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2018年 04月の記事 (7)

尿意転送殺人事件

前2回がシステムの話だったので、今回は少し物語の方の話をしましょう。


この物語が大きく動き出すキッカケは、
レジスタンスのリーダーであるティアラと、
魔王が唯一恐れているという少女、アリスの出会いでした。
ですが、物語自体はこの時から4年ほど前、既に始まっていたのです。


トラバリー歴1984年の8月。
激しい夕立の降りしきったその日、
城下町の裁判所でとある殺人事件の公判が開かれました。

この裁判で扱われた事件は、
後に『尿意転送殺人事件』と呼ばれるようになりました。


この事件の被害者は、優秀な魔道士を排出する名門として名高い、
ファートス魔法学園に通う一人の女生徒でした。
彼女の遺体は、学園寮のトイレの個室で発見されました。

そして、この女生徒を殺害した犯人として逮捕されたのは、
同じ学園に通う『アリス』という少女だったのです。

被害者が死ぬ直前、アリスは被害者の少女と共に、
校舎の外で会っていました。
そのとき、アリスは尿意転送の魔法を使い、
相手の少女に尿意を植え付けたのです。

突然、強烈な尿意に襲われた彼女はいきなりのことに困惑しました。
そしてアリスは、抵抗できなくなった相手に対し、
手に持ったナイフで襲いかかったのです。

ナイフで切りつけられた被害者は命からがら逃げ出し、
寮のトイレへと逃げ込みました。
一方のアリスは、魔法学園の学園長であるフローラに取り押さえられ、
そのまま逮捕される事となったのです。

以上のことから、アリスは現行犯として逮捕されたのです。


この裁判を担当した検察官は、ヴァルキュリア部隊の隊長、リリアでした。
彼女は尿意転送魔法が、相手の抵抗力を奪いとる危険な魔法であり、
それを扱うアリスは、この国にとって大きな脅威になりうるとし、
『死刑』を求刑しました。


現行犯である以上、もはや言い逃れなどできるはずもなく、
紛れもなくアリスは犯人だったのです。
ですが、このような状況においてもアリスは、
被害者を殺したのは自分ではない、と主張しました。

そんなアリスの言葉を聞き入れる者はおらず、
このまま彼女は死刑となる……誰しもがそう思っていました。
しかしタダ一人、アリスの弁護士だけが無実を訴えたのです。


この事件の裁判を担当した弁護士は、コドーという
この国でもっとも優秀、且つ狡猾な弁護士と呼ばれている人物でした。


アリスの有罪を誰一人として疑わなかったにもかかわらず、
この裁判はコドーという一人の人間によって、
大きくかき乱されることになります。


アリスは本当に無実なのか?
だとしたら、一体この事件の犯人は誰だったのか?


様々な謎が渦を巻き、単純だった筈の事件はいつしかその姿を変えました。
そして、裁判が進むにつれ事件の裏に見え隠れする巨大な権力と陰謀……。

これらの謎が、やがて起こる大いなる戦争……
『Toilet Wars』へと続く序曲に過ぎないことを、
彼らはまだ、知るよしも無かったのです。


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尿意転送

今回はいよいよ、尿意転送についての説明です。
ええもう、これがやりたいが為にRPG作ったようなもんです、はい。


キャラ紹介の部分でも触れましたが、
尿意転送を使うことができるのはアリスだけです。

戦闘中に魔法から、尿意転送を選ぶことで
尿意転送魔法を発動することができます。


余談ですが、各キャラクターは現在装備している魔導書に
記されている魔法のみ使用する事ができます。
例えば、炎の魔導書を装備すれば、
炎関連の魔法がつかえる、みたいな感じです。

そのため、レベルアップによる魔法の習得は一切ありません。
裏を返せば、最初から最上位の魔法までをも扱うことができます。

そのため、キャラクターごとの尿意と相談しつつ、
どのタイミングで上位魔法を主体に使っていくのかなどは、
プレイヤーの判断に委ねられます。


尿意転送魔法が扱えるのは「アリスの魔導書」と呼ばれる魔導書で、
これを装備できるのはアリスのみです。

ちなみに魔導書は戦闘中もターン消費なしで入れ替えることができるので、
戦況に応じて魔導書は使い分けましょう。


話を戻しまして、尿意転送が発動しても、
いきなり尿意が敵に転送されるわけではありません。
まず最初に、5秒のカウントがとられます。

この5秒のカウントの間に決定キー(Zキー)を連打することで、
その連打回数に応じた尿意が敵に転送されます。

1回の押下によって転送される尿意の量は、アリスの現在のHPの量に依ります。
アリスのHPが多ければ多いほど、一度に転送される尿意の量は増えます。
つまり、アリスを守りながら戦わないと尿意転送が不利になるということです。

