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2018年 12月の記事 (47)

レモネードオアシス 2018/12/14 18:14

芽生え19

タイツを下ろすことさえもできずに、すべてを放ってしまったイリア。

だが、水道もない公園では、ショーツを洗うことができない。


本当に負けられない戦いが始まる(`・ω・´)


この小説を最初から読む!



(おトイレに行く?)


目の前にあるトイレに入ろうかと思うが、ここまで漏らしてしまったらどうすることもできないに違いなかった。
あのトイレは汲み取り式だし、水道さえもない。

しかもトイレットペーパーもないから、漏らしてしまったうんちを拭くことさえもできなかった。
一応イリアはポケットティッシュを持ってきてはいるけど、パンパンに膨らんだショーツの中身を拭き取るにしては焼け石に水だろう。


(家に帰ったほうが、いいよね……)


こうなったら誰にも会わずに祈りながら、家に帰るしかなかった。
大丈夫。
昨日だって誰にも会わずに家に帰ることができたのだ。
きっと今日も上手くいってくれる……はずだ。


「どうか誰にも会いませんように……」


よろめきながら立ちあがると、パンパンに膨らんでいるショーツは思っていたよりも重たくなっていた。


ニュルル……ッ。


立ちあがっただけだというのに、柔らかい感触がワレメへと食い込んでくる。
それは今まで経験したことがなかった、未知の感触だった。
……が。


「ううっ、お腹、痛い……っ」


なんとか立ちあがったイリアだけど、早くも腹痛に襲われてしまう。
落ち着いてくれていたと思ったお腹は、立っただけの些細な振動にグルグルと異音を奏で、目覚めてしまったのだ。
その痛みに、満身創痍のイリアが耐えられるはずもなかった。


「ううっ、あううっ! ふっ、ふうう!」


口から獣のように低い呻き声を漏らし、お尻を後ろに突き出してしまう。
その直後だった。


ブボボッ!
ニュルルルルル!!


極小の布切れに覆われた、イリアの小さなお尻から似つかわしくない爆音が響き渡ると、うっすらとお尻の輪郭が大きくなっていく。
だが、これはイリアが漏らしてしまったというわけではなかった。


ここまで大量のものをショーツにぶちまけてしまったのだ。
もう、我慢するだけ無駄じゃないか。
それなら、少しでも早く毒素を放出して、楽になったほうがいいに決まっている。


「ふっ、ふうううう……!」


ニュルルルル!
ブボッ、ブポポ……もわ。


イリアは立ったままだというのに自らの意思でお腹に力を入れて毒素を排出していく。
色白の頬は真っ赤に染まり、口元からは一筋のヨダレを垂らしながら。


(こんなところでしちゃいけないのに……)


そんなことは分かってはいたけど、排泄欲という、人間の生存に根ざした欲望を満たしているのだ。
気持ちよくなってしまうのは当然のことだった。


ビチ、ビチチ……ッ!


ほとんどお湯と変わらぬ毒素を出し切り――、


ビククッ!


イリアは電気を流されたかのように腰を振ってしまった。
小さな身体とはいえ、少しずつ快楽に目覚めようとしているのだが……、そのことにイリアが気づくはずもなかった。


(おもらししちゃったのに……気持ちいいなんて……、絶対おかしいのに……っ)


気持ちよくなってしまった自分を認めようとはせずに、一刻も早く家に帰ろうと、小さな一歩を踏み出す。


ヌチャ、ヌチャ。
ヌチョ、ヌチョ。


「気持ち悪い、よぉ……」


一歩進むたびに、ショーツの中に満ちあふれている柔らかいものがお尻の割れ目に、そして秘筋へと食い込んでくる。
それは小水を漏らしてしまったときの愛撫とは比較にならないほどのネチっこさだった。
だけど今のイリアには、その甘い感触を堪能している余裕さえもない。



芽生え20につづく


ここまで読んでくださりありがとうございました。
そんなわけで続きます。
終わりが近づいてきましたけど、頑張って最後まで更新したいです。





読書メーターを覗いてみると『俺の股間がエクスカリバー!』の感想を頂けているようでなによりです。




ヒロインが色々な体液を噴出するライトノベルです(`・ω・´)!!

