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2021年 11月の記事 (3)

どんな人が音声サークルに向いてるのかしら

カマキリです。
新作でました。

今作も多数の応援・ご購入いただきありがとうございます。

続編なので初見の方は手に取りにくいかと思いますが、気になったら覗いてみてください。

終末世界と放浪少女2

命の恩人である少女と二人で廃墟となった終焉世界を旅を続けていると
彼女は不意に「緑あふれる大地」を見たいと漏らした。

男は終焉世界にあるかどうかもわからないあやふやなものを追うべきではないと頭では理解していたが、何か胸の中にひっかかりを覚える。

特に目指すものもなかったので彼女の意見に従い世界をめぐる冒険をすることにした。

二人は冒険の果てに「何か」に辿りつくのか?

どんな人が音声サークルの運営に向いてるんだろう

最近思っていることですが、どんな人が音声作品のクリエイターに向いているのか。さらに言えば、どんな人が同人音声で食べていけるのかを考えてます。

もし、これから音声サークルを始めたいと考えている方がいましたら参考までにご覧いただければと思います。

継続的に売る力と作る力

スキル的な面と性格的な面の話はおいておくとして大前提になるのは継続的に収益をあげていくことです。

一作大きく当てればいいというものでもなく、継続的に作品を生み出していく必要があります。

なので、実質的には 漫画家のような締め切りに追われるような生活 のイメージになります。本当は締め切りなどありませんが、作らないと食べていけなくなるのでそれに近いような生活が待ってます。

すごくすごく売れればそんなに頑張らなくても大丈夫ということになるかもしれませんがこれさえ作れば一生安泰なんてことはないですので、売れなくなるまで頑張り続けることができる方が成功すると思います。

なので

一つのことを延々と続けることができる。
一人でも黙々と作業をこなすことができる。

この2つが備わっていることが前提だと思います。

コミュ力とか関係ないです。(基本はメールのみで済みます)

売る力と作る力が別物である

作る力は「0からものを生み出す力」「人に共感させるものを生み出す力」なのに対して

売る力は「客観的に面白さを伝える力」「人に行動を促す力」なのであんまりかみ合ってないです。

全部持った人というのは多分そんなに多くないと思うし、100点を目指そうとすると大変なので平均で70点ぐらいを目指すのがいいと思ってます。

当たり前ですがいいものがそのまま売れるわけではないので、ステータスをクリエイティブに全部振りしても結果が出るとは限らないという話です。

売れそうな作品、人が欲しがりそうな作品を分析して作品の企画をするのが大事です。
自分の作品の魅力をプレゼンする能力も求められます。
作って終わりではなく、結果として数字が求められます。

製作費は思ったよりかかるのでそれを捻出するのもサークル主の仕事です。

制作する上で最も大事なこと

私のようなコミュ障でもできる仕事ではあるのですが、
作品が売れているおかげでなんとか生き残っています。
売れなくなったら終わりですのでできるだけ売れるように頑張ってます。

制作する中で一番大事だと思っていることがあります。

サークル主・責任者が客観視して企画が面白いか、共感が得られるか、その作品を必要としている人が一定数いるかその判断を下し、販売から作品制作まで一貫性をもって監修し、制作することです。

チームランドセルでは企画、台本制作、編集、販売ページ制作 を自分が担当していますが作品の肝になるのは台本と編集(効果音制作も含めて)だと思ってます。

長期的に安定した作品のクオリティを維持していきたいのであれば、
この二つは基本的に変えるべきではありません。

脚本が変われば台詞の言い回し1つで萎えて客は離れ、
編集が変われば間の取り方で作品の味が変わってしまいます。

なので、編集と台本を自分でやるぞ! あるいは絶対に同じ人に頼むぞ!
という気概がある人がやられたほうがいい。
できればその2つは自分で握るべきところだと思います。

特に編集はマジで大事です
素材を料理する料理人なので、作品のクオリティを左右させる人です。
俺はやったことがないから、ITスキルがないとかではなく、覚えたほうがいい。

音声編集を外注すると、効果音はしっかり入れてくれるかもしれませんが
台詞の間までこだわってやってくれるものか謎です。

どんなに素材がよくても編集がダメなら全部ダメなので
作品に責任を持つなら自分でやって欲しい。
それで売れないなら納得できるけど、人に任せて作品がダメにって酷評されたら納得できない。だから自分でやるべきだし、作品の一貫性を持たせるためにやった方がいいです。

編集というスキルは自分に残るわけですし、
効果音も自分で収録するのであれば、どんどん財産として蓄積していくので手元に残ります。積極的に自己完結させたほうが良いと思います。


なので、結論を言うと

「できるだけ自分自身の手で自分の作品を作るぞ!と気概を持った人」

「オレガー!オレガー!な積極的な人」

が音声サークルを運営するのに向いていると思ってます。 

どこまで自分の手作業でやるか

とはいえスキル的にどうしても無理な部分は個々人であると思います。
私の場合、絵は絶望的です。

小学校4年の時に出した作品が西友に展示されて幼稚園児がかいたのかとおもったわwと酷評された経歴があります。

自分が描いたイラストで売れる作品を作ることは不可能に近いと思ってます。

なのでイラストは全部外注しています。

その時間は他の作業に当てられるし、自分が絶対できない分野なので割り切ることができます。

でも出来得ることは自分でやった方いいというスタンスです。

日本語は書けるので台本は担当できますし、
ニコ動が流行ったときに動画制作もやっていたのでそのノリで音声編集も覚えました。

台本も編集もできない人がいないんじゃないかなと思っていますので
新たに音声サークルを始めようと思っている方はまずは自分でやられた方がいいと思います。

書いてみて 「うん、これはダメだ!」 と思ったら諦めればいいのです。
編集してみて「これは出せないな」 と思ったらプロに任せてみればいいんです。

でも基本的には自分の手柄で作品を作った方が、後々やりがいが伴いますし
企画のみの担当してあとはすべて外注するというスタンスはどこかで楽しくなくなるから続かなくなるんじゃないかと思ってます。
あくまで自分の話ですが。

他にもこんな人が向いてるんじゃないかというご意見あればコメント欄にご記入ください。

読んでくださった方ありがとうございました。

新作よろしくお願いします。

終末世界と放浪少女2

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