そして見事、相手の膀胱容量を上回る尿意を転送できれば、
相手はその場でおもらしし、抵抗力を失います。

ちなみに尿意転送は、説明文にもあるように、
味方全員の尿意が一体の敵に転送されます。
この例で言うと、アリスとティアラの尿意が同時に
クロリア一人へ転送されることになります。



以上が、尿意転送の流れになります。
ここからは尿意転送の注意事項について述べましょう。

まず、この魔法はあくまで「尿意転送」です。
そのため、無限に尿意を沸かせる魔法ではありません。

つまり、「今現時点で自分たちが我慢している尿意」以上の尿は転送できません。
どれだけキーを連打しても、アリス達の尿意が0になれば、
それ以上は転送されないのです。

相手を一気におもらしまで追い詰めるためには、
まず自分たちがギリギリまで尿意を我慢しないといけないのです。


当然、ギリギリまで我慢すると言うことは、
下手をすればそのまま、自分がおもらしをしてしまう可能性もあります。

尿意転送しようとした矢先、アリスが敵の攻撃によって戦闘不能になり、
尿意転送できないなんてこともあり得るわけですからね。


それともう一つ気をつけねばならないのは、
中途半端に尿意を転送してしまうことです。

前回の記事で、尿意が一定以上溜まると、
攻撃力と会心率が上がるという話をしました。
これは自分たちだけでなく、敵にも適用される話なのです。

つまり、おもらしさせられず、相手の尿意が75%以上になってしまった場合、
逆に相手の攻撃力がとんでもないことになるわけです。
そしてこちらは尿意が減っているので、逆に攻撃力も会心率も下がります。

ということは、おもらしさせることができれば一気にこっちが有利になりますが、
逆におもらしさせきれなかった場合、こちら側が不利になるのです。


相手がどれぐらいの尿意を我慢できるのか、
というのは見ただけでは分かりません。
なので、こちら側ができることは、
とにかくみんなでギリギリまでおしっこを我慢してから転送する、
これが基本中の基本になるのです。



以上が、尿意転送の注意事項です。
ある種諸刃の剣的な部分がありますが、
これを使いこなすことで、幾分戦闘は有利に進められるでしょう。

また、余談ですがおもらしをさせた相手を倒すと、
通常の3倍の経験値がもらえます。
そのため、尿意転送はレベル上げにも重宝したりします。



これで基本的に尿意転送の話は全部なのですが、最後にもう一つ。
アリスが尿意転送という恐ろしい魔法を使うことは、
敵側も重々に承知していることなのです。

なので、最初こそ相手をおもらしさせることは容易かも知れません。
しかし敵もいつかは、尿意転送に対し何らかの手を打ってきます。


それは、そう……おむつを穿いてくるということです。

おむつを穿いている相手は尿意転送でおもらしをさせても、
ただおむつを濡らすだけで、おもらしをした状態にはなりません。

しかし、如何におむつといえども、
おしっこを無限に吸収することはできません。
さすがに二回もおもらしをすれば、おしっこを吸収しきれず、
おしっこはおむつから溢れることでしょう。

ですが逆に言えば、おむつを穿いている相手は、
二度おもらしをさせる必要があるということになります。



これで、尿意転送に関するあらかたの話はできたかと思います。
次回は何の話をしましょうか……ちょっと考えておきますね。


では、今日はここまで。

尿意を上げて物理で殴れ

このゲームは一応、おしっこを扱うRPGなので尿意という概念があります。
現在の尿意はステータス画面で確認できます。
こんな感じですね。

HPの下に尿意のゲージがありますね。
これが満タンになるとおもらしをしてしまうと。

まあ、それは良いんですが……MP何処行ったよ?


