィールドで勝負がしたい。
そのためには、そろそろ「型」からはずれた、それていで魅力的な漫画を作るべきだと思った。商業の作品は、同人作品より「型」から自由のように感じた。だからしばらく商業で「型」からはずれた漫画を作る訓練をしたい、と思っていた。

別の言い方をすれば「型」の完成度を競い合っている同人の世界からしばらく離れたかった。

そんな時に、プレステージさんから連載の話をいただいた。

その時点で特にプレステージさんにこだわっていたわけではないです。
正直に言うと、他の雑誌や出版社の人でも引き受けていたと思う。
なぜかフォローされているコミック クリベロンの人や
以前に母を寝取られてもシリーズやその他の作品を出版していただいたフューチャーコミックス(もえすたビースト)さんや
あるいは全く他の出版社の人でも金額次第で引き受けただろうと思う。

ただ、プレステージ出版はAV女優の写真集をたくさん出版しているところだ。
このバックグラウンドが最も活かせる幸運な作家は自分だったと思う。

つまり、AV女優の写真集を買うような人と実写系3D漫画(成人女性限定)を買うような人はおそらく親和性が高いです。プレステージ出版の人が抱えていた元々の顧客に自分の作品を最もアピールできたのは自分ではないかと思うのです。

(ただ、正直な話、向こうがそこまで深く考えて私に声をかけたと思えない。3D漫画?うーん、ちょっとキワモノだけど執筆陣にいれておくか~もしかしたら軽くヒットするかもしれんし…みたいな感じだったろうね。)

1話目

それでも一話目の売上は大したことなかった。Fanzaで60位くらい。
他もそれほどランキングは上がらなかった。
「ん…商業で3D漫画なんてこんなもんか…」と思った。

2話目

1話目の反響がいまいちだったので、二話は表紙を超頑張った。
そしたら、fanzaブックスで一週間くらい「話題の新刊コーナー」に入れてくれた。
トップページの目立つ場所なので、ここに入れてもらうと売上は上がる。

ランキングも前回よりかなりよく、20位までいった。
他の電子書籍サイトも前回より順位がよかった。

3話目

三話発売がGWだったので、Fanzaで1、2話目を半額セールにして売る。
今回も4日か5日くらい「話題の新刊コーナー」に入れてくれた。
このせいもあって前回よりランキングが上がって11位に上昇。

Amazonでは1、2話目をアンリミに投入。残念ながらキンドルは全年齢版のかなり濃い白消しバージョンしか残っていないのだが
それでも、3話目は結構売れていたし、R18の紙版はまた売れていた。

↓Amazonの全年齢版。がっつり白消しはいってますよ…

fanzaでは電書をまとめて買ってくれる人、Amazonでは紙をごそっとまとめて買ってくる人が結構たくさんいたと思う。

他の電子書籍サイトでも結構頑張っていて、なかでも同人大手と広告系が無双しているコミックシーモアでの順位がよかったのは嬉しかった。

予想だけど、Amazonで全年齢に物足りなさを感じた人は、fanzaやシーモアの方で買ってくれていたのではないかなあという気はします。

4話目

3話目の売上の山が今までになく大きかったので、次話はさらに↑にいくと思う。
次話がピークかもね。

私は4話あたりが最終局面と考えていて、この辺りで売上のピークがくるような構成にした。4話目の完成に向けて少しずつ作業しているけど、売上げアップの点でいうと4話目で頑張れることなんて今更ほとんどない…
1~3話目の内容が全てだ。4話目が飛ぶように売れるかどうかは

私は今回かなりうまくやったと思う。少なくともfanzaブックスで一位をとっても何の不思議もない程度には頑張ったと思うよ。
しかしfanzaブックスで一位は難しい。ある意味同人よりも難しい。

カラミざかりの作者さま、彼女はカラミざかりを累計100万DLほど売っているのだけど
あの人ですら、fanzaブックスでだしている単話で一位をとっているのは見たことない…
(ここ最近の話だが)


こう書くと、どれだけ難しいかわかると思う。

まあ、しかし一位とりたいね。どうせなら。さっきも言ったように、すでに「私個人」ができることはほとんどないけれど。

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