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レモネードオアシス 2018/12/14 18:12

芽生え18

トイレを目の前にしてしゃがみ込んでしまったイリア。


スカートだけは死守しようとするが……。


この小説を最初から読む!



「ス、スカートだけは……守らないと……っ」


お尻から垂れてくる小水は、イリアを中心として大きな湖になろうとしていた。
少女としての、最後の理性の一欠片がイリアにも残されていたのだろう。
イリアはスカートを捲り上げて、滲み出してくる聖水からスカートを死守する。
だが、それは自らの未消化物でモコモコに膨らんでいるお尻を晒すと言うことでもあった。


それは少女として……、いや、人として屈辱的なことではあったけど、この状況では背に腹は代えられなかった。
ここでスカートを濡らしてしまえば、イリアの失敗を隠してくれるものは、なにもなくなってしまうのだ。
それはここから帰ることができなくなるということを意味している。
それだけはなんとしても避けなくてはならなかった。


「お腹痛い、お腹痛い、痛いよ……、早く、終わってぇ……ッ」


ゴポッ、ゴポポ……!
ニュルルルルルルル!


噴火口が開かれると、柔らかいものが溢れ出してきてショーツへと放たれる。
だが、それは今までの無様な失敗とはやや様子が違っていた。
イリアは、ついに自らの意思でお腹に力を入れ始めてしまっていたのだ。


「はううう~! 早く、終わって……んんう!」


この我慢が、そもそも無駄ではないのか?
そう思ってしまった瞬間、イリアの心はあっけなく折れてしまった。
それにもしもこんな痴態を誰かに見られてしまったら、それこそ恥ずかしすぎて外に出られなくなってしまうに違いなかった。


「お願い、早く終わって……! ふっ、ふううう!」


ニュルルルルル!
ブリュ! ブリュリュ!


プッッッシャアアアアアア!!


乾いた白砂に、目を疑うほどに広大な湖が広がっていく。
イリアの小さな身体のどこにこんなにも大量の小水を溜め込んでいたのかと疑いたくなるほどだった。
それに大量なのは聖水だけではない。
ショーツをモリモリと膨らませている未消化物の量も、目を覆いたくなるような様相を呈していた。


ブリュリュ!
もりもりもり……ぶぽっ、ブポポ!


もしも黒タイツを穿いていなければ、女児ショーツの足口から大量のチョコレートフォンデュが溢れ出してきていたことだろう。
黒タイツを穿いているから、溢れ出してくるということはなかったが……、それは失敗の重みのすべてを受け止めなくてはならないと言うことでもあった。


「い、いやぁ……っ、ぱんつ、重たい、よおぉぉっ」


こうしてすべての重みを受け止めているからこそ分かる。
いつもはなにも考えずにトイレで出しているものが、こんなにも質量を持っていただなんて。


食べたご飯をミキサーにかけて、グチョグチョにしてショーツに詰め込めばこんな重さになるだろうか?
だが実際にはそこには更に腸の老廃物が混じり合って茶色く染まり、食べた量よりも多い排泄物がショーツの中へとぶちまけられることになる。


「もう、パンパンだよううっ」


女児ショーツはパンパンに膨らみ、足口からは柔らかいフォンデュが溢れ出してきている。
だが黒タイツを穿いているから、地面に落ちず、その過ちはベッタリと内股に張りついてくることになった。
だが、どんなに無様な失敗にも終わりはある。


ぶぽ、ぶぽぽ……もわ……っ。
プシュッ!


ブルルッ!
イリアは大きく身震いをする。
いくつかの空砲が放たれ、聖水の最後の一滴が噴き出し……、イリアの大失敗は終わりを告げた。
この大失敗は、イリアの心に一生ものの傷となって刻まれることだろう。
だが、その失敗こそが少女を大人へと成長させる。
……とはいえ、今のイリアにこの現実を受け止めきれるはずもなく……。

「ぐす……っ。もう、出ない……。全部、出ちゃったよぉ……っ。ううっ、ぐすっ」


このまま、座り込んで泣き続けられたら、どんなに楽だろうか?


だが、そんなことさえも、今のイリアには許されていないのだ。
こんなにも醜悪な香りを漂わせ、羞恥の湖に沈んでいるところを誰かに見られるわけにはいかなかった。




+++++++++++

そんなわけで続きます。
このあとイリアさんはどうなってしまうのでしょうか(´・ω・`)



芽生え19につづく!