そう、このゲームなんとMPが無いのです。
正確には、MPの代わりに尿意があるっていう感じですかね。

どういうことかというと、このゲームでは魔法を使うと尿意が増えます。
強い魔法であればあるほど、増える尿意の量は増加します。

一般的に魔法を使えば何かが減りますが、このゲームは逆に増えるのです。
つまり魔法を使いすぎるとおしっこが漏れてしまうということですね。


もちろん尿意ですので魔法を使っていなくても、
マップ上での時間経過や戦闘でのターン経過でも、少しずつ増えます。

MPであればアイテムを使ったり宿屋に泊まることで回復していきますが、
こちらは尿意なので、アイテムを使っても宿屋に泊まっても無くなりません。
当たり前ですが、おしっこしないかぎり尿意は無くならないのです。

まあ、裏を返せばおしっこさえできれば、魔法が使い放題とも言えます。


おしっこするには、一番ベストなのはもちろんトイレに行くことです。
ただ世界観の所で触れましたが、この世界のトイレは魔王に奪われたせいで、
人が住める町が減っています。
そのため、残された町に人口が集中する結果となりました。

そうすると何が起こるかというと、圧倒的なトイレ不足です。
なので、町でトイレに寄ろうとしてもこんな光景が日常茶飯事。

なので選択肢としては、駅のトイレを使うとか、
知り合いにトイレを貸してもらうとかになりますが、
場所が限定されているため、どこでも通用する手段ではありません。

町には「トイレ屋」と言って、有料でトイレ……
いや、正確にはトイレのようなものを貸してくれるお店があります。
どんなものかは、実際に行って見てみると良いでしょう。

どうしても我慢できないときは上記のお店にお金を払ってそこを利用するか、
あるいは道ばたでこっそりと用を足してしまうしかないでしょう。

スキル「お花摘み」で、その辺で用を足すことが可能。
ただし、さすがに町中とかでは使えません。
あと、まだ尿意に余裕がある場合も使えません。

ちなみにこのお花摘み、なんと戦闘中も使用可能。
戦闘中に使った場合は、その場でおしっこをするため、
おしっこが終わるまで行動不能、つまり一方的に攻撃されます。
それに耐え切れれば、おしっこが終わると同時に戦闘に戻ってきます。

そんなことより、他のスキルが気になるって?
まあ、それはまた追々説明しますよ……多分。


ちなみにその辺でしてしまうと、
みんな女の子なのでそれなりに羞恥心を感じてしまいます。
そして厄介なのは、羞恥心を感じる……つまり精神的な乱れがある状態では、
魔法が使えなくなると言うことです。

羞恥心は歩いたりなんだりして時間が過ぎれば克服できるでしょうが、
逆に言えば野ションをしてからしばらくは、一切の魔法が使えなくなります。
これはよく覚えておいた方が良いでしょう。


また、おもらしをしてしまった場合も同様に心が乱れるので魔法は使えません。
まあ、おもらしをした時のことは、またの機会に詳しく話しましょう。


とまあ、尿意の厄介な部分だけを書き連ねましたが、
実は尿意が上がることによるメリットも存在するのです。
寧ろ、この尿意を上手く利用しないと案外戦闘で躓くかも知れません……。

そのメリットとは、尿意がある割合を超えると、
急激に攻撃力と会心率(会心の一撃発生率)が上がるということです。
正確には尿意が50%を超えるとグンと上がり、
75%を超えるとさらにグンと上がります。

なので寧ろ尿意を全く感じていない時は、
なんだか弱く感じてくるかもしれません。
テストプレイしてても『魔法使いまくる→尿意50%になったら物理で殴る→尿意我慢できなくなってきたらトイレ行く→魔法t(ry』が主流になってます。
まさに、『尿意を上げて物理で殴れ』って感じです。

なので気がつくと、みんな常におしっこを我慢しながら戦っているという状況になりやすいです。


ただ、増えるのは攻撃力であって防御力は上がりません。
そのため受けるダメージは減らないので回復は必要です。
アイテムでもHPは回復できますが、基本は魔法での回復になります。
しかし、当然これも魔法なので尿意が上がります。

つまり、下手にパーティ全員の尿意を上げてると、いざHP回復しようとしたときに、
回復したいけど回復したらおもらししてしまう、
というジレンマに陥る場合もあります。

何にせよ、尿意は計画的にコントロールする必要があるということですね。


ちなみに、キャラクター達は尿意が50%および75%を超えた時は、
尿意をもよおした旨をつぶやくので、わかりやすくはなっているかと思います。

ただ上述の通り、うっかりおもらししてしまったり、
その辺でしてしまうと魔法が使えなくなるので、
この循環ができなくなります。


じゃあ、トイレ行けない時はどうしたら良いんだよ。
って話ですが、実はおしっこをする以外にも一つだけ尿意を下げる方法があります。

それがアリスだけが使える特別な魔法……『尿意転送』です。
対人にしか使えないという欠点こそありますが、
これがなかなか強烈な武器になるのです。
もちろん、『尿意転送』を使うには、それ相応のリスクもありますが……。


