夏の日の出来事8
「わたしのおぱんつ、イヤじゃなかったら穿いてもいいよ……?」
ほっぺたを赤く染めた彩花ちゃんに誘われた夏希は、そのおぱんつを広げてみる。
彩花ちゃんのおぱんつのクロッチの裏側は、鮮やかなレモン色に染め上げられていて、目に染みるようなツーンとしたアンモニア臭が漂ってきて……。
「あっ、ごめん……いや、だよね、私のおぱんつ穿くだなんて……いつもおトイレ近くて、よくおちりびしちゃうし……びっくりしたよね、おぱんつ汚れてて。いつもあんなに汚しちゃうの、私」
しょんぼりとしてしまう彩花ちゃん。
そんな小柄な身体を思わず抱きしめてしまいたくなる。
だけどここはグッと我慢する。
もしも抱きしめたりなんかしたら、そのまま押し倒してしまいそうだ。
「嫌なんかじゃないよ? むしろ……」
口でどんなにいっても通じないと思う。
だから、スクール水着を脱ぐと、おちびりを重ねてレモン色に染まった彩花ちゃんの白と水色のしましまおパンツを手に取る。
「んっ……」
おぱんつを広げてみると、
……ぷ~~~~ん……
目に染みそうなおしっこの香りが漂ってきた。
そんなおぱんつを、なんの躊躇いもなく脚を通していって、おへそが隠れるまで深くパンツを上げる。
ジワ……ッ
おまたがムズムズしてきて、ちょっとだけおもらしをしてしまった。
彩花ちゃんに釣られてしまったんだと思う。
「はうっ、彩花ちゃんのおぱんつ、おまたに食い込んでくる」
外側までおちびりでレモン色に染まっている彩花ちゃんのおパンツ。
その真ん中に、夏希のおまたの筋が刻まれる。
彩花におまたをキスされているみたいだった。
「こうしてると彩花ちゃんとおまたをくっつけてるみたい。なんだかフワッとしてきちゃうよ」
「あ、ありがと……」
「どうもいたしまして。……そうだ、彩花ちゃんのおぱんつ借りてるんだから、私のも貸してあげる」
「えっ? いいの?」
「うん。だってそうしないと彩花、ノーパンになっちゃうし」
「あううぅ……でも私……夏希ちゃんのおぱんつ、おもらしして汚しちゃうかも……」
「そんなこと気にしないの。むしろ嬉しいくらいなんだから」
「そ、それじゃあ……あ、あうぅ」
言葉に詰まった彩花ちゃんは、ギュッとおまたを前押さえしている。
おまたがムラムラしすぎてるんだと思う。
私もそうだし。
「彩花ちゃんみたいに可愛いおぱんつじゃないけど……」
自分の着替えカゴから出したのは、飾り気のない白のローライズのショーツだ。
おへそのところに小さなピンクのリボンがついてるだけのシンプルなデザイン。
「汚いかもよ……? いっぱい汗かいちゃったし」
「夏希ちゃんのおぱんつなら汚くなんかないもの」
ぱんつを手に取った彩花。
すると、すぐにくしゅくしゅぱんつを鼻に近づけて、そして。
すううぅぅぅぅ~~~~~~~~~~
思いっきり深呼吸したではないか。
薄い胸が大きく膨らむと、とろけるようにほっぺたを赤く染めてみせた。
「えへっ、夏希ちゃんのおぱんつ、いい匂い」
「恥ずかしいことしないでよ」
「照れてる夏希ちゃんも可愛いな。……んっ」
クチュリッ、
彩花ちゃんのお尻がヒクリ、引けると、
かすかにおまたから水音が響く。
「夏希ちゃんのおぱんつならずっと穿いててもいいくらいなんだから」
その言葉は嘘じゃないんだと思う。
彩花ちゃんはスクール水着を脱ぐと、私のローライズをなんの躊躇いもなく穿いてくれた。
「……ンッ、夏希ちゃんのおぱんつ、大人っぽくておへそも隠せないんだ……」
ちょっと戸惑いながらも、筋がくっきりと浮き上がるくらいに穿いたパンツを見つめている。
そんな彩花ちゃんの瞳は今にも溶けそうになっていた。
そんな二人の膨らみはじめたばかりの乳首は、イチゴチョコのようなシコリのようにビンビンに立っていた。
だけど夏希はまだ、その意味をよくは理解してはいなかった。
☆
気がつけば、もうすぐ授業が終わりそうな時間になっていた。
早く着替えないと、二人でこうして裸でいるところを見られたら勘ぐられてしまうかも知れない。
本当はいつまでもこうしていたいところだけど。
夏希はピンクのぴっちりシャツに短めのデニムのスカート、
彩花ちゃんは水色のふわふわワンピース。
それに大きな水たまりも掃除しないといけなかった。
慌てて雑巾とバケツでお掃除する。
だけど、
「あ、あう……」
チリッとおまたとおぱんつの裏側が擦れると、
ジュワ……。
おまたが温かくなってしまった。
そしておぱんつに熱いのが染み込んでいく感触。
「ごめん、彩花ちゃんのおぱんつ、早速ジュワって……」
「わたしもだよ、夏希ちゃん」
「おかしいことじゃ、ないんだよね……?」
「うん。好きな人のことを考えるとおまたがジュワって濡れちゃうの」
「好きな……人?」
私、彩花のことが大好きだっていう証なんだよね……。
そう考えるとクロッチに広がる温もりが、なんだか急に幸せなことのように思えた。
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