※重要※



みなさまの応援のおかげで、続きを書き始めることができていますm(_ _)m


まだ未読の方は、本屋さんにダッシュです(`・ω・´)
売り切れたり、返本されたらよほどのことが無い限り本屋さんに戻ってきません(元書店員)



漏らすときは穿いたまま

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レモネードオアシス 2018/12/14 18:10

芽生え17

公園に辿り着くも、公衆トイレを目前にしてしゃがみ込んでしまったイリア。


黒タイツとクロッチを突き破るほどの勢いで噴き出す小水。


誰もいない公園で、ついに大惨事が始まってしまう(`・ω・´)

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ニュルルルルル!
ブリュリュ! ブボボ!


「んああ!? ま、前のほうにまで、広がってきて、る!?」


イリアは今にもしゃがみ込んでしまいそうになった。
お尻が未消化物でパンパンに膨らむと、今度は脚のあいだを這ってきて、おまたの方にまで広がってきたのだ。


「あっっっ! あっっついのぉ……!! だめっ、前に、広がってこないで……っ」


ブボボボボ!
ニュルルルルルル!!


イリアの願いも虚しく、少女のふっくらとした美丘は、茶色いマグマで蹂躙され、焼き尽くされていく。
その破壊衝動に、少女の貧弱な秘筋が耐えられるはずがなかった。


プシュッ!


マグマに蹂躙された割れ目に、聖水が弾ける感触。
熱いマグマに覆われているというのに、おまたの部分がジンワリと、確かに生温かくなった。


「ああっ、うそ……っ、だめ、だよぉ……っ」


プシュ、
しゅいいいいいいいいい……。


ジンワリと生温かい感触は、おまたを広がっていき、タイツの外側にまで広がってくる。
未消化物に満ちあふれたショーツで濾過された聖水は、茶色く穢れていて濁っている。


「ううっ、あったかいの……、滲み出してきてる……いやっ、止まって欲しいのにぃ……っ」


☆製品版は黒タイツもりもりの挿絵☆


キュン!
どんなにおまたに力を籠めても、生温かいせせらぎは止まってはくれなかった。
こうしているあいだにも、イリアの黒タイツに覆われている内股は、黒よりもなお暗い黒へと染め上げられている。


(このままだと、靴も汚しちゃう……っ。ううっ、こうなったら……こうするしか……っ)


逡巡しているあいだにも、生温かいせせらぎは膝小僧をくすぐっている。
このままだと、ローファーまでもグショグショにしてしまうに違いなかった。
どんなに止めようとしても聖水は止まってはくれない。
少女の縦筋が未消化物に押し広げられているとき、尿道も一緒に広げられてしまうのだ。


「こ、こうするしか……はううっ!」


イリアはついにその場にしゃがみ込んでしまう。
その瞬間――。


プッシャアアアア!!
ニュルニュルニュルニュル!!


しゃがみ込んだイリアの前に、黒タイツと未消化物の層を突き破って、勢いよく聖水が噴き出される。
その飛距離たるや、1メートルほどもあった。
秋の乾いた白砂に、恥辱の暗いラインが引かれ、そして色濃く広がっていく。
しゃがみ込んだ瞬間、膀胱が圧迫されてしまっているから、女の子の太くみじかい尿道で止められるはずもなかった。
それに圧迫されているのは膀胱だけではない。
大腸も圧迫されて、その内圧が一気に高まっていた。


ニュルルルルル!
ぼふっ、ぶぽぽ!


ショーツの中へと汚泥が噴出すると、柔らかくも甘美な感触にショーツがもっさりと重たくなった。
その甘い感触に、イリアの括約筋が耐えられるはずもなかった。
それに腸内の奥のほうにあるチョコレートは、まだ水分を座れきっていないから柔らかい。
そのぶんだけ、易々と直腸をくぐり抜けてきてしまう。


「そこに、おトイレがあるのにぃ……っ」


すぐそこにトイレがあるというのに。
あと数秒のところにあるトイレを前にしているというのに。
イリアは、トイレを目前にして決壊してしまうこととなった。


ニュルルルル! ぼふっ!
ブボボボボ! ぼふふっ!


ぷっしゃあああああああああ!