次回はこの尿意転送魔法について、詳しく説明していきましょう。

キャラ紹介2

今回は王国軍側のキャラクターの紹介です。
主人公達がレジスタンスである以上、
彼女たちはいわゆる敵という扱いになりますね。
(一人、ちょっと違うような人も居るけど・・・)


・セーラ

物語の舞台となる、トラバリー王国の王女様です。
お姫様なので、軍の一員とはちょっと違いますが、
一応王家に関わる人物ということで、ここで紹介します。

ちなみに今は魔王によって城内に幽閉されており、
いわゆるとらわれのお姫様ともいえる人物です。
そういう意味では、敵とは少し違いますね。

とても民のことを大切に思っており、
女神のような心優しき王女、果ては聖女とまで言う者まで現れるほど、
国民からも慕われています。

しかしとてもお体が弱いようで、寝込み続けることも多いそうです。
そして医者からは、余命はもってあと数年と宣告されています。

セーラ自身、その事実を知らされ酷くショックを受けていましたが、
周りに悲観した自分を見せないよう必死に務めており、
残された人生を精一杯生きようと努力している姿は、
また多くの人々を魅了しました。


それなのにも関わらず、突如現れた魔王に国を乗っ取られ、
彼女自身は狭い部屋に閉じ込められ……
自由を奪われた悲しみと、国民達を守れなかった不甲斐なさに、
胸が押しつぶされそうな思いをしながら日々を生きておられるのでしょう。

ある意味でこの物語は、彼女を救えるかどうかに掛かっている、
と言っても過言ではないほど重要な人物です。


そんなセーラ様ですが、意外な趣味というかなんというか……。
実は彼女は、大変なおトイレ好きとしても、そこそこ知られています。

寝ているか、入浴しているか、
食事をしている時以外はずっとトイレに居ると言われるほど、
一日のほとんどをトイレで過ごしているようです。

しかも城には彼女専用のトイレまであり、そこはトイレとは思えないほど、
非常にくつろげる空間なのだとか。

逆に言えばそれだけずっとトイレのことばかり考えているということで、
単刀直入に言えば、起きている間はずっと
トイレが不安でしょうがない性格らしいのです。

わずかにでも尿意を感じれば冷や汗を流すほどにおびえ、
そもそも尿意を感じていなくても尿意があるような感覚に苛まされ、
気がつくと、トイレに行かなきゃ、トイレに行かなきゃと焦るそうで。

結果として、トイレからあまり離れられなくなってしまい、
外出することはおろか、民の前に姿を現すこともかなりまれなのです。


一部では、この歳になっても未だおむつが
卒業できていないとも噂されているようです。
まあ、異常なほどトイレを不安がる彼女を見れば、
普段からおむつで過ごしているのも、なんとなく想像はできますが……。


・クロリア

見ての通りの獣っ娘です。
本来獣人は、人間の住んでいる場所では生きられないのですが、
どうも彼女は人間と獣人のハーフのようで、
そのためどちらの環境でも生きられる模様。


獣人は人間と比べて非常に長生きなようですが、
心身ともに成長自体はゆっくりのようで、
そのため王国軍の中で最年長でありつつ、
精神年齢は最も幼いという不思議なことになっています。

このトラバリー王国の姫君であるセーラ様のことをママと呼んで
とても慕っていますが、特に血のつながりはなく、
単純に甘えるためにそう呼んでいるよう。

そんなクロリアは名目上はセーラ様の護衛ということになっています。
が、結局護衛と称してセーラ様に甘えているばっかりなのが実情。

そもそも、セーラ様自身があまり外出しない人なので、
これといって危険な目に遭うことがほとんど無いのですが。


クロリアについては非常に謎が多く、
王国軍に属することになった経緯もヘンです。
なんというか……ある日突然、城の中庭にわいて出てきたので、
仕方なく育てることにした……というぐらいなので……。

まあ、もう少し正確に言うと、どうにもクロリアは元々、
城の中庭に封印されていたらしく、
それがなんかのキッカケで解けてしまったようなのです。

いつ、誰が、何の為に封印したのかは当然のこと、
どうして封印が解けたのかもよく分かりません。
クロリア自身も昔の記憶は無いようなので、知りようがありません。


ちなみにクロリアは、ゲーム中では尿意転送の
チュートリアル的な形で戦うことになるため、
栄えある(?)尿意転送魔法の犠牲者第一号となります。


・リリア

獣の次は巫女です。
もうこの軍、よく分かりません。

リリアは王国軍の中でも女性だけが所属する特殊部隊、
「ヴァルキュリア部隊」の隊長で、
剣の腕はとてつもなく強いようです。

最果ての田舎からポッと出てきた、いわゆる田舎者なので、
最初はバカにされていたようですが、そのあまりにも強すぎる剣技により、
あっという間にヴァルキュリア部隊の重鎮にまで上り詰めてしまった実力派です。

また、この世界における軍は現実世界で言う警察の役割も担います。
そのためリリアは司法という点においても重要な立ち位置にいるのです。

騎士としてその剣で悪と戦う事もあれば、
時には自ら法廷に立ち、罪人を裁くこともあります。


いわゆる軍人なので、雰囲気は堅苦しくしゃべり方も威圧的です。
しかし部下は大切にしているようで、下からはしっかりと慕われている様子。


そんなお堅いリリアですが、意外にも弱点があり……
お化けとか幽霊とか、そういうのがめちゃくちゃ怖いそうで。

そもそも、この世界の巫女は霊と交流する存在であり、
時には自らの身体に霊を降ろす霊媒も行うのですが……
にも関わらず、リリア自身は幽霊が苦手という不思議な欠点を持っているのです。


そういう欠点を持っているワケですから、
当然夜中に一人でトイレなんて行けたもんじゃありません。
かつてはリリアの上官であったティアラに泣きながらしがみついたり、
時には守るべき君主であるセーラ様に手を引かれながら、
トイレに付き添ってもらっていたようです。

ですが、ティアラはもう軍を抜けているし、セーラ様も今は囚われの身で、
自由には動き回れないし……
一体、今は誰がリリアのトイレに付き添っているのでしょうか?

案外、魔王が付き添っていたり……いや、ないか。


・エレン

エレンはトラバリー王城に勤めるメイド長です。
あくまでメイドなので、本来は軍の一員ではないのですが、
ティアラも一目置くぐらいには、戦闘力は高いようです。

メイドになる前は、王国軍の魔法研究所の所長だったらしく、
魔法の扱いにも相当長けている模様。

もちろん、メイドを束ねる長になるほどなので、
メイドとしても優秀なのは言うまでもありません。


と、一見完璧に思える彼女ですが、実はなんとも言えない問題人物で……
まあ一言で言うと、変態なのですよ。

部下のメイド達はもちろん、リリアやティアラにまでセクハラをし、
方々で呆れられています。
そもそも、ティアラに至っては、今は一応王国軍の敵なのですが、
エレンは知ったこっちゃないって感じです。

クロリアのことも甲斐甲斐しくお世話をしており、
クロリア自身はエレンにそこそこなついているのですが、
身体を洗ってあげたり、おむつを替えてあげたり……
見る人によっては、それすらも
自分の欲求を満たしているようにしか見えないとか。

ただ、さすがに君主であるセーラ様にはセクハラはしないなど、
しっかりと立場はわきまえている模様。

まあ、そりゃそうだ。


一方で、大の男嫌いでもあるようで、男は相手にしないどころか、
嫌みを言って遠ざけようとします。
何かよっぽど、男に酷い目に遭わされたのでしょうか……。

他にも、メイドの身分でありながら、国王に次ぐほどの権力を持っており、
大臣達でもエレンには逆らえないという噂もあり、
こう見えて案外、謎多き女性でもあるようです。