マグマと空砲。
そこに生温かい聖水の愛撫が重ねられる。
ショーツの内側が自らの失敗で満たされていき、パンパンに膨らんでいく。
それを止める術は、漏らし始めてしまったイリアにはなかった。
ただ、身体の毒素を吐き出そうとする本能に従うしかないのだ。



+++++++


人気の無い公園で、ついに力尽きてしまったイリア。
明日はどっちだ(`・ω・´)

芽生え18につづく



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レモネードオアシス 2018/12/14 18:05

芽生え16

屈辱的に盛り上がった黒タイツに顔をしかめながらも、イリアはトイレを目指す。


だけど、小さな身体にみっちりと詰まったチョコレートシェイクは、腸内で攪拌され続けていて……。

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「あと、もうちょっとぉ……っ」


額に脂汗を浮かべているイリアが公園に辿り着くころには、すっかり顔は青ざめていて、整った顔も苦痛に歪んでいた。
それでもなんとかイリアがなんとか苦痛を我慢できていたのは、少女としての最後のプライドが勝ったからだった。


(誰にも見られてないからって……、こんなに恥ずかしいことできないんだから……っ)


その一心が、イリアの最後の関門だった。
幸いなことに公園には誰もいなかった。
小さい公園の隅にある公衆トイレまで、あともうちょっと。
トイレへと続く地面は、秋風に白く乾き、つまづくということもなさそうだ。
あとは、ゆっくりと慌てずにトイレへと向かえばこの苦痛から解放される。
楽に、なることができるのだ。


「あと、もうちょっと……っ」


その小さな建物へと、あと数十歩――。
だが。


ぎゅるるるるるる!
メリメリ、メキキッ!


トイレの建物を視界に入れて、身体のスイッチが入ってしまったとでもいうのだろうか?
腸が波打ち出すと、お尻を塞いでいるコルクが内圧に飛び出しそうになった。


「うっ、ううううう!」


獣のように低い声を漏らし、少女としてはあまりにも恥ずかしすぎるへっぴり腰になりながらも、イリアはなんとかお尻の穴を閉じる。


もう、すでにショーツの中にはミッチリと硬質便が詰まっているというのに――。
それでもイリアは、あまりにも小さな歩を重ねていく。
……が。

メリリ……メキリ、メキメキ……ッ。


「あっ、ああぁ……。固いの、あいだから……ううっ」


ぷりっと膨らみ始めた少女のお尻では、固いものを抑えきることはできなかった。
プリンのような柔尻のあいだを、コルクのような硬質便が押し出されていく。


「んおっ、おおぉぉぉ……。だめ、だよぉ……。すぐそこにトイレがあるのに、出てきちゃ……んっ、おおお! あああ!」


短い悲鳴。
その悲鳴が終わる前に、


チュポンッ!


イリアのお尻から、コルクが噴き出していた。
そのコルクの奥に詰まっていたものは、どんな濃い酒よりも熱く、熟成された危険物だ。
だがイリアが酒を飲んだことがあるはずもなく、火傷しそうなほどに熱い流動体に、少女の括約筋はあっさりと屈していた。


「あああああ! だめっ、だめぇぇぇぇ!!」


にゅるるるるるる!


熱く取り返しのつかない感触がお尻に広がると、うっすらとお尻が大きくなっていく。
ニュルニュルと出てくる軟便はお尻のあいだに食い込んで、それでも直腸から溢れ出してくる。


「あっ! あっ! あっ! うんち、熱いの、んあっ、あああ!」


突き出されているお尻がもこもこと膨らんでいき、尻の割れ目が汚泥に満たされていく。
割れ目だけでは収まりきらなくなった汚泥は溢れ出してきて、尻房を蹂躙していった。


「うっ、ううううう! 熱い、よぉぉ……っ」


それは、イリアの小さなお尻が、スカートの上からでもうっすらと大きく膨らんでいくのが分かるほどの量だった。
だがその大量の未消化物を、女児ショーツという極小の布で押さえ込めるはずなど、なかった。


+++++++


ついに決壊してしまったイリア。
そこにトイレがあるというのに、無様な大決壊となってしまうのか、
それともトイレに駆け込むことができるのだろうか(´・ω・`)



芽生え17につづく!