以上、キャラクター紹介でした。
他にも大小含め、色々なキャラが出てきますが、
それらはゲームの中で確かめてみてください。


次はそろそろシステム的な部分を公開していきましょうかね。

キャラ紹介1

今回は魔王への反逆を企てるレジスタンス側の
キャラクターを紹介したいと思います。
つまり端的に言って、主人公サイドのキャラ紹介ですね。

今回お見せする画像はラフ画ですが、
彩色後のものは体験版を待ってもらえればと思います。

・アリス

本作のメイン主人公とも呼べる人物です。
とある魔法学校に通っていた魔道士で、
その見た目とは裏腹に天才と言っても
過言では無いほどの魔法の才を持っています。

アリスはとてもトイレが近い体質だったようで、
魔法学校に通っていた頃はそのことが原因でよく苛められていました。

ちなみに、4年前に学校でとある事件を起こしたせいで、
今は刑務所に服役している囚人です。
そのため、彼女は自由に行動することができません。

一体、4年前に何があったのか……それは、またの機会にでもお話ししましょう。


どういうわけか、アリスは魔王から唯一恐れられている存在らしいのですが、
その理由はよく分かっていません。
恐らく、アリス本人も分かっていません。

彼女の性格はというと、これが一言で言い表せないのです。
なぜならアリスは、二重人格という特殊な性格をしていますからね。

一つは、強気な女の子っぽい性格の人格。
こちらを便宜上アリスちゃんとでも呼びましょうか。

もう一つは、弱気な男の子っぽい性格の人格。
こちらはアリスくんとでもしましょう。

アリスちゃんとアリスくんは同一人物の別人格ですが、
それぞれの存在は互いに認知している……というか普通に会話もでき、
しょっちゅうそれぞれの人格が入れ替わって、交互に話したりもします。

まあ、上記の性格から分かるように、
大概アリスくんがアリスちゃんの尻に敷かれてます。


アリスはこのゲームの戦闘において重要な役割を担っています。
というのも彼女はこの世界で唯一、
「尿意転送」と呼ばれる魔法を使えるからです。

尿意転送は読んで字のごとく、
自分がもよおした尿意を任意の相手に転送する魔法です。
つまり、敵に尿意を送りつけることができるわけで、
もっと言うと相手が許容しきれない尿意を転送すれば、
相手をおもらしさせることもできます。

おもらしをした相手は抵抗力を失い、何もできないままに倒されます。
それゆえ、アリスの力は恐ろしいのです。


そんなアリスですが、どうにもお腹が弱いようで、
他の仲間に比べるとやや下しやすい傾向にあります。

なので、もしアリスがお腹を壊してしまったら、
早くトイレに連れて行ってあげてくださいね。


・ティアラ

見ての通りのシスターさんですが、それは一応表の顔ということになっています。
彼女の正体は、なんとレジスタンスのリーダーなのです。
……まあ、とはいえその事実は既に王国軍にも知れているので、
隠しているとは言えないのですが。

仲間の中では一番年上であり、いわゆる大人の女性です。
とはいえ、人間であることにかわりはないので、尿意を我慢できなくなれば、
やっぱりおもらしはしてしまいます。

シスターということですが、戦闘の実力はなかなかの模様で、
レジスタンスのリーダーとしては申し分ありません。

というのも、彼女は数年前まで王国軍の特殊部隊にて隊長を務めていたためです。
何か訳あって辞めてしまったようですが、
その実力は今でも衰えては居ないようです。

つまり、単純にキーワードだけを並べると、
「元軍人のシスター」とでも言えば良いでしょうか……。
なんとも言えない、響きですね……。


元軍人というのもあり、戦闘における行動や対峙する敵への態度には、
冷徹さを見せることもあります。
一方で、普段の彼女は何というか、母性にあふれているというか……
お姉さん……というよりはやっぱりお母さんというような雰囲気を出しています。

特にアリスくんは甘えたがりなので、
ティアラにはお母さんのようによく甘えます。
ティアラ本人も甘えられるのが好きなのか、アリスくんをよく甘えさせます。

ちなみにアリスちゃんは甘えるのが恥ずかしいのか、
ティアラとは距離を置こうとします。
まあ、結局アリスくんが甘えているので、
一緒に甘えてしまうことにはなっているのですが……。


一見すると完璧な女性のように思える彼女ですが、
心の奥底には脆い部分を持っているようで、時折涙を見せてしまうことも。

もっとも、おもらしをしたら誰だって泣きますが。

みんなよりも年上だからなのかどうかは分かりませんが、
どうにも尿意が切迫していない状態でも、おしっこをチビってしまう……
いわゆる尿モレに悩まされているようです。

ちゃんと下着の中に尿パッドを入れておけば安心ですが、
戦闘が長引くとなかなかトイレにも行けず、
下着の中を取り替えるのも楽ではありません。

どこかにあるという、失禁パンツが手に入れば、
尿モレの心配もほとんど解消できるので、ティアラも一安心なのですが、
一体どこで手に入るのやら……。


・ソフィ

至って普通の町娘。
いわゆる民間人です。現代風に言うと、一般ピープルです。

魔王の圧政に我慢ならず、レジスタンスに加入したそうで、一応剣を扱います。
が、剣の扱いにはロクに慣れていない様子。
まあ、元々一般人なので……。

リーダーであるティアラのことを慕っているようで、
彼女を「姐さん」と呼んで親しんでいます。

元気というか明るいというか……仲間内ではよく喋るほうかな。
ただ町娘というだけあって、あまり素養はなく、
言葉使いはあまりよくはありません。
ついでに教養も無いので、あまり頭も良くない模様。

その代わりというか、複雑なことを考えない分、
直情的なので真っ直ぐな性格をしています。
仲間思いであり、困っている人が居たら助けずには居られない。
そんな感じの娘です。

ちなみに、おしっこは立ったままするタイプ。


……単なる町娘だからか、他にコレといって書くことが無いですね……。

そうそう、あと一つだけあった。
ソフィはあまり悩みの無さそうな少女ですが、
そんな彼女でもお通じには非常に悩んでいるようです。

便が硬く、よくトイレで頑張っているけど出ないことの方が多いみたいで、
そういう点ではイライラしがち。

後、お腹に便が溜まりやすいため、同時にガスも溜まりやすく、
つまり結果的におならが出やすい。

普段は気丈な彼女ですが、さすがに彼女も女の子なので、
人前でおならをすると強い羞恥を覚えます。

とはいえ、我慢は良くないので、
せめておならぐらいは好きにさせてあげたいものですね。


ちなみに便秘の原因というのは、往々にしてストレスです。
時間に余裕があるならば、たまにはトイレで自慰をするなどして、
ストレスを解消していくことが、何よりの便秘予防になります。
(コレはソフィに限った話ではありません)

もし、便秘になってしまった場合は、
この世界にも下剤なるものがあるので、これを頼るしかありません。

……念のために注意しますが、
下剤を飲むときは必ずトイレで飲むようにしてください。
トイレじゃないところで飲むと……悲惨です。


・フローラ

かつてアリスが通っていた魔法学校の現学長を務める少女です。
この国ではそれなりの地位を持っており、城が魔王によって陥落した今でも、
王家とのつながりを持っています。

その一方で、数千年前に魔王を倒したとされる勇者の血を引く末裔でもあり、
彼女自身、この血筋にある種のプライドを持っています。

そのため、表向きは魔王に付き従うフリをしながら、
魔王に関する情報を集め、それをティアラ達レジスタンスへ流しています。


ちなみに彼女の父親は、この国の王配……いわゆる、女王の夫です。
とはいえ、これは再婚なのでフローラは女王の娘ではありません。
ですが、一応書類上は王家の関係者ということになります。

もっとも、それが原因で魔王に城を乗っ取られた今でも、
王家と縁を切れない状態にあるわけですが……。

彼女の父親には色々と良くない噂がありました。
そもそも、魔法学校の学長を年端もいかない娘に押しつけて、
自分は女王と再婚して王城暮らししている父親が、
立派なワケはありませんがね。

父親がそんなもんだから、
当然フローラ自身も周りに色々陰口を叩かれたようです。
しかし彼女はそれに屈することも逃げることもせず、
学長という職をこなし、
少しずつですが教員や学生達からの信頼は得られているようです。

ですが、相当な心労があることは否めません。


そういった心労が原因かどうかは定かではありませんが。
フローラは一つ、大きな悩みを抱えています。
それは、この歳になっても未だ、おねしょがちっとも治らないことです。

実はほぼ毎日、フローラは寝る度におねしょをするようで、
夜寝るときは、おむつをしないと不安で仕方が無いくらいだそうです。

わざわざフリフリのスカートを穿いているのも、
おむつをしてもバレないように、という意味合いもあるそうで。

なにせ、おむつなんか穿いて寝ている……
おまけに毎日のようにおねしょなどしている
なんて知られれば、学長としての威厳どころの話ではありません。
おねしょやおむつのことを知られないように、彼女は必死に努力しているのです。

そういうわけなので、宿屋に泊まる度におねしょをし、
宿からクリーニング代を請求されても、
決してフローラを叱らないであげてくださいね。
彼女だって、おねしょしたくてしているワケではないのです……。


さて、今日はここまで。
次回は王国軍サイドのキャラクターを紹介しましょうかね。

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