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俺の股間がエクスカリバー! (講談社ラノベ文庫)


**こう見えて彼女、

おもらし癖がある……。**





●拍手ボタンで購入報告&応援メッセージをくれた方へ。
ありがとうございます。
みんなから怒られてツラかったですが、ちょっと楽になりました。

もちろん、今までもらった応援メッセージも何度も読み返して心の支えになっています(^o^)

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レモネードオアシス 2018/12/14 18:02

芽生え15

黒タイツをモリモリと盛り上がらせながらもトイレを目指すことになってしまったイリア。
はたしてトイレに辿り着くことができるのか(`・ω・´)!!

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小さな身体のイリアとすれ違えば、きっと誰もが饐えた茶色い腐敗臭に顔をしかめることだろう。
それほどまでにイリアのスカートの裾が踊るたびに、耐えがたい匂いが撒き散らされていた。


短くしてあるスカートは、もはや大きく盛り上がったお尻を隠しきることができずに、少しでも風が吹けば盛り上がったショーツが見えてしまうほどだった。
なんとか黒タイツで分かりにくくはなっているが、イリアの小さなお尻の真ん中の部分は、モッコリと歪に膨らんでいた。


それでもイリアは一生懸命歩いた。
ショーツの中に詰まった固いものが、一歩進むたびにお尻に食い込んでくるような感じがして気持ち悪いけど、ここで立ち止まっているわけにはいかないのだ。

それにいつ再びお腹が痛くなるか分からない。
今度漏らしてしまえば、本格的に決壊してしまうことだろう。
なぜかは分からないけど、イリアには確かに不吉な予感がしていた。
そしてその予感は、後もう少しで公園に辿り着こうかというときに的中してしまうことになる。


ぐるる……。
ごぽぽっ。


「はうぅ!? ま、だ、だめぇ……っ」


急に襲いかかってきた腹痛に、イリアは腰を引いてしまう。
ただでさえ歪に盛り上がっているショーツの輪郭が、極小の腰布に浮き上がった。


「せめて公園まで……、あと、もうちょっとなんだから……っ、ううっ。おトイレ以外でするなんて……」


まだおねしょは治っていないけど、イリアにも羞恥心はある。
人前でうんちやお小水を漏らすなんて……、そんなことは思春期を迎えた少女として、あってはならないことだった。


……が、思春期というのは、心と体の成長があまりにもアンバランスすぎる。
どんなに恥ずかしがっていても、イリアの小さな身体は、ついてきてはくれなかった。



ゴポポポポ……。
ぷす、ぷすす。


「あっ、ああぁ……っ!」


直腸を熱いものが抜けていく感触。
一瞬、漏らしてしまったのかと思って立ち止まってしまう。


「お尻……、出ちゃった……?」


スカートの上からお尻を撫でてみて、その感触を確かめる。
固く盛り上がっているものの、熱いものが溢れ出してきている感触はなかった。
幸いなことに軟便は出てきていないようだ。

気体で済んでいたらしい。
だが、それは崩壊への序章でもある。
ホッとしたのも束の間、


ミチッ!!


「うっ、ううう!? 固いのが……っ」


今にも出ようと押し寄せてくる、コルクのような硬質便。
それがミッチリと直腸に詰まり、お尻の穴を内側からこじ開けようとしてくる。
これが出てしまったとき、すべてが終わり、そしてすべての悲劇が始まる。


「こんな道ばたで……っ、ぱんつ穿いたままなのに、できない、んだからぁ……っ、せめて、せめておトイレまで……っ」


ぎゅるるる~~……。
ごぽ、ぐぽぽ……ッ。


鈍い音を響かせているお腹をさすりながら、イリアは公衆トイレを目指して歩を重ねていく……。



+++++++

もはや大惨事になっているイリアのショーツ。
それでもイリアは少女として、人として最後のプライドを守るためにトイレを目指していく。


芽生え16につづく!


バブみちゃん、読んでくださった方はいますでしょうか。

ちょっと抜けてて足りない女神様が、近い未来に人類を滅ぼしてしまうほど疲れ切っている主人公を、たっぷり癒してあげる!
という甘々な小説です。

ちなみに今回もおむつはヒロイン担当です。
最後まで外れなくなります。




書き出しから気合い入れて書いてきました(`・ω・´)



とってもバブみなあまえ神ちゃん! (美少女文庫)

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